のんのんちゃん、こんにちは。すばらしい作品、高得点です。このテーマについては、日頃から関心を持ち理解を深めていることがわかります。実例を挙げての展開がとてもうまい、読ませます。
民主主義の社会で、報道の自由や国民の知る権利が保証されました。国際化の時代となり、ボーダーレスな情報の交換ができるようにもなりました。自由になればなるほど私たちはその真偽に関して厳しくなるべきであるのに、受け流しの状態になっている反省がありますね。パラドックスのようですが、見えてこない情報の部分に目を凝らすことで、真実が見極められそうです。
まず、心がけたいのが、自分自身が疑問を抱く姿勢を持つことですね。「悪編」というのは意図的であるゆえに最も罪深いものですね。視聴率のために感動を煽るのですね。歴史的な考察から、似たようなことが今の日常にもあるという展開も説得力があります。
また、自分の意見を持つことでは「集団協調性バイアス」について考えることができました。「火災警報が鳴っていたとしても」はよくある光景ですよね。また誤作動に違いないと誰一人反応しないという同調性は危険です。まさに「やらずに後悔より、やって後悔する」勇気が求められます。
情報化されることは、受けとる責任を持つことでもありますね。知りたいと願う時に、私たちはよい受け手に成長することを望まれています。
<<え2019/96jみ>>
のんのんさんの作文は、テレビやマスメディアの情報の表と裏を鋭く見つめ、その問題点を具体的に指摘している点がとても優れています。湾岸戦争の映像が一部しか伝えられていないことに気づき、情報の「影」の部分を見極めたいという強い意志が伝わってきます。
「悪編」や集団協調性バイアスなど専門的な用語を使いながら、具体例を交えて説明しているため、説得力が増しています。特に、太平洋戦争時の新聞の例や災害時のデマの話は、情報の信憑性について考えさせられます。
方法として「疑う意思を持つこと」と「自分の意見をしっかり持つこと」を挙げているのもよくまとまっています。さらに、「やらずに後悔より、やって後悔する」という言葉や「勘とは経験の集積から湧き出る真実的総合判断」という名言を引用していることで、主張に深みが出ています。
のんのんさんが情報をただ受け入れるのではなく、自分の目で確かめ、考える姿勢を持とうとしていることが伝わり、とても立派です。今後もこの視点を大切にして、さらに自分の考えを深めていってください。
【項目評価】
方法がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。
名言がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1556字/600字
思考点:79点
知識点:93点
表現点:92点
経験点:95点
総合点:94点
均衡点:4点
■思考語彙 21種 25個 (種類率84%) 79点
確か, 第,、例えば,。しかし,。だから,あるから,あるため,いるため,かかわらざる,くると,できるため,と思う,ないと,は思う,は考える,みると,みんな思う,やらざる,れざる,言わん,起きると,
■知識語彙 80種 118個 (種類率68%) 93点
世界,人間,他者,以外,信頼,傾向,優勢,出演,判断,制作,効率,動物,協調,反面,名言,周囲,問題,団結,国民,多大,大切,大半,大変,太平洋戦争,安心,対策,当時,後悔,得意,心理,必要,悪役,悪者,情報,意味,意図,意思,意見,戦争,提供,政府,新聞,方法,日本,日本人,明確,時間,景色,本当,本格,氾濫,火災,災害,無意識,特徴,現象,理解,用意,番組,目的,相手,真偽,真実,経験,総合,編集,自分,行動,裏側,視聴,言動,認識,誤解,警報,近年,避難,邪魔,集団,集積,非常,
■表現語彙 141種 219個 (種類率64%) 92点
確か,あるため,いるため,うえ,きっかけ,こと,これ,さ,それ,ただ,たち,たび,できるため,まま,みんな,もの,よう,イメージ,オーディション,セット,テレビ,デマ,ネガティブ,バイアス,パット,マスメディア,ライオン,世界,中,主,二,人,人々,人間,他者,以外,何,信頼,側,傾向,優勢,光,出演,分,判断,制作,前,効率,動物,勘,十,協調,反面,名言,周り,周囲,問題,嘘,団結,国民,園,多く,多大,大切,大半,大変,太平洋戦争,安心,対策,川,年,当時,後悔,得意,心理,必要,性,悪役,悪者,情報,意味,意図,意思,意見,戦争,指,提供,政府,数,新聞,方法,日本,日本人,明確,時,時間,景色,本,本当,本格,止め,歪,氾濫,火災,災害,無意識,特徴,現象,理解,用意,番組,的,皆,目的,相手,真偽,真実,私,経験,総合,編集,者,自分,舵,苦し紛れ,行動,裏側,視聴,言動,認識,誤解,警報,近年,通り,避難,邪魔,闇,集団,集積,非常,首,
