「ガッツがある」とか(感想文)
小6 あかすな(akasuna)
2026年6月2日
「ガッツがある」「根性が足りない」といった言葉を、私はあまり好まない。「一心不乱」に物事へ取り組む姿勢は確かに大切だが、それが「盲目的なひたむきさ」になってしまうことには危うさもあると感じる。人は空腹になれば自然と食事を求めるように、好奇心があれば本来、自ら学ぼうとする存在である。教育の本来の役割は、その意欲を引き出すことにあるはずだ。しかし、知識の詰め込みを重視する教育によって、人間本来の好奇心が失われ、学ぶことの楽しさも薄れてしまっているように思う。想像力は、人間にとっての「心の遊び」のようなものである。心が本来の自由さを取り戻したとき、人は自然と想像力を働かせる。そしてその想像力は、心の栄養となり、他者への「思いやり」として、人間関係を築く力へとつながっていく。
私は、何事にも「余裕」が必要だと考えている。時間や気持ちに余裕がないと、人は焦りに支配され、本来の力を十分に発揮することができないからだ。そのため私は、日々の勉強や課題の合間に音楽を聴く時間を設けている。好きな音楽を聴くことで気持ちが落ち着き、疲れた心や頭が自然と整えられるからである。音楽を聴くことは、まるで充電器で端末を充電することに似ている。充電がなければ端末が十分に機能しないように、人も休息や気分転換がなければ集中力や思考力を保つことは難しい。音楽によって気持ちを切り替えることで、その後の勉強や課題にも前向きに取り組むことができ、結果として効率も高まる。
私は母にも、「やるべきことの合間にしていることは何か」と尋ねてみた。母は「昼寝をすること」だと答えた。理由を聞くと、短い昼寝でも心身が休まり、目覚めた後に頭がすっきりして仕事の効率が上がるからだという。また、その時間はとても幸せで、自分にとって大切な休息になっているとも話していた。この話を聞き、母は日々の家事や仕事の中で、知らず知らずのうちに疲れをためているのではないかと感じた。それでも家族のために休まずに頑張ってくれていることに、改めて感謝の気持ちを持った。そして母にとっての昼寝が、私にとっての音楽のように、次の行動へ向かうための大切な「整える時間」なのだと気づいた。
人間にとって余裕とは、心に栄養を与え、想像力や思いやりを育てるために欠かせないものである。努力を続けるためには根性だけではなく、心と時間のゆとりが必要だ。まさに「急がば回れ」ということわざの通り、自分に合った休息の方法を持つことで、かえって物事に前向きに取り組むことができるのだろう。また、今回の母の話を通して、家族それぞれが見えないところで疲れを抱えながら生活していることにも気づかされた。私はこれからも家族への感謝を忘れず、周囲の人を思いやる心を大切にしていきたい。