あおやゆさんの作文は、「直感と知識のバランス」について、自分の考えをしっかりと述べている点がとてもよいです。
意見の主題がはっきりしていて、「知識に縛ら(しばら)れすぎず、自分の感性を大切にすること」が必要だという考えが伝わってきます。
理由も具体的に二つ挙げられていて、それぞれにわかりやすい説明がついているので、説得力があります。
特に、美術館での体験を通して「名前や説明書きを先に見ると感受性が育ちにくい」という具体例をあげているところは、体験実例がよく書けています。
また、「加害者家族」という社会問題を取り上げ、偏見(へんけん)(こわ)さを説明している部分は、深い考えが感じられます。
このように、自分の意見に対して反対意見も認めつつ、自分の考えを強く主張している点は、反対意見の理解がよく書けています。
さらに、「行動するためには多くのことに無知でなければならない」という名言を引用していることで、文章に説得力と深みが加わっています。
全体として、あおやゆさんの文章は論理的で読みやすく、意見を伝える力がしっかりしていると感じました。
これからも、自分の考えを具体的な例や名言を使って伝える練習を続けてください。

項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
反対意見の理解がよく書けています。
名言がよく書けています。
 

森リン評価 偏見 ma 06月2週 あおやゆ
字数/基準字数:
1144字/600字
思考点:90点
知識点:96点
表現点:89点
経験点:85点
総合点:96点
均衡点:6点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:93点
知識点:99点
表現点:92点
経験点:88点
総合点:93点
均衡点:6点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙25種36個69%90点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙84種125個67%96点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙134種207個65%89点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙44種61個72%85点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1144字
 90点
 96点
 89点
 85点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 25種 36個 (種類率69%) 90点
n確か,n第,。しかし,。例えば,あると,かかわらざる,するかも,するから,するため,せざる,そのため,たはず,だから,だろう,で考える,とらわれざる,と思う,と考える,なければ,なので,なるから,プロセスによって,合うため,見ると,見れるかも,

■知識語彙 84種 125個 (種類率67%) 96点
一般,世界,主人公,事件,事実,事故,亮平,人物,人間,他人,余裕,作品,作者,偏見,兄弟,刑事,判定,刺激,加害,効率,同士,名前,名言,告解,味方,変哲,大切,姉妹,子供,孤立,学校,安易,家族,差別,影響,情報,意見,感動,感受性,感性,感想,感覚,成長,新聞,方向,方法,柔軟,正解,殺人,深刻,無知,父親,物事,独断,現代,理由,理解,病気,白人,直感,直接,直面,知識,確証,社会,絵画,美術館,自分,自然,自由,苗字,行動,被告,被害,被疑,視点,親族,言葉,説明,迫害,過度,配偶,重大,黒人,

■表現語彙 134種 207個 (種類率65%) 89点
n確か,ありのまま,いろいろ,こと,これ,さまざま,するため,そのため,たはず,とき,なん,もの,よう,わけ,インターネット,バッシング,バランス,プロセス,一,一般,上,世界,中,主人公,事件,事実,事故,二,亮平,人,人物,人間,今,他人,余裕,作品,作者,偏見,兄弟,刑事,判定,刺激,前,加害,効率,合うため,同士,名前,名言,告解,味方,変哲,多く,大切,姉妹,姿,子供,孤立,学校,安易,家族,差別,影響,彼ら,思い,情報,意見,感動,感受性,感性,感想,感覚,成長,新聞,方,方向,方法,時,書き,本,柔軟,次,正解,殺人,深刻,無知,父親,物,物事,独断,現代,理由,理解,病気,白人,的,皆さん,目,直感,直接,直面,真,知識,確証,社会,私,絵画,罪,羊,美術館,考え,者,耳,自分,自然,自由,苗字,行動,被告,被害,被疑,視点,親,親族,言葉,説明,迫害,過度,配偶,重大,間違い,頭,鵜呑み,黒人,

■経験語彙 44種 61個 (種類率72%) 85点
かかわる,しまう,しれる,すぎる,せる,できる,で考える,とらわれる,と思う,と考える,よりかかる,られる,れる,伝える,信じる,傾ける,出す,合う,告げる,基づく,変える,失う,得る,成り立つ,指す,捨てる,接す,描く,書く,止める,決めつける,犯す,知る,移す,縛る,育つ,育む,見れる,触れる,起こす,躍る,過ごす,間違う,陥る,

■総合点 96点

■均衡点 6点
 

偏見
   中1 あおやゆ(aoyayu)  2026年6月2日

 たり触れたりして得る直感は大切だ。ものを見たり接したりするときには自由で柔軟な感覚を失っては感動できない。しかし、直感に安易によりかかりすぎると独断や偏見に陥る。そのため、自分の感性を信じつつ、一般的な知識と他人の意見を耳に傾ける余裕といったバランスの上に感受性が成り立たなければならない。私は知識に縛られないことは大切だと思う。

第一の理由は自分の目で見た方が成長するからだ。私は美術館に行った時に、つい作者の名前や説明書きから見てしまうことがある。例えば、この絵画はレオナルドダヴィンチが描いたという説明を見るとその絵画がどのようなものであるかを見る前に「すばらしい」と判定してしまう。これではその絵画を見て素晴らしいと考えるまでのプロセスによって育まれる感受性が育たない。美術館の説明書きはある人の視点から見たありのままの感想であったり事実であったりで正解でも間違いでもない。美術館の作品を見ることで人の考えや思いを言葉ではなく絵画という「いろいろな方向から見ることでさまざまな理解がある」方法で伝えるのは人同士で感性を刺激し合うためだろう。

第二の理由に知識があると物事の真の姿を見れなくなるからだ。皆さんは加害者家族というものを知っているだろうか。刑事事件や重大な事故などを起こしたとされる人物(加害者・被疑者・被告人)の配偶者、親、子供、兄弟姉妹などの親族を指す。彼らは直接罪を犯したわけではないにもかかわらず、社会的な偏見や孤立、過度なバッシングなど深刻な二次被害に直面することが多い。「あの人の家族は殺人を犯した」という事実に基づいて「あの人も殺人をするかもしれない」と思うのは自然なことではある。しかし、その人が殺人をするといった確証はないのに決めつけるのは良くないことである。「羊の告解」という本では突然、父親が殺人を犯したと告げられた主人公の亮平は学校を変え苗字を変えて過ごす。なんの変哲もなかったはずの家族が殺人を止めることができなかった、殺人を出した家族として新聞にも書かれていた。世界には差別が多い。これは偏見による物だと思う。白人だから、黒人だから、殺人を犯した人の家族だから、病気だからという理由で迫害される人は今もいる。偏見は人間の考えの中で影響が大きいのだなと思う。

確かに知識があった方が物事を効率よく見れるかもしれない。しかし「行動するためには多くのことに無知でなければならない」という名言のように知識にとらわれず偏見を捨てて自分の味方で物事をありのままに見ることは大切だ。インターネットなので間違った情報に躍らせてしまうことが多い現代社会だが、書いてあったことを鵜呑みにせず自分の頭で考えてから行動に移したい。