森林関係の研究所に

   中1 きかれん(kikaren)  2026年5月4日

物の価値をお金に換算せずに考えるほうがいいと思う。

 一つ目の理由は、その物の値段よりも、思い出や時間がつまっていて大切だからだ。私は一枚一枚もらった手紙を手紙フォルダーにしまっている。友達がそうしているかは知らないが、私は友達、家族、親戚からもらった手紙はただの紙でも、気持ちを込めて書いてくれた文章が書いてあるから取っておいて、大切に保管している。暇な時間に振り返ってその手紙を読んだりしていると、嬉しくなって心が温まる。そしてふと、その手紙を受け取ったときのことや、その頃の自分のことを思い出す。もしその手紙を「ただの紙切れ」と値段で考えていたら、きっとすぐに捨てていただろう。でも実際には、値段では測れないくらいの価値が、あの一枚一枚にある。

 二つ目の理由は、何でも値段で考えると判断がゆがむからだ。「高いから大切にしよう」「安いから使い捨てでいい」という発想は、物との本来の関係を壊す。たとえば、100円ショップで買ったメモ帳でも、毎日使い込んで手に馴染んだものは愛着が湧く。書き癖に合わせてちょうどよく開くようになったり、表紙が少し傷んできたりするほど、逆に手放しにくくなる。一方で、奮発して買ったブランドの手帳が、結局ほとんど使わないまま棚の奥に眠っていることもある。奮発してもいみない(笑)。値段は物を手に入れるときの目安にはなるけれど、その物をどれだけ大切にするか、どれだけ長く使うかは、価格とは別のところで決まる。耐久性も愛着も、値札には書いていない。

確かにお金に換算したら比較がしやすく、似たような物でも値段という共通の基準で選べる。だが、お金は物を手に入れる手段であって、物の本質を決める尺度ではない。

だから私は物の価値をお金に換算せずに考えるほうがいいと思う。