<<え8001み>>書き出しの工夫:「どれにしよう~!」 わかさんのマイブームの一つは歯医者さんでもらう消しゴムを集めること。
<<え8002み>>体験実例:すべてを飾る(かざる)ことはできないから交代制にしているんですね。見ているだけで癒さ(いやさ)れる。一方お母さんは「一つ5000円だと思うと泣けてくるよ」と嘆く(なげく)。なるほどー、治療(ちりょう)費あってこその収集(しゅうしゅう)でしたね。でも、何ももらえないよりもずっと得! 『それだけで気分が良くなるなんて、(わたし)って意外とケチかも。(笑)』 損して得取れかもしれませんよ(^^)
 お父さんは貯金箱を集めることに凝っ(こっ)ていたとのこと。お母さんはチーズについてくる花のシールを集めていた。
<<え8003み>>たとえ:お母さんにとっては『宝物(ほうもつ)みたい』な感じだった。特別に輝い(かがやい)て見えていたのでしょう。
 もしもそれを集めて極めたら『マツコの知らない世界』などに特集される。大体の場合、そこまでいかないんですね。
<<え8004み>>一般(いっぱん)化の主題:『何かに熱中して取り組むことは、人間にとって楽しい時間と思い出を得るということである』。大いに楽しみ、その思い出も大切にしていきましょう。

       <<え2016/140pみ>>


わかばさんの作文は、身近な「消しゴム集め」というテーマを通して、自分の気持ちや家族の話を上手に織り交ぜて書かれています。
まず、消しゴム集めの楽しさや、使わずに飾っ(かざっ)ている理由がわかりやすく伝わってきます。
また、お母さんの視点(してん)や、両親の昔の話を聞いて書いているところがとてもよくできていて、文章に深みが出ています。
特に、お母さんが消しゴムの値段(ねだん)を考えてため息をつく場面や、両親の集めていたものの話は、わかばさんの体験だけでなく、家族の話も入っているので、文章が立体的になっています。
「無料の消しゴムをもらった方が得した感がでて、嬉しくなる」という気持ちが素直に表現されていて、読んでいて共感できます。
最後に、「何かに熱中して取り組むことは、人間にとって楽しい時間と思い出を得る」というまとめも、一般(いっぱん)的な考えとしてしっかり書けています。
全体を通して、わかばさんの思いが伝わる、楽しく読める作文になっています。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1156字/600字
思考点:87点
知識点:61点
表現点:74点
経験点:94点
総合点:75点
均衡(きんこう)点:-3点

 


■思考語彙 24種 33個 (種類率73%) 87点
。しかし,。だから,。なぜ,あると,いるため,しよう,そのため,たから,たため,たらしい,だから,だろう,と思う,と考える,なければ,のため,みると,もらえるから,ケチかも,人間にとって,母にとって,私にとって,見ると,違うらしい,

■知識語彙 34種 45個 (種類率76%) 61点
世界,両親,交代,人間,以上,使用,出演,動物,友達,宝物,小学生,年生,整理,時間,普通,歯医者,毎度,気分,無料,熱中,特集,画家,番組,相応,瞬間,矯正,結局,自分,興奮,苦労,貯金,道具,選択,部屋,

■表現語彙 102種 173個 (種類率59%) 74点
いるため,えん,お金,こと,さ,すべて,そう,そのため,それ,それぞれ,たため,ため息,どちら,どれ,のため,みたい,もの,よう,わけ,ん,アート,ウサギ,ケチ,ゴミ,シール,チーズ,テレビ,ブーム,マイ,マツコ,一,一つ,世界,両親,中,五,交代,人,人間,今,以上,何,使用,個,円,出演,制,動物,友達,可哀そう,回,好き,宝物,小学生,年生,思い出,急,感,感じ,我,整理,方,時,時間,普通,月,歯医者,母,毎度,気,気分,気持ち,消しゴム,無料,熱中,父,牛,物,特集,猫,用,画家,番組,相応,瞬間,矯正,私,笑,等,箱,結局,自ら,自分,興奮,花,苦労,見た目,豚,貯金,道具,選択,部屋,

■経験語彙 50種 71個 (種類率70%) 94点
いける,いれる,くれる,しまう,つく,つづける,てる,できる,でる,と思う,と考える,はまる,もつ,もらう,もらえる,られる,れる,わかる,付く,作る,使う,入れる,凝る,出る,動く,取り組む,向かう,嘆く,広がる,得る,払う,持つ,捨てる,数える,極める,気が付く,泣ける,消える,癒す,知る,置く,聞く,貯める,返る,通う,遊ぶ,違う,集める,飾る,驚く,

■総合点 75点

■均衡点 -3点
 

熱中すること
   小6 わかば(akahime)  2026年5月1日

 「どれにしよう~!」

私の今のマイブームの一つは歯医者で消しゴムをもらい、集めることにである。私がもらうのは必ず動物で、計30個以上持っている。しかしその中で、同じ物は一つもない。何のために集めているのかは自分ですらも、わからなくなってしまっている。消しゴムとして使用するのは動物が可哀そうだし、普通の消しゴムを使った方が良く消える。だから、使うわけでもなくただもらって貯めているのである。

 私は30個以上消しゴムをもっているが、すべてを部屋に飾ることはできない。そのため、交代制でその月の気分で動物を選択する。ウサギも猫も、牛も、豚でさえもすべてが可愛く見ているだけで癒される。動かないが、見た目はその動物相応、それどころかそれ以上のかわいさを持っている物もいる。私は動物消しゴムを見ると、うれしい気持ちにしてもらえるが、母にとっては違うらしい。母はそれ等を見て毎度ため息をつく。なぜなのかと聞いてみると、

「一つ5000えんだと考えると泣けてくるよ。」

と母は嘆いた。私は矯正をしているため、月一回歯医者に通っている。ただ消しゴムをもらえるから嬉しい気持ちで歯医者に向かっていたが、そんな苦労もあったことに気が付いていなくて、驚いた。でも結局5000円払わなければいけないのだから、無料の消しゴムをもらった方が得した感がでて、嬉しくなる。それだけで気分が良くなるなんて、私って意外とケチかも。(笑)

 両親に何か集めていたことはあったかと聞いてみると、父は貯金箱を集めることに凝っていたらしい。1円用10円用100円用とそれぞれ作って、いれていたそうだ。父はお金の整理が好きだったため、お金を数えて遊んでいたらしい。母は、小学生の時、チーズについてくる花のシールを集めていたらしいお。友達からもらって、好きなお花が出ると興奮するほどだったそうだ。

「友達はくれたくらいだったから、『ゴミ』と思っていたんだろうけど、私にとっては宝物みたいな感じだったんだよね。」

と母から聞いた。お道具箱に沢山入れて置いていたらしい。しかし、母も父もどちらも急にふと

「なんでこんなもの集めてたんだろう」

と我に返る瞬間があったらしい。父は気が付いたら捨てられていて、母はそう気が付いた時に自ら捨てたらしい。でも、ずっとそれを集めて極めつづけた人が、『マツコの知らない世界』等の番組に特集されるのだと思う。五年生の時、画家にはまったクラスメイトが、アートのことでテレビに出演したことがある。『好きなこと』があると、それで世界が広がっていくようである。

 何かに熱中して取り組むことは、人間にとって楽しい時間と思い出を得るということである。