あさゆほさん、今回の作文は日本語の難し(むずかし)さや面白さについて、とてもよく考えられていて感心しました。
敬語(けいご)難し(むずかし)さを自分の体験を交えて具体的に書いているので、読んでいる人に伝わりやすいです。
「たとえば、『言う』の尊敬(そんけい)語が『おっしゃる』で、謙譲(けんじょう)語が『申す』」という具体例があることで、敬語(けいご)難し(むずかし)さがよくわかります。
また、新しい担任(たんにん)の先生の長崎(ながさき)弁について調べて、方言の違い(ちがい)を楽しんでいる様子が生き生きと描か(えがか)れています。
「『ばってん』が『しかし』という意味」という発見や、先生の言い直しのエピソードが文章を立体的にしていて、前の話や聞いた話がよく書けています。
さらに、「方言って、その土地の文化や人の雰囲気(ふんいき)が出ていて、聞いているだけで楽しい」という感想から、言葉の持つ深い意味に気づいていることが伝わってきます。
最後に、「言葉って、ただの音や文字じゃなくて、人と気持ちを通わせるために大事なもの」というまとめもとてもよくできています。
全体を通して、自分の体験や調べたことをうまく組み合わせて、わかりやすく書けている点が素晴らしいです。

項目(こうもく)評価】
・具体例がよく書けています
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 日本語のむずかしさとおもしろさ ha 05月3週 あさゆほ
字数/基準字数:
1301字/600字
思考点:85点
知識点:69点
表現点:72点
経験点:86点
総合点:80点
均衡点:2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種26個88%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙46種84個55%69点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙97種169個57%72点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙45種67個67%86点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1301字
 85点
 69点
 72点
 86点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種 26個 (種類率88%) 85点
。たとえば,。だからこそ,「しかし,あるから,いると,おらざる,からこそ,しまうかも,すると,せるため,そう考える,だから,と思う,ないと,なると,のちがい,みると,地域によって,場所によって,意味らしい,考えると,解くと,言うから,

■知識語彙 46種 84個 (種類率55%) 69点
一番,丁寧,不安,体系,先生,出身,問題,土地,地域,場所,外国,大事,大切,大阪,失礼,学校,実感,将来,尊敬,年生,形容詞,意味,担任,授業,敬語,文化,文字,文法,方言,日本語,歴史,特徴,発音,相手,知識,社会,簡単,自分,言葉,言語,説明,謙譲,長崎,関係,障害,雰囲気,

■表現語彙 97種 169個 (種類率57%) 72点
うち,こと,これ,ごと,さ,せるため,それ,それぞれ,ただ,つもり,とき,ところ,どっち,なまり,なん,のちがい,ばってん,びっくり,ます,みたい,め,もの,やっかい,わけ,ん,テスト,一番,丁寧,不安,中,人,今,体系,何,先生,六,出身,同じ,問題,土地,地域,場所,外国,大事,大切,大阪,失礼,姿,学校,実感,将来,尊敬,年生,度,弁,形容詞,思い,急,意味,担任,授業,敬語,文化,文字,文法,方言,日本語,歴史,気,気持ち,特徴,発音,的,相手,県,知識,社会,簡単,考え,自分,言い方,言葉,言語,話し方,語,説明,謙譲,身,近く,違い,長崎,関係,際,障害,雰囲気,音,頭,

■経験語彙 45種 67個 (種類率67%) 86点
おく,おっしゃる,おどろく,おる,かける,しまう,しれる,せる,そう考える,ちがう,つける,と思う,へりくだる,られる,れる,わかる,伝える,住む,使う,入る,出す,出る,分かる,受ける,合える,思いやる,感じる,慣れる,持つ,教える,整う,気づく,混ざる,申す,直す,知る,立てる,聞く,表す,解く,調べる,迷う,通う,違う,間違える,

■総合点 80点

■均衡点 2点
 

日本語のむずかしさとおもしろさ
   小6 あさゆほ(asayuho)  2026年5月3日

 日本語はこれまで内側の視点だけで発展してきたため整理が不十分であり、国際普及のためには外国人の視点を取り入れた体系的な日本語の整備が国家的課題になっている。そして、日本語は自然のまま変化し続けてきたため体系的な文法が整っておらず、外国語として教える際に大きな障害となっている。

 そこで、実際に自分が日本語を使っていて難しいと感じることがある。それが敬語だ。敬語はやっかいだ。

丁寧語は「〜です」「〜ます」をつけるだけだから簡単だけれど、尊敬語や謙譲語になると一気に難しくなる。尊敬語は相手を立てる言い方で、謙譲語は自分をへりくだる言い方だということは、学校で何度も教えられてきた。頭ではわかっているつもりなのに、いざ問題を解くとどっちがどっちなのか迷ってしまう。たとえば、「言う」の尊敬語が「おっしゃる」で、謙譲語が「申す」だと知っていても、テストで急に出されると迷ってしまうことがある。

それに、敬語は今のうちに身につけておかないと、将来社会に出たときに間違えて相手に失礼な思いをさせてしまうかもしれない。そう考えると、ますます不安になる。でも、敬語は知識だけではなく、実際に使って慣れていくことが大切だということもわかっている。だからこそ、難しいけれど少しずつ身につけていきたいと思っている。

 六年生になって、新しい担任の先生が長崎県出身の先生になった。授業を受けていると、いつもの大阪弁とは少しちがう話し方をしているのがすぐにわかった。方言をそのまま使っているわけではないけれど、ところどころに長崎のなまりが混ざっている。

気になって調べてみると、長崎県では「長崎弁」という方言が使われていて、「〜と?」は「〜なの?」という意味らしい。大阪出身の自分からすると、「〜なん?」って言うから、聞いたときは「え、どういう意味?」とびっくりした。一番おどろいたのは「ばってん」が「しかし」という意味だということだ。大阪で言う「せやけど」と同じなんや、と知って少しおもしろくなった。そして、形容詞が「〜か」になったり、「せ」「ぜ」が「しぇ」「じぇ」に近くなる発音の特徴もあるとわかった。

授業中に先生が思わず「これでよかと?」と言いかけて、すぐに「これでいいの?」と言い直したことがあった。そのとき、同じ日本語でも地域によってこんなに違うんやなぁと実感した。方言って、その土地の文化や人の雰囲気が出ていて、聞いているだけで楽しい。大阪弁も長崎弁も、それぞれに良さがあると思う。方言の違いを知ることで、日本語がいろんな姿を持つ言語だということにも気づいた。

 言葉って、ただの音や文字じゃなくて、人と気持ちを通わせるために大事なものだと思う。うれしい気持ちを伝えたり、自分の考えを説明したり、相手のことを思いやったりするとき、言葉があるからこそ分かり合える。それに、言葉にはその土地の文化や歴史が入っていて、方言や敬語みたいに、地域ごとのちがいや人との関係まで表しているところが面白い。同じ日本語でも、住んでいる場所によって言い方が全然ちがうのはすごいと思う。