気持ちの動きや場面の様子がよりくわしく書き加えられ、読んでいて情景(じょうけい)がはっきり思い浮かぶ(うかぶ)文章になりました。思い出や気持ちを丁寧(ていねい)に広げて書こうとした努力がよく伝わります。これからも自分の気持ちを大切に表現(ひょうげん)していきましょう。

<<え2017/195み>>

字数/基準(きじゅん)字数:1142字/500字
思考点:56点
知識(ちしき)点:57点
表現(ひょうげん)点:61点
経験(けいけん)点:82点
総合(そうごう)点:62点
均衡(きんこう)点:-1点

 


■思考語彙 12種 15個 (種類率80%) 56点
。きっと,。だから,いると,しまうかも,だろう,と思う,に思う,のかも,もらうと,もらおう,会おう,悲しまざる,

■知識語彙 29種 55個 (種類率53%) 57点
一緒,今日,仕事場,仕方,代表,修了,元気,先生,先輩,名札,大切,学年,学校,感激,感謝,手紙,教室,生徒,神様,終業,背中,自信,自分,言葉,証書,長蛇,関係,離任,順番,

■表現語彙 72種 158個 (種類率46%) 61点
おじぎ,お世話,お守り,これ,さ,そう,たくさん,たち,もの,よう,ん,クラス,サイン,チャンス,メッセージ,一,一緒,万,中,事,五,人,今,今日,仕事場,仕方,代表,修了,元気,先生,先輩,分,列,別,別れ,前,十,名札,大切,学年,学校,年,式,心,思い,思い出,悲しみ,感激,感謝,手紙,教室,時,母,涙,生徒,神様,私,終業,背中,自信,自分,色々,裏,言葉,証書,誰,長蛇,関わり,関係,離任,順番,鬼ごっこ,

■経験語彙 42種 68個 (種類率62%) 82点
くださる,くれる,しまう,しれる,つく,つぶやく,てる,できる,と思う,に思う,もらう,よみがえる,られる,れる,わかる,並ぶ,会う,伝える,出る,別れる,変わる,待つ,得る,思い出せる,悲しむ,感じる,慕う,押す,支える,教える,書く,流す,溢れる,生きる,終わる,背負う,辞める,逃す,通う,違う,関わる,頑張る,

■総合点 62点

■均衡点 -1点
 

お別れの言葉はお守りのよう(清書)
   小5 はるまき(akoruka)  2026年4月4日

  「今まで、本当にありがとうございました。」

広い体育館に、嗚咽が響いた。今日は、私が通っている小学校に十一年間もいて、別の学校に行ってしまう、万年先生の離任式だ。二年生の時に、私は四組だったけど、三組の担任をしてくれていた。万年先生は、全方位の事を上手にこなせて、学校全体の先生や生徒たちから慕われていた、すごい先生だった。だから今日は、悲しみが溢れ出て、涙を流している人がとても多かったように思う。

 離任式が終わって、もう万年先生は別の学校にいるんだよなぁ⋯とさみしく感じていると、教室の前に、学年関係なく長蛇の列ができていた。私が通っている学校では、お世話になった先生に、名札の裏にサインを書いてもらう人が多い。きっとこれも、万年先生にサインを書いてもらう列なのだろう。このチャンスを逃したら、万年先生の事を思い出せなくなってしまうかもしれない。そして、私も万年先生にサインを書いてもらおうと列に並び、十五分ほど待って順番が来た。

「元気にしてる〜!?」

万年先生は、全然変わっていなかった。新しい学校でも、元気に生徒たちと関わっているのだろう。名札の裏にサインを書いてもらうと、色々な思い出がよみがえってきた。クラスが違う人とも、一緒に鬼ごっこをしてくれた思い出。終業式で修了証書をもらう代表になった時に、おじぎの仕方などを教えてくれた思い出。万年先生は、万年生きられそうな、神様のような先生だった。

「これからも頑張ってくださいね!」

ぐずぐず悲しまずに、そんな万年先生に、心から感謝を伝えたい。

「ありがとうございます!」

万年先生の言葉と名札の裏のサインは、今もお守りのように、私の背中を押してくれている。

 母にも、そんな思い出があるそうだ。

「仕事場の先輩が辞める時、一人一人に手紙を書いてくれたんだ。その先輩とはあまり関わりが無かったんだけど、すごく細かく自分の良さとかを書いてくれてて、見てくれていたんだなぁと感激したし、自信がついたよ。」

誰かと別れる時にもらった手紙などは、私の名札と同じように、自分を支えてくれる。別れる時しか得られない、大切なメッセージのようなものが、あるのかもしれないと思った。

 誰かと別れるのは、すごく悲しい。だけど、その時にもらった言葉などが、ずっと背中を押してくれるという事がわかった。これから、たくさんの人とお別れをして、悲しい思いをするだろう。だけど、ぐずぐず悲しみを背負っていないで、その人に、「今までありがとう、また会おうね!」と感謝を伝えたいと思う。私は、名札の裏のサインを見て、万年先生に心の中で、「ありがとうございました。」とつぶやいた。