あかるらさんの作文は、日本語の豊かな表現について深く考え、自分の経験や学びと結びつけている点がとても素晴らしいです。
幼い(ころ)からの絵本や自然の音に触れ(ふれ)た体験を具体的に挙げているため、読者に説得力を持って伝わります。
また、英語学習との比較(ひかく)を通じて日本語の特徴(とくちょう)を考察している点も、視野の広さと論理的な思考が感じられます。
「言葉の綾や飾ら(かざら)れた表現を楽しむことに特化した言語」という独自の見解が明確に示されており、文章全体の主題がしっかりしています。
さらに、最後に引用した古典の言葉も効果的で、日本語の豊かさを大切にしたいという強い意志が伝わってきました。
文章は論理的に展開されており、方法や理由が丁寧(ていねい)に説明されているため、読み手にわかりやすい構成となっています。
これからも、あかるらさんの豊かな感性と考察力を活かして、さらに深い表現を追求していってください。

項目(こうもく)評価】
方法がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
名言がよく書けています。
 

森リン評価 日本語の豊かさ(清書) ra 05月4週 あかるら
字数/基準字数:
1217字/600字
思考点:77点
知識点:92点
表現点:93点
経験点:91点
総合点:91点
均衡点:3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種25個80%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙79種126個63%92点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙143種231個62%93点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙48種61個79%91点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1217字
 77点
 92点
 93点
 91点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 20種 25個 (種類率80%) 77点
n確か, 第,、つまり,。しかし,。だからこそ,。例えば,からこそ,だから,だろう,と言える,なければ,のかも,のに対し,られれば,人にとって,人によって,振り返れば,生じる可能,見ると,言語によって,

■知識語彙 79種 126個 (種類率63%) 92点
一般,中心,主語,人数,人物,人間,伝達,作文,例文,充実,入園,公園,共有,内容,判断,効果,単一,単純,単語,印象,均一,堪能,外国,大切,姿勢,子供,存在,学習,実感,巨大,幼少,幼稚園,微妙,思考,情報,意義,意識,感性,抽象,授業,擬声語,擬態語,文化,方法,日本,日本語,明確,時代,暗記,期間,本質,比喩,注目,海外,漫画,物体,理解,発揮,発達,登場,的確,相手,確認,経験,絵本,繊細,自体,自然,英訳,英語,衝突,表現,言葉,言語,話題,近年,適切,邦画,齟齬,

■表現語彙 143種 231個 (種類率62%) 93点
n確か,きっかけ,こと,これら,さ,そこ,それ,とき,ところ,ならでは,もの,よう,アニメ,オノマトペ,コミュニケーション,コンテクスト,ニュアンス,リアクション,リズム,レトリック,一つ,一般,上,中心,主,主語,九,二,二つ,人,人数,人物,人間,今,伝達,作文,使い方,例文,働き,充実,入園,公園,共有,内容,判断,力,効果,化,単一,単純,単語,印象,均一,堪能,外国,多く,大切,姿勢,子供,存在,学習,実感,巨大,幼少,幼稚園,度,度合い,形,微妙,思考,性,情報,意義,意識,感,感性,抽象,授業,擬声語,擬態語,文化,方,方法,日本,日本語,明確,時代,暗記,期,期間,木の葉,本,本質,様々,歳,比喩,注目,海外,漫画,版,物体,特,理解,生じる可能,発揮,発達,登場,的,的確,目,相手,確認,私,経験,絵本,綾,繊細,考え方,耳,自体,自然,英訳,英語,衝突,表現,言,言葉,言語,訳,話,話題,語,豊か,身,近年,適切,邦画,限り,際,音,頃,風,齟齬,

■経験語彙 48種 61個 (種類率79%) 91点
あむ,うる,おきる,しれる,すれる,できる,と言える,ひる,られる,れる,付く,伝える,伝わる,作り出す,作る,傾ける,出す,出向く,分かれる,励む,取り入れる,合う,味わう,学ぶ,広げる,形作る,心がける,応じる,感じる,持つ,振り返る,捉える,書く,楽しむ,深める,生きる,生じる,用いる,異なる,繋がる,表す,表れる,触れる,触れ合う,読む,通じる,集まる,飾る,

■総合点 91点

■均衡点 3点
 

日本語の豊かさ(清書)
   中3 あかるら(akarura)  2026年5月4日

 その方法として第一に、幼い頃から様々な表現に触れることである。子供の言語発達や感性を形作る期間は一般的に九歳までであると言われている。だからこそ、幼少期に多くの音や人間が作り出してきた擬声語・擬態語を味わう経験が、「音」を大切にし、できうる限りの形で表現すること、つまり日本語の豊かな表現を堪能する姿勢へと繋がってくるだろう。私は幼い頃から絵本を楽しんできた。今振り返れば、このような本はリズム感や表現方法に注目して作られていたのだろう。特に幼稚園に入園してからは、「音」によく耳を傾けるようになった。中でも公園に出向き、風で木の葉がすれ合う音を感じる、という授業は自然と触れ合うきっかけとなり、今なお印象的である。これらの経験は今にも生きている。本を読むときにはレトリックや音を意識し、作文を書くときでも豊かな表現を取り入れられるよう心がけている。豊かな表現は意識しなければ用いることは難しく、相手に伝わらないこともあるだろう。幼い頃に発達し身に付くこれらの表現は、的確に情報を伝達する働きを持つというよりも、コンテクストを共有し適切に用いられれば大きな力を発揮する上、思考を広げ、深める効果もあるのだ。

 第二の方法として、日本語の考え方を理解することである。繊細な擬声語や擬態語、比喩表現などは日本ならではの言語文化である。それを理解して初めてその意義を実感し、大切にできるようになるのではないか。それは外国語を学んで初めて理解できることも多い。私も今、英語の学習に励んでいる。単語を暗記する際に例文とその日本語訳を確認しているが、二つの言語によって同じ内容でもその捉え方が大きく異なるところが興味深い。例えば、英語では主語を常に出し、明確に表現するのに対し、日本語では主語が表れていなくとも話が通じる。漫画においても、英訳での効果音の単一さには目を丸くする。日本版の方が人物の人数やリアクションの度合いに応じて微妙なニュアンスを伝達する効果音が存在するのだ。このように見ると、日本語自体が相手に的確に伝えることを主とした言葉であるというよりも、言葉の綾や飾られた表現を楽しむことに特化した言語だと言えるのかもしれない。

確かに抽象度の高い言葉は伝わり方が均一になる。オノマトペを一つとっても人にとって使い方、捉え方が異なり、そこに齟齬が生じる可能性もある。例えば「ドーン」という単純な効果音であっても、衝突音を表現したものなのか、それとも巨大な物体の登場を表したのか、人によって判断が分かれることがあるだろう。しかし「言ひおきて、あまれることなきは、いとわろし」という言葉がある。近年の海外を中心とした漫画やアニメ・邦画の話題で日本語に注目が集まる時代だからこそ、私は日本ならではの豊かな表現を大切にできる人間になりたい。それは日本の本質を理解した上での充実したコミュニケーションに繋がるだろう。