■経験語彙 51種 82個 (種類率62%) 95点
あふれる,ありえる,うなずく,おる,かかわる,かしげる,きづく,しまう,たつ,つける,できる,と思う,は思う,は考える,みんな思う,やる,られる,れる,わかる,乗り出す,仕立てる,伝える,作る,信じる,入る,動く,合わせる,寄せる,広まる,持つ,指す,書く,決めつける,流す,湧き出る,疑う,続ける,見える,見失う,見極める,詰まる,誤る,起きる,起こる,逃げる,過ぎ去る,違う,間違う,限る,騙す,鳴る,
■総合点 94点
■均衡点 4点
真実を見極めるために
中3 のんのん(auhoha)
2026年6月1日
テレビで見れる戦争の部分と見えない部分、その差がくっきりとでてきたことが、湾岸戦争の大きな特徴である。テレビで戦争が見える、と一瞬思ったが、見えている部分はその一部である、ということに、一瞬遅れて気が付いてくる。映像や情報の流れている部分が明るくなっていくほど、映像が秘匿され、流れてこない部分の影が濃くなっていく。さらに大量に情報が流れていることで情報で満たされていると錯覚させることもある。私は目に見えたままのものをそのまま信じてしまうのではなく、その裏側にある影の部分を見極められるような人間になりたい。
そのような人間になる第一の方法は目に見えるもの絵をすぐに信じるのではなく、一度疑ってかかる意思を持つことである。「悪編」という言葉を聞いたことはあるだろうか。これは悪魔の編集という言葉の略称で、主にオーディション番組で制作側が誤って、もしくは意図的に出演者の言動を編集し、視聴者にネガティブなイメージをつけるという意味だ。テレビは限られた時間の中で視聴者が面白い、また見たいと思うものを作り続ける必要があるため、「闇があるから光がある」という名言がある通り意図的に悪役を仕立てることがある。だから、実際は何の問題もない行動も視聴者は誤解し悪者だと決めつけてしまうのだ。さらにマスメディアは多くの人が見ている分間違った情報が広まりやすい傾向にある。太平洋戦争時、日本国民は戦争で日本が優勢であるとみんな思っていたが、日本の新聞を見てみると、その大半には真実が書かれず、苦し紛れと言わんばかりに嘘の情報が詰まっている。数十年たってみてみるとマスメディアに騙されていた当時の人々はありえないと思うが、実際私たちは多大なる信頼を情報に寄せている。近年でも、災害が起こるたびに動物園からライオンが逃げた、○○川が氾濫したといったデマがあふれており、政府が本格的に対策に乗り出すほどである。このような情報たちはパット見ただけでは真実のように作られているため間違った認識のまま過ぎ去ってしまうが、一度舵を止めもの前に見えているのは本当の景色か用意されたセットではないかと疑うことで、情報の歪さにきづくきっかけになると思う。
第二の方法として、自分の意見をしっかり持つことである。日本人は世界的に見ても集団行動を得意とし、団結して動くことがうまい。その反面、日本人は世界でも5本の指に入るほど周りに流されやすく集団協調性が起きやすいという特徴を持つ。集団協調性バイアスとは、集団の中で無意識に他者の行動や意見に合わせてしまうという心理傾向で、例えば火災警報が鳴っていたとしても自分以外の人が避難していないと、それに合わせて大変なことが起こっているのにもかかわらず安心してしまうことを指し、周囲の人の意見が自分と違うものだったら、皆が良いというならと流されてしまうあの現象のことである。これが起きると私たちはしっかりした意思を見失ってしまい、真偽の判断をするうえで非常に邪魔になってくる。自分だけ違うと思われるのは怖いことだし、間違っていた時のことは考えたくもないが、「やらずに後悔より、やって後悔する」、周りを信じることも大切だが、まずは自分の意見をしっかり持つことで、情報を自分のこととしてみることができるため、相手への理解や目的が明確になってくると私は思う。
確かにマスメディアによる情報はわかりやすく、さらに効率的に情報を伝えることができる。しかし「{勘}とは、経験の集積から湧き出る真実的総合判断なのである 」という名言があるようにただ提供される情報にうなずき続けるのではなく、自分のことを信じて首をかしげることも大切にできる、情報の中にある裏側を見極められるような人間になりたい。