あかねさん、作文を読んでとても感心しました。
日本語の特徴(とくちょう)や歴史、英語や他の言語との違い(ちがい)をしっかりと調べて、わかりやすくまとめていますね。
特に、日本語の文字の多さや習得の大変さについて、自分の考えや感じたことを具体的に書けているところが素晴らしいです。
難しい(むずかしい)漢字が書けるようになった」という達成感の話は、読んでいる人にも伝わりやすく、あかねさんの気持ちがよく表れています。
また、方言の話ではお母さんの話を取り入れていて、文章に深みが出ています。
「ときんときん」という言葉の意味を自分なりに考えたところも、とてもよく書けています。
言葉の面白さや難し(むずかし)さを理解しつつ、それを大切にして未来に繋げたいという気持ちが伝わってきて、作文の結びも力強いです。
全体的に、あかねさんの日本語への愛情と興味がよく伝わる、読みごたえのある作文でした。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 誇らしい九年間 ha 05月4週 あかね
字数/基準字数:
1099字/600字
思考点:64点
知識点:78点
表現点:81点
経験点:82点
総合点:79点
均衡点:3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:69点
知識点:83点
表現点:87点
経験点:87点
総合点:82点
均衡点:3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙15種22個68%64点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙58種89個65%78点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙118種201個59%81点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙42種61個69%82点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1099字
 64点
 78点
 81点
 82点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 15種 22個 (種類率68%) 64点
。しかし,。たしかに,。だから,さこそ,だと,て思う,と思う,ないと,なければ,は考える,わかると,人間にとって,変わると,少ないから,示すべき,

■知識語彙 58種 89個 (種類率65%) 78点
一緒,一部,主語,事業,人間,以上,内部,加味,努力,合作,国家,国際,地域,外国,多分,大切,年間,必要,意味,愛知,戦後,整理,文化,文字,文法,方言,日本,日本語,明治,時代,時間,普及,最初,月日,未来,母語,漢字,独特,疑問,真剣,研究,筆者,素敵,自分,自然,苦労,英語,蜘蛛,複雑,視点,言葉,言語,課題,象徴,達成,野放図,鉛筆,韓国,

■表現語彙 118種 201個 (種類率59%) 81点
いま,お母さん,お金,か月,きっかけ,こと,これ,さ,そう,それ,たくさん,たち,とき,ときん,ところ,まま,もの,よう,ら,イタリア,イントネーション,カタカナ,スペイン,ロシア,一つ,一緒,一部,主語,九,事業,二,五,人,人間,以上,全て,六,内,内部,加味,努力,十,千,合作,四,国,国家,国際,地域,外,外国,多分,大切,字,年,年間,度合い,必要,意味,愛知,感,戦後,数,整理,文化,文字,文法,方言,日本,日本語,明治,時代,時間,普及,最初,月日,未来,様々,橋,母語,気,漢字,点,独特,疑問,百,的,県,真剣,研究,私,端,筆者,箸,素敵,習い,自分,自然,芽生え,苦労,英語,蜘蛛,複雑,視点,言葉,言語,語,読み方,課題,象徴,達成,野放図,鉛筆,間,雨,雲,韓国,飴,

■経験語彙 42種 61個 (種類率69%) 82点
かかる,かける,しまう,てる,て思う,できる,とがる,とく,とんがる,と思う,は考える,ひる,れる,わかる,住む,作り上げる,作る,使う,出る,取り組む,受け継ぐ,合わせる,変わる,学ぶ,形づくる,感じる,整える,書ける,示す,終える,終わる,組み合わせる,繋ぐ,習う,聞く,聞こえる,衰える,覚える,話す,調べる,違う,驚く,

■総合点 79点

■均衡点 3点
 

誇らしい九年間
   小6 あかね(akaneya)  2026年5月4日

 英語は、外の視点と内の視点が合作で作り上げた珍しい言語だ。その点、ロシア語などは、多分にまだ内部の視点だけの言語だが、それは国際普及の度合いが少ないからだ。私たちの母語である日本語は、いま徐々に外の視点を加味して整理される芽生えが出てきている。もし外国人がこのまま五十年、百年と衰えなければ、日本語も大きく変わると筆者は考えている。また筆者は、日本語は明治からいままで百年の間に驚くほど変わった。戦後の四十年間でもどんどん変わっているという野放図な自然言語なのだ。これは国家的な事業として相当大きな研究課題としてお金をかけ、真剣に取り組まないと、どうにでもならないと思っている。

 日本語は、ひらがなやカタカナ、漢字が沢山あり、全てを習い終えるのに九年間もかかってしまう。しかし、英語やスペイン語、イタリア語や韓国語では、二十六字や二十四字で少なく、文字だけだと数か月間で習い終わってしまうそうだ。日本では、ひらがなだけでも五十文字あり、漢字だけでも二千百文字以上もあるのに、二十六文字や二十四文字だけで組み合わせてたくさんの文字を作っているところがすごいなと思った。習い終わることには時間がかかるけれど、長い月日をかけてできた言葉は、使っているときに

「あっこれ難しい漢字だなって思ってたけどもう書けるようになった!」

など、達成感があり、誇らしいところだと思う。

 日本語はイントネーションが少し違ったり、文法が違ったりしていて覚えにくくなっている。さらに、言葉を話すときに主語を使わないことで外国人が苦労しているそうだ。「雨」と「飴」「雲」と「蜘蛛」「箸」、「端」、「橋」などの言葉も、読み方は一緒なのに意味は全く違うところが日本語の面白さの一部だと思う。もう一つ、私たちもあまり習うことがないのは、方言だ。お母さんが住んでいた愛知県では、鉛筆がとがっているところを、「ときんときん」と言っていたそうだ。最初聞いたときは「え?どういうこと?」と疑問に感じたが、意味がわかると、ときときしているところがとんがっているように聞こえてきた気がする。これをきっかけに、もっと様々な地域の方言も調べてみたいなと思った。

 言語とは、人間にとって自分の国の象徴として示すべきものだ。だから私は、日本語という素敵な言葉を受け継ぎ、時代に合わせてより学びやすく整えていく努力も必要だと思っている。たしかに、日本語には複雑さ、独特な難しさがある。しかし、その難しさこそが日本語を形づくり、私たちの文化を作っているのだと思う。日本語の難しさを大切にしながら、未来へ繋いでいきたい。