本当のものの価値
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年月日
ぼくは「物の価値をお金だけで決めるべきではない」と思う。長文で読んだ話では、木を高く売るために細かく切って商品にする方法があるが、それでは木が本来持っている良さが失われてしまうという内容だった。木の文化を守るためには、単に高く売ることだけを考えるのではなく、その木の価値そのものを大切にすることが必要だと感じた。
その理由の第一は、お金に換算しないことで、本当の価値に気づけるからである。ぼくはドイツに住んでいるが、あまり外に出ることがなく、家の中で過ごす時間が長い。そんなぼくの部屋には、日本から持ってきた古いぬいぐるみがある。正直に言えば、見た目は少しボロボロで、新しいものの方がきれいだ。でも、そのぬいぐるみを見ると、まるで昔の自分に会ったような気持ちになる。値段にすればほとんど価値はないかもしれないが、ぼくにとってはとても大切なものだ。このように、お金でははかれない価値は確かに存在していると思う。
第二の理由は、お金で考えると大切なものを見失ってしまうことがあるからだ。たとえば、自然の景色に値段をつける人はいない。ドイツでも森や公園はきれいに整えられているが、それは売るためではなく、人が安心して過ごせるように守られているからだと思う。もし「高く売れるから」という理由だけで自然がどんどん壊されていったら、ぼくたちはきっと困るはずだ。。そんな世界は嫌だ。だからこそ、お金以外の価値を考えることが大切だと思う。
確かに、物の価値をお金で考えると分かりやすく、便利である。しかし、「自分の心の中にないものは、本当の意味で自分のものではない」という言葉があるように、お金では測れない価値も大事にするべきだと思う。これからは、何かを選ぶときに値段だけで判断するのではなく、自分にとって本当に意味があるかを考えていきたい。そして、木の文化のように、見えにくい価値も大切にできる人になりたいと思う。