うなちゃん、こんにちは。5月は「休み宿題」からスタート。ばっちり取り組めました。
 島国言語と大陸言語の対比は、それぞれの国の文化の違い(ちがい)にも関係します。たっぷりと、その良さと背景を語りたいですね。
 今回、「島国言語」の方では気心が知れた対話についてうまく述べました。対して、「大陸言語」のほうで、「島国言語」では誤解されるからと書いてしまったため、両方が似通ってしまったのです。
 Aは良い。なぜならAには・・・・・
 Bは良い。なぜなら、Aだとだめだからである。
こんな感じです。ぜひ、Bの良さを書きたいですね。

 島国言語が、指示語をつかったり省略できるのは、使用する人たちのものごとに対する考え方や心情が一致(いっち)しているからです。
 大陸言語は、どのような価値観や考え方を持つ人に対しても、正しく内容を伝えられるように、論理性が確立しています。日本国内でも今は価値観が多様になっていますから、伝え方には気を付けるべきですね。

<<え2020/229jみ>>

 

すりりんごさんの作文は、日本語の特徴(とくちょう)を「島国言語」として捉え(とらえ)、その良さや課題を具体的に示している点がとてもよいです。特に、家族や親しい人との会話で使われる短い言葉や「あれ」「その」などの指示語の例を挙げ、自分の体験と結びつけて説明しているところは説得力があります。体験実例がよく書けているので、読者に身近な話として伝わりやすいです。また、島国言語と大陸言語の違い(ちがい)比較(ひかく)しながら、それぞれの良さを認めている点もバランスがとれていて、複数の意見がよく書けています。さらに、「人はそれぞれ」という名言を引用し、言語の特徴(とくちょう)を生かすことの大切さをまとめているので、総合化の主題がよく書けています。文章全体が論理的に構成されていて、読み手にわかりやすく伝わる内容になっています。すりりんごさんの視点がしっかりしていて、考えが深いことが伝わってきます。これからも自分の考えと体験を結びつけて、わかりやすく伝える力を伸ばし(のばし)てください。

項目(こうもく)評価】
体験実例がよく書けています。
複数の意見がよく書けています。
総合化の主題がよく書けています。
名言がよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1128字/600字
思考点:69点
知識点:75点
表現点:68点
経験点:67点
総合点:77点
均衡(きんこう)点:7点

 


■思考語彙 17種 19個 (種類率89%) 69点
 しかし, 確か,、どうして,。おそらく,。しかし,。例えば,あろう,が考える,すぎると,するため,すると,だから,だろう,なると,みると,見ると,防ぐため,

■知識語彙 54種 119個 (種類率45%) 75点
上手,不安定,不能,主語,了解,他人,会話,全体,冗語,前提,単語,友人,友達,反応,同士,名言,大切,大陸,家族,対立,島国,性格,意志,意思,感想,文法,文章,日本,日本語,本当,極端,活動,消極,特徴,特性,特色,特質,理解,疎通,疑問,発達,相手,社会,自分,親友,親密,言葉,言語,誘発,誤解,論理,通人,野暮,関係,

■表現語彙 89種 194個 (種類率46%) 68点
 確か,あれ,お茶,こと,さ,するため,それ,それぞれ,たくさん,たち,どちら,ひとつ,もの,よう,ヨーロッパ,上手,不安定,不能,主語,了解,事,人,他,他人,会話,何,使い方,全体,冗語,前,前提,単語,友人,友達,反応,同士,名言,大切,大陸,家族,対立,島国,思いやり,性,性格,意志,意思,感想,文法,文章,方,日本,日本語,時,本当,極端,母,気,活動,消極,物,特徴,特性,特色,特質,理解,疎通,疑問,発達,的,相手,社会,私,自分,親友,親密,言い方,言葉,言語,話,誘発,誤解,論理,通じ,通人,野暮,間,関係,防ぐため,

■経験語彙 32種 41個 (種類率78%) 67点
あえる,いぬ,が考える,くれる,すぎる,せる,なれる,もたれる,やる,られる,れる,伝える,使う,出来る,分かる,合う,合える,持つ,楽しむ,気づく,生かす,用いる,知る,結びつく,続ける,繰り返す,行き届く,訴える,話す,通じる,適す,防ぐ,

■総合点 77点

■均衡点 7点
 

島国言語の特色のひとつは
   中2 すりりんご(akimano)  2026年5月1日

 島国言語の特色のひとつは、相手に対する思いやりが行き届いていることだ。ヨーロッパの言語は、われとなんじ、自と他の対立関係において言語活動が考えられるが、島国言語の日本ではそういう対立関係はあまり発達しない。ヨーロッパの言語や文法になれた人たちから見ると、もうすこし日本語をはっきりさせた方がいのではないか、どうして日本語の主語が不安定なのであろうか、などの感想がもたれ、やがてそれが日本語は論理的ではないのではという疑問に結びついて行く。島国言語のもうひとつの特質は、話の通じがたいへんよいということだ。家族の会話というのは、大陸言語の性格のつよい社会でも通人的、したがって島国言語的なものである。日本語は島国言語である。島国言語というのは極端な言い方をすると、家族同士の会話を社会全体でもやっているような言語で当然、冗語性はすくなくてよい。島国言語のしゃかいで冗語性がすこし高くなると、すぐ、くどいとかうるさいとか理屈っぽい、野暮というような消極的反応を誘発する。大陸言語の社会では、冗語性をすくなくすると、ごく親密な関係の人との間ならともかく、相手に誤解されたり、了解不能を訴えられたりする。

 島国言語は相手に対する思いやりが前提となっていて、短い言葉でも通じ合えるという良さがある。家族や友達といった親密な関係の人との会話は、短い単語でも通じる。私も、家族や親友と話す時は、短い単語を使っていることが多い気がする。例えば、「あれが面白かった」や「この前のあれさ」などという会話をしている。自分ではあまり気づいていなかったが、このような親密な関係の人との会話では「あれ」や「その」、「この前の」という単語が用いられていることを知った。島国言語は短い言葉でも人と通じあえる良さがある。

 しかし、正しい意思疎通をするためには、大陸言語の方が適している。「あれがあれでこうなった」というような「あれ」を繰り返し使っている文章は他人からしてみると何が何だか分からない。もし、私がお茶が欲しくて、母に「あれが欲しい」といっても母は、お茶だと理解し、お茶を持って来てくれるだろうか。おそらく、母は、お茶ではない他の物を持って来てくれるだろう。「あれ」という言葉を親密な関係だからと言ってたくさん使いすぎると、本当の意志を伝えることが出来ない。誤解を防ぐためには、大陸言語が適している。

 確かに、島国言語にも大陸言語にもそれぞれ良さがある。しかし、人はそれぞれという名言があるように最も大切な事はそれぞれの言語の特徴に合った使い方をすることである。私は、どちらの言語の特性を上手に生かしながら、家族や友人との会話を楽しみ続けたい。