月の裏側
中3 すみひな(sumihina)
2026年6月1日
月は地球の周りをまわっている。地球から見えるのはいつも同じ面だ。テレビや新聞などのマスメディアにも見えない部分と見える部分がある。しかし、これらの裏表を持つメディアはオールドメディアと呼ばれ、影響力を徐々に失いつつある。今、現代社会で影響力を持っているのはXやインスタグラム、YouTubeなどの動画配信サービスだ。世界中の人ができる。故に、それらの情報の中にはもちろんウソが含まれている。だが、その情報は全てがウソではないことが多い。人間は卑怯で、嘘と真実を混ぜ合わせることで他人を貶めようとするからだ。これに対し、オールドメディアは完全に都合の悪い事実を隠してウソを並べたてる。私はウソに騙されないよう、情報に飛びつかずに疑うことのできる賢い人間になりたい。
第一の方法は、自分から情報を得ようとする積極性を持つことだ。私は、噂話を信じてそれを大勢の友達と共有し、混乱させてしまったことが何度かある。自分がウソをつかなくとも、根拠のない噂を伝えることで他人をだます行為になってしまうと教えられた出来事だ。このような事例は、世界のニュースを見るといたるところにある。「地球温暖化」などがその格好の例だろう。地球の気温が上昇しているのは、自然のサイクルの一環だということを皆さんは知っていただろうか。ある研究で二酸化炭素の排出が増えていることを気温の上昇と結びつけたのが始まりだ。その仮説をマスメディアが大々的に報じてしまったため、時間と税金を浪費することになってしまった。私たち一人一人が情報をうのみにせず、自分で調べようとする姿勢を持っていたならばこのような事態は起こらなかっただろう。
また、第二の方法は強い意志を持つことだ。たとえ回りがみんな同じことを信じていて、自分一人が違う意見を持っていたとしても、それが正しい根拠に基づくものならその通りに行動すればいい。杉原千畝は第二次世界大戦中、リトアニアの日本領事館で働いていた外交官だ。ナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人に対し、日本の通過ビザを独断で、政府の命令に逆らって大量に発給し、約6000人の命を救ったことで知られている。このビザは「命のビザ」と呼ばれ、現代まで語り継がれている。一人の日本人の意志が大勢のユダヤ人を救ったのだ。
確かに、他者とのコミュニケーションをとるためには、皆と共通した話題を持つことも大切だろう。しかし、「生き残るのは最も強い者でもなく、最も賢い者でもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」とチャールズ・ダーウィンが言った名言がある。一番大切なのは、この荒波のたつような現代社会で生き残ることだ。そのためには、やはり賢さが必要だろう。この賢さとは、人をだまして自分がのうのうと生きていくようなずる賢さやただ知恵があるということではない。自分が正しい情報を掴みに行けるスキルを得るための賢さを持つということだ。私は、見えない月の裏側まで予想して行動できるような賢さを持つ人間になりたいと思う。