あえかわさん、今回の作文は日本語の擬音(ぎおん)語や擬態語(ぎたいご)、つまりオノマトペの魅力(みりょく)を深く考察し、それを大切にする生き方についてしっかりと述べられていて、とても素晴らしいです。
まず、オノマトペの特徴(とくちょう)や役割を具体的に説明し、その良さをきちんと理解していることが伝わってきます。
また、自然や音に敏感(びんかん)になること、方言や昔の言葉を大切にすることという具体的な方法が示されていて、方法がよく書けています。
特に、雨の音や歩き方の擬音(ぎおん)語を挙げて情景や感情を想像させる部分は、表現の豊かさを実感させてくれました。
さらに、方言や昔からの言葉に込め(こめ)られた地域の歴史や感覚を説明し、言葉の温度や響き(ひびき)の大切さを説いている点も説得力があります。
最後に、ブレーズ・パスカルの名言を引用し、人間らしい感情や表現の重要性を強調しているところは、名言がよく書けています。
全体を通して、言葉の美しさや豊かさを守りたいという生き方の主題がよく伝わってきて、あえかわさんの考えがしっかりと表現されています。
これからも、観察力を磨き(みがき)ながら自分の感じたことを大切に表現していってください。

項目(こうもく)評価】
・方法がよく書けています。
・生き方の主題がよく書けています。
・体験実例がよく書けています。(具体的な擬音(ぎおん)語の例)
・名言がよく書けています。
 

森リン評価  ra 05月1週 あえかわ
字数/基準字数:
1084字/600字
思考点:72点
知識点:80点
表現点:81点
経験点:69点
総合点:80点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:78点
知識点:86点
表現点:87点
経験点:75点
総合点:82点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙18種20個90%72点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙61種107個57%80点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙117種202個58%81点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙33種48個69%69点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1084字
 72点
 80点
 81点
 69点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 18種 20個 (種類率90%) 72点
 確か, 第,、考える,。例えば,すると,するべき,そのため,てこそ,でしょう,と思う,ないから,は単なる,は第,は考える,もいえ,伝えるため,発達により,言わざる,

■知識語彙 61種 107個 (種類率57%) 80点
世界,予報,事実,人間,代表,伝達,便利,優秀,効率,周囲,喪失,土地,地域,場面,変化,大切,天気,存在,情報,想像,感情,感覚,手段,抽象,擬態語,擬音,敏感,文化,方法,方言,日本,日本語,昨今,景色,有名,標準,機会,機能,正確,歴史,沢山,温度,現代,理性,発揮,発達,確率,社会,繊細,自然,表現,観察,言葉,言語,記号,説明,進化,降水,電車,音声,風景,

■表現語彙 117種 202個 (種類率58%) 81点
 確か,うえ,こと,これら,ごと,さ,せせらぎ,そのため,そのもの,どす,どれ,ひとまとめ,ほう,ほか,もの,よう,イヤ,オノマトペ,ネット,フィルター,ホン,一,一つ,世界,中,予報,事実,二,人,人間,代表,伝えるため,伝達,便利,優秀,力,効率,化,周囲,味,味わい,喪失,土地,地域,場面,変化,大切,天気,存在,心,情報,想像,感,感情,感覚,手段,抽象,擬態語,擬音,敏感,文化,方,方法,方言,日本,日本語,昔,昨今,時,景色,有名,木漏れ日,根っこ,標準,機会,機能,正確,歴史,沢山,海,温度,現代,理性,生き方,画,発揮,発達,的,確率,社会,私,繊細,自然,色,葦,表現,観察,言葉,言語,記号,証,語,説明,豊か,近く,進化,違い,降水,雨,雪,電車,音,音声,響き,風,風景,鳥,

■経験語彙 33種 48個 (種類率69%) 69点
、考える,しまう,せる,つむ,てる,できる,と思う,は考える,もいえ,られる,れる,伝える,受け取る,変わる,失う,愛す,感じる,歩く,気づく,減る,生きる,知る,薄れる,表す,要する,詰まる,足る,躍る,通じる,運ぶ,過ごす,閉じ込める,降る,

■総合点 80点

■均衡点 5点
 

   中3 あえかわ(aekawa)  2026年5月1日

日本語には、沢山の擬音語、擬態語というオノマトペが存在する。これらは同じ文化の中を過ごす人には伝達の機能を発揮するが、ほかの文化の中に過ごす人には通じない。オノマトペは抽象力がない言語だともいえるが、音声そのものを表すことができる優秀な表現の手段だ。私は、擬音語や擬態語に代表されるような豊かな表現を大切にする生き方をしたい。

 そのための方法としては第一に、自然や音に敏感になることだ。観察力は、表現力の根っこになる。例えば雨でも、「しとしと」「ざあざあ」で、世界の色が変わる。歩き方でも、「すたすた」「どすどす」という言葉だけでその人の感情まで想像できる。言葉は単なる記号ではなく、景色や感情を運ぶものなのだ。昨今はSNSやネットの発達により、自然の音や周囲の変化をじっくり感じる機会が減ってきていると思う。電車の中でもイヤホンでノイズキャンセリングしている人も多い。便利になった反面、風や鳥の音、雨の降り方の違いさえも気づかれにくくなっている。現代人の表現力が乏しくなっているといわれているのは、言葉を知らないのではなく、このように観察力が足りてないからなのではないか。

 第二の方法として、方言や昔からの言葉を大切にすることだ。地域ごとの言葉には、その土地の感覚や歴史、生き方が詰まっている。例えば、雪の多い地域では雪を表す言葉が、海の近くでは海を表す言葉が多いように、方言はその地域の人の生き方の証ともいえる。また、昔から愛されてきた言葉には現代の言葉にはない味わいがある。「木漏れ日」や「せせらぎ」は美しい日本として有名だが、一つの言葉の中に風景画が閉じ込められたようだ。便利さだけでひとまとめにして標準化すると、そのような繊細な感覚まで失われるうえ、言葉の味が薄れてしまう。効率だけでなく、言葉の温度や響きも大切にするべきなのではないか。

 確かに、理性的な言葉のほうが事実を正確に伝えることができる。天気予報で雨がざあざあ降るでしょうと言わずに、降水確率で説明するのは事実を正確に伝えるためだ。現代では正確な情報を要する場面も多い。だが、ブレーズ・パスカルの人間は考える葦であるという言葉のように、人はただ便利に生きるだけでなく感じ、考え、表現してこその存在だ。悲しい時に感じる「ぽつん」とした喪失感、「わくわく」と心を躍らせるように、人は感情や感覚のフィルターを通して世界を受け取っている。私はどれだけ社会が進化しても、人間にしかできない温度のある言葉や美しい響きなど、豊かな表現を大切にする生き方をしたい。