疑問を持つこと
高1 あきえよ(akieyo)
2026年4月4日
思春期には、同調圧力によって無理をして友達関係をつくっている人が多いとよく聞く。実際に友達が体験した話がある。その友達は、遠くからでも聞こえるような大きな声で陽キャたちに悪口を言われたらしい。もちろん彼女は嫌な気持ちになったのだが、少し時間がたってその集団の中にいた子の一人から個別に謝られたという。この実例では、彼女が自分のした行動が悪意のあったものであると理解しているのでまだ良い。しかし実際には周りの雰囲気に呑まれて、いつのまにか悪意を持たないまま多くの人に嫌がらせをしてしまう場合が多い。だから私たちは、日頃から友達や自分が行っている行いを俯瞰して、時に待ったをかけることができるような判断力を身につける必要がある。そのためには、なにごとに対しても疑問をもつようにするべきであると思う。
そのための方法としては第一に、情報に対して自分なりの考えを持つことである。そうすることで、社会情勢やカルチャーなど幅広いジャンルへの興味関心が芽生えるし、より自然にものごとへの疑問が生まれてくると思う。最近、四月一日から導入された自転車の青切符制度に関する情報を何回も目にする。私はSNSをよく見るのだが、どれも「導入する必要があるのか」「あまりにも厳しすぎる」などという批判的な意見が目立つ。私は当初、自転車の制度が変わることすら知らなかったので、青切符制度は悪いものであると勝手に決めつけていた。しかしテレビのニュースを見ていると、全交通事故に占める自転車関連事故の構成比や自転車対歩行者の事故の発生件数が増加傾向であるという事実を知った。また、このようにSNSとテレビを見比べてみると、伝えられる情報に差があることに気付き、より一層青切符制度関連のニュースを調べてみたいと感じた。そして最近私なりに、自転車用の道路をつくるということを考えた。そうすれば歩道走行による検挙者が減ると思うし、同時に青切符制度に反対する意見も減少すると感じた。このようにニュースなどに自分なりの考えを持つことで、日頃から多くのものに疑問を持つことが出来るようになると思う。
また第二の方法としては、学校の教育で生徒それぞれの意見や考えを述べ合う機会をもっと持つことである。私が通っている学校には、二種類のスカートが存在しており毎日どちらを着ていくか選ぶことができる。ちなみに片方は柄の無い紺色、もう片方はチェック柄なのだが、大抵の人がチェック柄を着ておりかわいいので私も毎日それを着ている。そして最近知った話なのだが、もともと学校では紺色のスカートしかなく、授業内で校則について意見交換のようなものをした後、生徒たちが声をあげ柄を考えてチェック柄のスカートを裁縫してつくったらしい。私はそれを聞いたとき、先輩たちの行動力に感銘を受けた。なぜなら決められた校則のなかで生きている私は、いままでそれらを変えようと思ったことがなかったし、校則は当たり前のものだと決めつけていたので疑問を感じることも少なかった。また、校則を疑問に感じても先生などからの反対意見を恐れて、実際に行動に移す生徒は少ないと思う。だから今までの固定概念を壊して「スカートをもう一つ作ろう」という思いから実際に行動に移したことに、率直にすごいと思った。同時に先輩たちが私に、疑問をもったら行動することの大切さを教えてくれたような気がした。そしてこの話のように、授業内で意見交換をする機会を増やすことで、多くの人が多方面でのものごとに対して疑問を持ち、実際に行動する力を身に着けていくべきだと思った。私も先輩たちを見習って行動力をもっと育んでいきたい。
確かに、素直にものごとを受け入れる姿勢というものは大事である。しかし今、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃が起こっているが、いまだにトランプ大統領を支持している人が3割以上もいる。これらの人々はトランプ大統領のするすべての行動が正しいと信じていて、彼がやっていることの悪さに全然気づいていない。そうならないためにも私たちは、まずしっかりと情報を取り疑問をもって自分の意見を表明し、さらに意見の違う人同士で話し合いながら、世界が平和になるように行動していくべきだ。実際にアインシュタインも「大切なのは、問い続けることを決してやめないことだ。」という言葉を残している。だから、学生である私も学校での教育などを通して、日頃から疑問を持つように心がけていきたい。