学ぶことの意味

   中1 あえさた(aesata)  2026年5月2日

 筆者は、ヒトは他の動物のように特定の環境に適応した身体を持つのではなく、学習によって知識を得ながら、さまざまな環境に柔軟に対応してきたと述べている。また、人間は言葉を使って他者の経験や知識を共有できるため、学習は社会的な性格を持つとも説明していた。このことから僕はこの文章を読んで、学習とは単に知識を覚えることではなく、自分の可能性を広げ、人とつながるための力だと感じた。

 第一の理由は、学習によって人は「できなかったこと」を「できること」に変えられるからだ。僕は英語の勉強があまり得意ではなく、最初は単語を覚えることさえ苦痛だった。また、授業で英文を読んでも意味がすぐに分からず、勉強に対して苦手意識を持っていた。しかし、毎日少しずつ繰り返していくうちに、教科書の英文が以前より読めるようになり、少しずつ内容が理解できる場面が増えていった。その結果、ただ暗記するだけだった英語が、「自分の成長を感じられるもの」へと変わっていった。もし最初の「苦手」という気持ちのままやめていたら、今の達成感を感じることはできなかっただろう。すなわち学習とは、今の自分を少しずつ更新していく行為なのだと思う。

 第二の理由は、学習は人との関わりを深め、新しい考え方を与えてくれるからだ。人間は、自分一人の経験だけで生きているわけではない。例えば、本を読めば昔の人の考えを知ることができ、友達と話せば自分にはなかった価値観に出会うことができる。僕も、友達に勉強法を教えてもらったことで、勉強の取り組み方が変わったことがある。それまでは、ただ長い時間机に向かってだらだらと勉強をしていた。しかし、「間違えた問題を重点的に解き直すこと」や「短い時間で集中して勉強すること」が大事だと教えてもらい、実際にやってみた。その結果、以前より理解しやすくなり、勉強の効率も上がったと感じた。このように、人間は他者から学ぶことで、自分だけでは気づけなかった考え方や方法を知ることができるのである。

 確かに、勉強ばかりを続けていると疲れてしまうこともあり、遊びや休憩も必要である。しかし、「継続は力なり」ということわざがあるように、小さな学びの積み重ねは、やがて大きな成長につながっていく。その一方で、ただ知識を詰め込むだけでは、本当の学習とは言えない。得た知識を使って自分で考え、自分なりの答えを見つけようとすることにこそ意味があるのだ。したがって、僕はこれから、失敗を恐れず、さまざまなことを学び続けることで、自分自身の世界を広げていきたい。