すみひなちゃん、こんにちは。5月のテーマもいろいろ試みながら書いていきましょうね。
時間に追われるの図は自作かな? 灰色のおじさんたち怖いですね。
<<え61み>>
すみひなさんの作文は、時間という身近なテーマを深く掘り下げて考え、自分の意見や体験を交えながら論じている点がとても素晴らしいです。
まず、時間の歴史的な変化についての説明がわかりやすく、読者に興味を持たせる導入になっています。
また、具体的な体験として海で石を拾う話や、勉強法の工夫を挙げていることで、時間の使い方に対する自分の考えが説得力をもって伝わってきます。
「充実した時間を過ごすこと」や「時間にゆとりを持つ環境を整えること」という方法が明確に示されているため、問題提起だけでなく解決策も具体的に書けている点が優れています。
さらに、「モモ」の例を用いて時間の価値や使い方について深く考察しているところも印象的です。
最後に、フランク・ミュラーの名言を引用し、自分の生き方に結びつけていることで、作文全体に統一感と説得力が生まれています。
すみひなさんの考えがしっかりと伝わる、読み応えのある作文でした。
【項目評価】
体験実例がよく書けています。
方法がよく書けています。
昔話の実例がよく書けています。
名言がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1309字/600字
思考点:64点
知識点:80点
表現点:87点
経験点:86点
総合点:80点
均衡点:1点
■思考語彙 15種 19個 (種類率79%) 64点
n確か,n第,。しかし,すると,せるため,その第,たため,たまらざる,だから,だろう,なると,は思う,みると,遅れれば,過ごさざる,
■知識語彙 62種 102個 (種類率61%) 80点
予定,人間,休憩,会社,余裕,信用,倹約,充実,全体,内容,分間,勉強,勝手,友達,名言,大切,大統領,学校,役職,必要,手首,授業,放題,方法,日常,時代,時計,時間,普及,最近,概念,様子,毎年,法律,泥棒,満足,準備,灰色,熱中,犯人,現状,環境,生活,着席,社長,祖父母,約束,経営,結果,自分,自由,解放,言葉,証拠,警察,貯蓄,透明,重要,銀行,集中,風潮,駅前,
■表現語彙 131種 218個 (種類率60%) 87点
n確か,くり,こと,この世,この間,これ,せるため,その後,その間,それ,たため,たち,だれ,どおり,め,もの,ゆとり,よう,わけ,インプット,コン,スケジュール,ストレス,タイト,タイマー,フランク,ボロボロ,ミヒャエル,ミュラー,モモ,ルーズ,一,中,予定,二,人,人々,人間,今,休憩,会社,何,余裕,作,信用,倹約,充実,全体,内容,分,分間,前,勉強,勝手,友達,取り組み,名言,命,夏,大まか,大切,大統領,好き,学校,師,度,役職,後,心,必要,感,手首,授業,放題,方,方法,日常,昔,時,時代,時計,時間,普及,最近,概念,様子,毎年,法,法律,泥棒,海,満足,準備,灰色,熱中,犯人,現状,環境,生き方,生活,男,着席,石,社長,祖父母,私,笑,約束,経営,結果,縞,胸,自分,自由,解放,言葉,証拠,話,警察,貯蓄,逆,透明,遊び,道,重要,銀行,間違い,集中,頭,風潮,駅前,
■経験語彙 45種 61個 (種類率74%) 86点
あげる,かう,かける,させる,せる,たまる,できる,とる,なくなる,のぞく,は思う,もたらす,やる,られる,れる,作る,入る,受ける,吸い取る,吹き込む,帰る,役立つ,忘れる,思い返す,拾う,持つ,振り回す,整える,気づく,消え去る,生きる,生み出す,盗む,立てる,終わる,縛る,置き換える,荒ぶ,行う,追いかける,送る,遅れる,過ごす,間違う,預ける,
■総合点 80点
■均衡点 1点
灰色の時間
中3 すみひな(sumihina)
2026年4月4日
私たちは時間に縛られながら生きている。どうやら、人々が時間に追われるようになったのは時計が発明されてかららしい。太古の昔、人々にとって時間とは、あくまで自分の上を流れるものでありそれによって自らの行動を厳しく律しようとは思わなかった。それほど昔でなくとも祖父母の時代ではいつ何をするという概念はなく、大まかなくくりで日常生活を過ごしていた。だが、時計が普及し、だれもが手首をのぞき見るようになると、時を忘れて時間を過ごすことがなくなった。駅前を行きかう人の様子はまるで常に警察に追いかけられている犯人のようだ。私はこの人たちのようにならないよう、今を大切にして自由な時間を生きていきたい。
その第一の方法は、充実した時間を過ごすことだ。私は夏、毎年海に行き、めのうという透明な縞が入っている石を拾うのだが、その時のことを思い返してみると時間という概念が頭から消え去っていることに気づく。好きなことに熱中すると、時間を忘れることができるのだ。充実している時間を過ごすことは心に余裕をもたらす。海から帰った後は、いつも解放感でいっぱいになっていることがその証拠だろう。ストレスもたまらず、満足度をあげることもできる。生活の中の話に置き換えてみると、私はついこの間まで30分タイマーをかけ、その間は集中して勉強し、終わったら5分間の休憩をとるという勉強法をしていた。しかし道コンを受けた結果がボロボロだったため、30分やることではなく、勉強した内容をインプットすることが最も役立つことなのだと気づいた。
第二の方法は、時間にゆとりを持って生活する環境を整えていくことだ。私の学校では「2分前着席」が学校全体の取り組みとして行われている。もともとこれは授業の準備をし、ゆとりを持たせるための2分なのだが逆にそれに振り回されているのが現状だ。同じくミヒャエル・エンデ作の「モモ」では灰色の男たちが人々に「時間=命」だと吹き込み、灰色の男たちが経営する「時間貯蓄銀行」に時間を預けさせる。しかし、本当は、灰色の男たちは、人間が倹約した時間を吸い取って生きている「時間泥棒」であり、時間を盗まれた人々は心に余裕がなくなり生活が荒んでいく。私たちはルーズな時間を過ごさぬよう、時間を倹約しているようだが、その時間で自分のしたいことをやりたい放題にできるわけではない。
確かに、時間どおりに規則正しい生活を送ることも大切だ。友達と遊びに行く約束をして遅れれば信用がなくなり、その後の予定も立てにくくなる。大統領などの重要な役職についていたり、会社の社長をしていたりする人もタイトなスケジュールが必要だ。しかし、時間は法律ではない。最近は時間の方が人間より偉い、というような風潮があるが、それは間違っている。「そもそもこの世に時間などない。それは人間が勝手に作ったものだ」というフランク・ミュラー(時計師)の名言がある。時間を生み出している時計師が言っているのだから間違いないだろう(笑)。私は、この言葉を胸にして、昔の人々のように時間に縛られない生き方をしたい。