ちぴさんの作文を読んで、とてもよく調べていて、動物と人間の特徴(とくちょう)をしっかり比べ(くらべ)ているところがすばらしいと思いました。
モグラやチーター、鳥の体のつくりや生活の様子を具体的に説明しているので、読んでいる人にわかりやすく伝わります。
特に、チーターの速さと人間の道具である自動車を比べ(くらべ)たところは、ちぴさんの考えがよく表れていて、面白かったです。
「目の前の景色がまるで早送りのようにうつりかわっていく」というたとえがうまく使われていて、速さを感じることができました。
また、動物の体の特徴(とくちょう)だけでなく、人間が意図的に道具を作り出すことに気づいている点もとても良いです。
最後に、「人間はかしこい頭で、動物に備わっ(そなわっ)能力(のうりょく)真似(まね)し、器用な手ですべてを取り入れていく」というまとめも、文章全体の内容(ないよう)をしっかりとまとめていて立派(りっぱ)です。
ちぴさんの作文は、調べたことを自分の言葉でまとめ、考えを深めているところがよく伝わってきました。
これからも、いろいろなことに興味(きょうみ)を持って、調べたことを自分の考えと結びつけて書いてみてください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・具体的な説明ができている
・たとえがうまく使われている
・前の話や聞いた話がよく書けている(自動車での移動(いどう)の話など)
・わかったことがよく書けている
・書き出しの結びがよく書けている
 

森リン評価 人間の優れたところ na 05月4週 ちぴ
字数/基準字数:
1179字/500字
思考点:72点
知識点:62点
表現点:68点
経験点:69点
総合点:74点
均衡点:6点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:73点
知識点:63点
表現点:69点
経験点:70点
総合点:69点
均衡点:6点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙18種19個95%72点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙36種71個51%62点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙88種166個53%68点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙33種44個75%69点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1179字
 72点
 62点
 68点
 69点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 18種 19個 (種類率95%) 72点
。だからこそ,。つまり,あろう,いえば,せざる,そう考える,だと,だろう,で可能,で思う,と思う,は思う,もいえ,も思う,考えると,言えば,走ると,飛ぶため,

■知識語彙 36種 71個 (種類率51%) 62点
一番,世界,人間,動物,器用,圧勝,実感,密度,寿命,山梨,想像,意図,意志,感心,旅行,時間,景色,正式,比較,特徴,獲物,生活,発明,真似,短時間,移動,能力,自分,自動車,自身,記録,速度,道具,部分,長距離,驚異,

■表現語彙 88種 166個 (種類率53%) 68点
いま,こと,さ,すべて,そこ,それ,それぞれ,たち,つくり,で可能,とき,なん,はじめ,ほか,もの,よう,わたし,キロ,スピード,チーター,メートル,一番,世界,中,九,二,五,人間,八,前,動物,化,十,器用,圧勝,実感,密度,寿命,山梨,想像,意図,意志,感心,手,方,旅行,早送り,昔,時間,景色,暮らし,正式,歩き,比較,気,特,特徴,獲物,生活,発明,百,的,目,真似,短時間,秒,移動,羽,能力,自分,自動車,自身,記録,豊か,足,車,逆,通り,速度,道具,違い,部分,長距離,頭,飛ぶため,驚異,骨,鳥,

■経験語彙 33種 44個 (種類率75%) 69点
あらわす,うつりかわる,しまう,そう考える,ちがう,つくる,づける,で思う,と思う,は思う,もいえ,も思う,れる,作り上げる,使う,使える,備わる,優れる,取り入れる,向かう,延びる,捕らえる,暮らす,残る,生かす,生み出す,調べる,走る,走れる,追い付ける,違う,飛ぶ,飛べる,

■総合点 74点

■均衡点 6点
 

人間の優れたところ
   小5 ちぴ(asatihi)  2026年5月4日

 モグラは、ミミズ食いしょうばいである。そのため、土の中にトンネルを掘り、ミミズを捕まえなければいけない。そんなモグラの生活を支えるのが、シャベルのような前足だ。土を掘って掘って掘りまくる、モグラは、原始的なからだのなかで、唯一、発達している前足を使っているのである。動物も同じようなものだ。必ず、何かに特化している。人間の場合は、かしこい頭と、器用な手で、動物の、それぞれ特化した部分を道具として取り入れてきた。人間の特化した部分はといえば、頭や手であろう。だが、動物の優れた特徴と大きく違うのは、意図的につくった道具を使っていることだ。つまり、動物は、動物の意志で、優れた部分を作り上げたのではないが、人間は、自分たちの意志で、道具を発明している、ということである。

 わたしが比較してみたのは、チーターと人間だ。チーターは、およそ百十キロのスピードで獲物を捕らえる生活をしている。百メートル走を走ると、正式に記録されたものでは、五秒九五という、驚異な記録が残っている。人間の百メートルはどうだろう。世界記録でも、九秒五八で、チーターの圧勝だ。では、人間は、チーターの速さには追い付けないのであろうか。いや、それはちがう。人間は、自動車という、速い速度で走れる「道具」を発明した。人間たち自身は速く走れなくても、自動車で、長距離の移動が、短時間で可能になった。車で旅行などに行くとき、山梨までおよそ二時間だ。それすらも長いと思ってしまうわたしだが、昔は歩きで向かうことになっていた。想像するだけでも、ぞっとする。いつも車で移動するとき、目の前の景色がまるで早送りのようにうつりかわっていくのを、速いな、と感心している。それほど速いのだなあ、といま実感した。チーターの足の速さは、チーターの暮らし方をあらわしている、ともいえる。

 ほかにも、調べたものの中で、興味深かったのは、鳥である。鳥の暮らし方をあらわすものとしては、羽だ。鳥の骨は、密度を小さくして、軽く、飛べるようにしているのだ。人間の骨は、そのようにはつくられていない。わたしも、飛べる鳥がうらやましかった。ただ、そこで思った。逆に言えば、鳥の羽や、骨のつくりは、「飛ぶためだけにしか」使えないのである。そう考えると、わたしは、なんでも生み出していく人間でよかった、となんだかほっとした。

 わたしは、それぞれ、人間と動物とを比較してみて、一番大きな違いに気づけた。はじめにも思っていた通り、人間は意図的に道具をつくり、動物は、意図せずに優れた部分を生かしているという違いだ。人間はかしこい頭で、動物に備わった能力を真似し、器用な手ですべてを取り入れていく。だからこそ、人間は、動物より寿命が延び、暮らしが豊かになったのだと、わたしは思った。