ちぴさん、楽しい体験を生き生きと書けていて、とてもよかったです。
笑いが止まらなくなった場面の様子が、まるでその場にいるかのように伝わってきました。
「まるでシャチホコのような体勢(たいせい)で」というたとえがうまく使われていて、笑いの激し(はげし)さがよくわかります。
また、お母さんの話を取り入れているので、ちぴさん自身の体験だけでなく、家族の話も加わって文章が立体的になっています。
笑うことの良さや健康にいいということも調べて書いていて、考えが深まっているのが伝わりました。
最後に「短い人生の中で、たくさん笑って幸せな思い出を作りたい」という気持ちがしっかりと書けていて、読んでいて温かい気持ちになりました。
書き出しの笑い声の場面と、最後の笑顔の結びもつながっていて、文章のまとまりがよくできています。
これからも、感じたことや調べたことを上手に組み合わせて、楽しい作文を書いてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの使い方:よくできています
・前の話聞いた話の活用:よく書けています
・わかったことの表現(ひょうげん):よく書けています
・書き出しと結びのつながり:よく書けています
 

森リン評価 人生笑い尽くせ! na 05月1週 ちぴ
字数/基準字数:
1126字/500字
思考点:51点
知識点:56点
表現点:63点
経験点:76点
総合点:62点
均衡点:1点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:55点
知識点:60点
表現点:67点
経験点:80点
総合点:66点
均衡点:1点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙10種10個100%51点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙27種36個75%56点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙78種126個62%63点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙38種60個63%76点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1126字
 51点
 56点
 63点
 76点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 10種 10個 (種類率100%) 51点
。だから,すると,たので,だろう,と思う,と考える,よると,出るらしい,強く思う,聞くと,

■知識語彙 27種 36個 (種類率75%) 56点
一石二鳥,一言,人生,今日,体勢,健康,元気,先生,効果,南無阿弥陀仏,友達,味噌汁,大丈夫,委員,恐怖,感心,放送,昨日,普通,本気,正解,爆笑,白菜,空気,笑顔,返事,面白,

■表現語彙 78種 126個 (種類率62%) 63点
あと,うえ,うち,おなか,お母さん,がら,きょう,くぎ,こちら,こと,しん,すべて,そう,それ,たくさん,だめ,なん,はじめ,ひとり,べつ,みそ,みそ汁,みんな,もと,もの,よう,わたし,ん,クイズ,クラス,ダジャレ,ホント,一石二鳥,一言,中,人生,今日,体勢,健康,元気,先生,具,効果,南無阿弥陀仏,友だち,友達,口,味噌汁,坊さん,声,大丈夫,大笑い,委員,嫌,幸せ,弟,思い出,恐怖,感心,放送,昨日,普通,本気,正解,母,気持ち,汁,爆笑,白菜,空気,笑顔,米,話,返事,逆,静か,面白,首,

■経験語彙 38種 60個 (種類率63%) 76点
うなずく,かみしめる,く,くれる,こう,こらえる,さる,しまう,すする,ちる,つくる,つっかえる,てる,と思う,と考える,なくなる,なれる,ひねる,ふる,よる,れる,作る,出る,分かる,刺す,始める,帰る,張り詰める,強く思う,抱える,笑う,答える,続ける,聞く,話す,読む,運ぶ,食べる,

■総合点 62点

■均衡点 1点
 

人生笑い尽くせ!
   小5 ちぴ(asatihi)  2026年5月1日

 「ぷっ。あはっ、あははっ、ふふふふふっ、あはははははっ。」

わたしはいきなり笑い出した。クラス中がしんと静まり返って、わたしを見た。けれど、わたしの笑いは止められずに、どんどんどんどん続いていく。

 四年生の秋だった。わたしは給食を食べながら、放送のクイズを聞いていた。

「今日はこわ~いみそ汁が出るらしい。さて、このみそ汁の具は?」

放送委員の声に、クラスみんなが首をひねった。わたしも、今日出たおいしい、白菜の味噌汁をすすりながら、なんだろうと考える。

「正解は、おふの味噌汁でした。恐怖のみそ汁、きょう、ふのみそ汁。おふのみそ汁、なんて。」

べつに面白くないし、寒いと思ったのか、クラス中がしん、と静かになった。けれど、わたしにはかえって、そのしんとした空気と、クイズのダジャレが面白くて、はじめのうちはこらえていたものの、やがて爆笑し始めた。

「あはっ、あはははっ、くくくっ、きょう、ふのみそ汁。うふふふっ、面白っ。」

ひとりだけ、まるでシャチホコのような体勢で、おなかを抱えて笑う。先生も、友達も、みんなこちらを見た。けれど、わたしはそれにもまた笑い、逆効果になってしまった。

「こら、きたない。」

先生の一言で、みんなやっと普通に食べ始めた。わたしは、「はいは~い」と軽く返事をして、お米を口に運んだ。そのあと、友だちに、

「ねえ、ちぴ。ホントに大丈夫?」

と本気で聞かれたが、笑って、嫌な気持ちがすっとなくなったので、わたしはにこっとうなずいた。

「うんっ。元気だよ。大丈夫っ。」

 母に聞くと、母は昨日話してくれたおきょうの話を、笑いながら続けた。

「わたしは、おきょうの話かなあ。お母さんに『笑っちゃだめよ』ってくぎを刺されててさ。でも、面白おかしくって。だって、南無阿弥陀仏とか、おかしいでしょ。で、弟も笑いそうでさっ。お坊さんが帰ったら、もう大爆笑ものだったよ。」

母によると、『笑っちゃだめよ』が、逆に笑いそうになるんだそうだ。また、ぴんと張り詰めた空気と、そこで読まれたおかしいおきょうすべてが爆笑のもとだったと、母はくすくす笑いながら答えた。

 また、笑うことは健康にもいいそうだ。たのしくて、幸せなうえに健康にもいいなんて、まさに一石二鳥だな、と感心した。

 大笑いすると、つっかえていた嫌な気持ちがすうっと軽くなり、明るい気持ちになれることが分かった。だから、短い人生の中で、たくさん笑って、幸せな思い出をたくさん作りたいと強く思った。

 わたしは精いっぱいの笑顔をつくって、幸せな気持ちをかみしめた。