汚れるより楽しい

   小4 いのはる(inoharu)  2026年6月2日

   プラスチックの容器が、ここ美しが丘公園のグラウンドに、二十個ほど並んでいる。

「ポーン」

「ポーン」

「ポーン」

「ポンポンポンポーン」

「ジャバジャバジャバジャバ」

今ぼくは、ぼくが行っている学童で夏休みに毎年行われる科学実験のプログラムで、重曹とお酢を入れたプラスチックの容器をさかさにしておくとどうなるかについて調べている。そうするとロケットのように「ポーン」ととび上がった。なぜばくはつするのかお母さんにきいてみた。そのあと、自分でも調べてみた。すると、重そうは炭酸水素ナトリウムでアルカリ性、お酢は酸性なので中和しあい、二酸化炭素が出て、場所が足りなくなり、ロケットみたいに上にとび上がるそうだ。しかし、お酢が下にこぼれるので後かたづけで、手が汚れてしまう。だからみんなが片づけをいやがった。

 その日、そのプログラムでいちばん高く上がったグループに賞品をあげるというゲームをした。ぼくはお酢を多く入れた。すると二位だった。一位の人はまるでバスケ選手の身長の二倍くらいまで上がっていて木の枝に届くくらいだった。しかし、一位の人は二酸化炭素の泡がすごかったのでビリの人の三倍くらい片づけしなければいけなかった。

 おばあちゃんにも話を聞いてみた。おばあちゃんは子どものろ、よくおばあちゃんのお父さんといっしょに三浦海岸という神奈川県の海岸によく行ったらしい。その砂浜でおよいだり、山を作ったり、城を作ったり、どろだんごを作ってころがしたりしてたくさんあそんだそうだ。春になるとあさりをほりにいったりもしたらしい。ぼくだったらどろだったり、水でぬれた砂浜の砂をさわると、手がよごれていやな気持ちになる。しかし、おばあちゃんは、砂でよごれることが気にならないくらい砂であそぶのがたのしかったそうだ。ぼくは湯船に入ると遊んでいるが、おばあちゃんはどうしてそれが楽しいのか、どうしてそんなことをしてあきないのかと思っているそうだ。十人十色という言葉があるように何人かいると、全員が思うことは、一人一人違うのだ。