【まえ先生からのひとこと♪】
純ノ(かい)くんの「好き」がとてもよく伝わってくる意見文でした! 特に、鉄道の具体例を使いながら、「古いものの良さ」と「新しいものの良さ」をどちらも公平に考えられていたところが素晴らしいです。自分の好きなものについて書くと、一方だけを強く押し(おし)てしまいがちですが、純ノ(かい)くんは新旧それぞれの長所と短所をしっかり整理して考えられていました。また、209系のドアチャイムの話はとても具体的で、実際に音を聞いているようなリアルさがありました。自分の体験や知識を文章にうまく生かせているので、読む人を引き込む(ひきこむ)力があります。最後も、「どちらが良いか」ではなく、「持ち味をどう生かすか」という視点でまとめられていて、とても深みのある意見文になっていました。

【特に優れていた点】
・209系のドア音について、「車両ごとに異なり非常に興味深い」という細かな視点が、とても純ノ(かい)くんらしく魅力(みりょく)的だったところ。
・古いものの良さだけでなく、新しい車両の利便性や快適さについても具体的に説明できていたところ。
・最後に「臨機応変の対応力が重要」という、自分なりの結論までしっかり発展させられていたところ。

【まえ先生からのひとことアドバイス♪】
・二段落の最初は「第一の意見」なので、「なぜなら〜」は不要だね。そのまま意見そのものを書いてしまおう。
・鉄道好きならではの視点がとても面白いので、「実際に聞いた音の違い(ちがい)」や「印象に残った場面」をもっと詳しく(くわしく)描写(びょうしゃ)すると、さらに臨場感が出そう!
・最後の一文は、もっとも印象深い一文、「~したい」と言い切ってしまった方がかっこいいね。

――好きなものを深く観察すると、「ただ古い」「ただ新しい」だけではない魅力(みりょく)が見えてくるんだね。純ノ(かい)くんの文章から、鉄道への本気の興味と探究心がしっかり伝わってきました!
<<え2011/15み>>
 


■思考語彙 18種 24個 (種類率75%) 72点
nなぜ,。しかし,あるから,あろう,いえかも,いるので,しよう,すれば,だろう,と思う,なので,なるので,もいえ,ものこそ,や可能,を考える,見ると,見れば,

■知識語彙 74種 102個 (種類率73%) 89点
一方,一般,下線,不便,不協和音,世間,両論,京浜東北,会話,再現,前面,厳粛,問題,地域,基礎,大切,大量,対応,導入,山手,工夫,形式,後継,快適,性能,意味,意見,房総,投入,敬語,新型,新旧,新鋭,日常,時間,普通,最大限,最近,概念,活用,活躍,浸透,無理,現代,現在,登場,省略,社会,系列,結末,臨機応変,自体,言葉,設備,設計,賛否,路線,身近,車両,車内,軽量,近代,迷惑,通勤,速度,速達,重要,鉄道,開閉,関係,電車,青色,非常,魅力,

■表現語彙 120種 196個 (種類率61%) 82点
いや,こと,これ,ごと,さ,それぞれ,どこ,どちら,ほう,もの,や可能,よう,ら,カッコ,スピーカー,チャイム,ドア,モーター,ワード,一方,一般,下線,不便,不協和音,世間,両論,京浜東北,人,今,会話,何,僕,再現,前面,力,厳粛,受け身,問題,地域,基礎,場,大切,大好き,大量,好き,定め,対応,導入,山手,工夫,年,強み,形式,後継,快適,性,性能,意味,意見,房総,投入,抜き,持ち味,敬語,新型,新旧,新鋭,日常,時間,普通,最大限,最近,概念,気,活用,活躍,浸透,無理,物,現代,現在,登場,的,省エネ,省略,社会,系,系列,結末,線,臨機応変,自体,見た目,言葉,設備,設計,話,賛否,路線,身近,車両,車内,軽量,近代,迷惑,通勤,速度,速達,重要,鉄道,開閉,関係,電車,青色,非常,面,音,顔,魅力,JR,

■経験語彙 38種 47個 (種類率81%) 76点
しまう,しれる,せる,たつ,と思う,はる,もいえ,られる,れる,わかる,を考える,使う,優れる,凝らす,出来る,劣る,動かす,変わる,抑える,抜く,来れる,比べる,求める,現れる,生かす,生まれる,用いる,異なる,痛む,移す,築く,見れる,認める,追い出す,進める,過ごす,違う,間に合う,

■総合点 83点

■均衡点 4点
 

古きよき?新しきもの?
   中2 ジュンノスケ(akasiyu)  2026年5月1日

 世間一般ではら抜き言葉が日常的に使われている。敬語の意味で見られる、来られるなどを用いるが、受け身や可能では見れる、来れる、と「ら」を省略してしまっているのだ。このら抜き言葉が生まれたのはどうやらつい最近のようでこれを認めるかどうかは賛否両論である。ワードでも青色の下線が現れる。これは非常に気になる。実際に「ら抜き言葉を厳粛な会話で用いるのはよろしくない」という意見がある一方「現代になってら抜き言葉は広く浸透しているので問題ないのではないだろうか」という意見もある。古いものを大切にするのか新しいものを認めて浸透させていくのかどちらがいいのだろうか。

なぜなら新しい最新鋭のものにはない古いものならではのカッコよさがあるからだ。

僕は鉄道が好きだ。特に209系が大好きだ。JR209系は、1993年に登場した軽量・省エネ設計の通勤電車で、103系の後継として京浜東北線大量投入され、現在房総地域の各路線に活躍の場を移している“新系列”の基礎を築いた重要形式である。

僕はこの209系のどこが好きか。前面の見た目も非常に魅力的だが、何と言ってもドアの開閉音である。時間がたつにつれてスピーカーが痛むのか音が変わってしまったのだろう。JRで初めてドアチャイムを導入した車両なので無理もない話だが車両ごとに異なり非常に興味深い。不協和音になっている車両もあり、これもまた面白い。もし最新鋭車両でこれを再現しようとしても何か違う結末になるのではないだろうか。これは古いものならではの良さだと思う。

一方で新しいものの良さもある。古いものは性能において新しいものに劣ることが多い。古い車両は新しい車両に比べモーター音がうるさかったり、速度が遅かったりするのだ。現代の速達性が求められる社会では古い車両は新しい車両に追い出される定めなのである。普通の人から見れば音がうるさいのは迷惑だし、速度が遅いのは時間に間に合うかという話になるので不便である。また最近の新型車両は工夫を凝らした近代的な顔をしている。JR山手線を考えるとわかりやすいであろう。また車内の設備も新しい車両ほど見やすく使いやすいものになっていることが多い。このような面から見ると新しいもののほうが優れているともいえるかもしれない。

古いものにも新しいものにもそれぞれの良さがある。しかし最も大切なのはどちらが良いとかではなく、今ある物の持ち味を最大限活用していくことなのではないだろうか。そうすれば今の社会をより快適に過ごすことが出来る。新旧関係なくその物自体の強みを生かして動かしていく臨機応変の対応力が重要なのではないだろうか。どんな身近なものであってもいや身近なものこその新旧の概念を抑えた活用を進めていきたいと思った。