あえたしさん、作文を読ませてもらいました。
日本語の特徴(とくちょう)や変化について、よく調べて考えを書いているところがとても立派(りっぱ)です。
特に、「日本語が人工的に整理されていない」ということに気づいた点は、深い観察力を感じました。
幼稚園(ようちえん)のときの「ふではこ」の話や、先生に質問したエピソードが入っているので、文章が具体的でわかりやすくなっています。
このように自分の体験を交えて書くことで、文章に説得力が増しています。
また、「とおくのおおきなこおりのうえを……」という歌の紹介(しょうかい)は、たとえがうまく使われていて、読者に日本語の難し(むずかし)さが伝わりやすくなっています。
お母さんの台湾(たいわん)での体験も入れて、家族の話を取り入れているので、文章が立体的になっているのもよいですね。
最後に、自分の考えをはっきりと述べているので、主題が明確で読み手に伝わりやすいです。
日本語の自由さと難し(むずかし)さについての気づきも、あえたしさんの考えがよく表れていて素晴らしいと思います。

これからも、自分の体験や周りの話を交えながら、わかりやすく伝える工夫を続けてください。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
 

森リン評価 自由な日本語(清書) ha 05月4週 あえたし
字数/基準字数:
1172字/600字
思考点:82点
知識点:73点
表現点:77点
経験点:86点
総合点:84点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:83点
知識点:74点
表現点:79点
経験点:87点
総合点:81点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙22種32個69%82点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙51種82個62%73点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙109種179個61%77点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙45種70個64%86点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1172字
 82点
 73点
 77点
 86点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 22種 32個 (種類率69%) 82点
、つまり,。しかし,。なぜ,。例えば,あれば,しまうから,しまうと,しよう,すぎると,だから,と思う,と考える,ないから,なので,はなぜ,ましょう,みると,民族によって,異なる場合,表すべき,見直すべき,覚えるため,

■知識語彙 51種 82個 (種類率62%) 73点
一番,中国,中国語,人口,人工,例外,先生,内部,印象,台湾,名前,唐辛子,問題,国際,変化,外国,外来,安易,年間,幼稚園,影響,必要,意味,戦後,整理,文法,料理,日本,日本語,明治,明確,普及,暗記,材料,民族,注文,海老,海鮮,疑問,発音,筆箱,筆者,自然,自由,複雑,視点,言葉,言語,部分,部族,野放図,

■表現語彙 109種 179個 (種類率61%) 77点
うえ,おかみ,お母さん,お父さん,こ,こと,これ,すべて,それ,たくさん,とき,なん,ば,ぼく,まま,むかし,もの,よう,ら,イタリア,カタカナ,スピーカー,テスト,ネイティブ,パスタ,メニュー,ルール,一つ,一番,中,中国,中国語,丸,人,人口,人工,今,他,例外,先生,内部,力,十,印象,台湾,名,名前,唐辛子,問題,四,国際,変化,外,外国,外来,安易,年間,幼稚園,当て字,影響,心,必要,意味,戦後,整理,文法,料理,日本,日本語,明治,明確,時,普及,暗記,材料,歌,民族,気,油,注文,海老,海鮮,異なる場合,疑問,発音,百,的,目,筆,筆箱,筆者,箱,絵,考え,自然,自由,複雑,視点,覚えるため,言葉,言語,話,語,部分,部族,野放図,音,頃,麺,

■経験語彙 45種 70個 (種類率64%) 86点
あたる,かりこむ,くれる,こおる,しまう,すぎる,だまる,とおる,と思う,と考える,なでる,のこる,ひる,ふる,れる,わく,並べる,伝わる,使う,入れる,分かる,及ぶ,取り入れる,困る,変わる,描く,教える,教わる,書く,気がつく,濁る,異なる,直す,置き換える,聞く,表す,表せる,見直す,覚える,訳す,訳せる,読む,通う,進む,驚く,

■総合点 84点

■均衡点 5点
 

自由な日本語(清書)
   小6 あえたし(aetasi)  2026年5月4日

 日本語は、日本民族によってしか使われたことのない内部の言語、つまり部族言語だ。日本語が国際普及するに従い外の人の影響力が日本語にも及んでいるが、まだ外の視点を取り入れたかりこみが部分がない。日本語は人口的な整理がされないまま、明治から今まで百年間に驚くほど変わり、戦後四十年間でもどんどん変わっているという野放図な自然言語である。ぼくが一番印象にのこったのは、日本語が他の言語のようにあまり人工的に整理されていないということだ。

むかし幼稚園に通っていた頃のことだ。ひらがなで書きましょうというテストがあった。一つ目の問題で筆箱の絵が描いてあった。ぼくは筆箱は筆を入れる箱だから「ふではこ」だと書いた。すると先生は

「これは、ふで『ばこ』と読んで、『ば』は濁っているのよ。」

と優しく教えてくれた。しかしぼくは心の中に疑問がわいた。それはなぜ言葉は濁るかだ。気になって先生に聞いてみると、先生は分からないのかだまってしまった。

さらに日本語には発音と書く時にひらがなが異なる場合がある。例えば、お父さんのように、長い「お」の音を「う」と書く時などだ。しかし、このルールにも例外があり「お」と書く言葉を覚えるための歌を教わった。

「とおくのおおきなこおりのうえを、おおくのおおかみが、とおずつとおる」という歌だ。

ぼくは、ネイティブスピーカーでも歌にして丸暗記して覚える必要があるなんて、日本語は難しいと思った。

日本語にはたくさんのカタカナ言葉があると気がついた。外来語であればなんでもカタカナで表してしまうからだ。例えば、パスタの名前である「カルボナーラ」だ。イタリア語の音をカタカナに置き換えていて、当て字をしている。しかしお母さんが台湾に来てパスタを注文しようとしたときにメニューを見て、とても困ったという話をしてくれた。

メニューに書かれていたのは「海鮮海老唐辛子油麺」や「バタークリームベーコン麺」などと材料名を並べただけのものだった。中国語では料理名もすべて中国語に訳しているのだ。なぜなら中国語にはカタカナにあたるものがないからだ。

ぼくは日本語が外来語をとにかくカタカナで表してしまうのは見直すべきだと考える。なぜならカタカナに直しても外国語の音のままなので意味が伝わらないからである。外来語の中でも、日本語で表せないものや考えであればカタカナを使ってもよいが、日本語に訳せるものであれば日本語で表すべきでないか。もしカタカナを安易に使いすぎてしまうと、ますます筆者の言う野放図な変化が進んでいくのではないか。

日本語は自由な言葉だと分かった。なぜなら自然にどんどん変化していき、明確な文法がないからだ。しかし自由すぎると、日本語が複雑で難しくなってしまうと考えた。