自分の体で体験することは大切だ

   小5 あさめい(asamei)  2026年6月3日

 先日ラジオで、東京ではアオマツムシが木の上でうるさいほど鳴いていて、他の虫の声が聞こえないほどだ。それを聞きながら、横浜に住んでいる私は、どうしてその虫が横浜にはいないのだろうと不思議に思ったのだが、つい先ごろ、妙に大きな声の虫が鳴いて

いるのに気がついた。私は今までずっとそれをコオロギだと思ってきたのだが、ラジオの話を思い出して、ひょっとしたらこれがあ

のアオマツムシかもしれないぞと思ったのだ。そして一時間ほどの探索の末、緑色の葉の上で大声で鳴いているのを発見したのだ。自分自身の直接的な体験を通して得られる知識は案外少ないのだ。知識は現実の見え方や感じ方を変えてしまう力を持っている。習慣もそな一つだ。日本人とヨーロッパ人では聴覚のしくみが違うという話も、考えようによっては、虫の声を楽しむという日本人の習慣が、日本人の耳を少しずつ変化させてきたのだとも言えるでしょう。

私は博物館で、交通事故などで死んでしまった動物を使って研究をしている先生の元でボランティアをした。哺乳類を解剖するにはいくつかの工程があり、私は皮を剥いだあ後に皮に残った、脂肪や筋膜をメスとピンセットでていねいに取りはずす作業を手伝った。最初母からは、

「解剖なんて出来るの?」

と心配された。そして私も

「ちょっと無理かもしれない」

と思い怖気付いた。けれども実際にハクビシンの皮を目の前にすると、怖さより興味がわいてきた。そして他のボランティアの方か

らも、さまざまな事を教えてもらいながら作業に集中して、五時間の地味な作業があっと言う間に終わってしまった。母は、強烈な動物と薬品のにおいに負け、途中でギブアップしてしまった。次回は別の哺乳類や、皮を剥ぐ作業をやってみたい。

 母は、高校生の時にアイススケートの合宿に参加した。その時に教えてくれた先生は、元フィギアスケート選手で、フランス人形のよ

うにかわいくて、スケートも上手で、「こんな大人になりたいな!」

と思い、一瞬であこがれを抱いた。今宿の最終日、先生に手紙を送りたかったため、住所を教えて欲しいと頼んだ。すると先生は、

「え―私字が汚いから書くのが恥かしいわ」と言いながら書いてくれた。しかし紙に書かれたその字のあまりの汚さに驚いて、声もでなかったらそうだ。とても美しい人だから、字も綺麗に違いないと勝手に思い込んでしまったのだ。これとは逆の出来事もあった。

母の職場に体も、手もごついくてまるでじゃがいものような男性が書く字が、あまりにもきれいで驚いた。この時で「人はみためにはよらないな」て思った。そして、字がきれいと言うことだけで、その人の人格を勝手に想像してしまうから不思議だ。

 私はは思って想像するだけでやるのではなく、実際に体で体験することが大事だと分かった。そして人から聞いてだけで

はなく、本当なのか自分で調べて確認することも重要だと言うことも学んだ。これからも、「そうなんだ」で終わらせずに、さまざまなワークショップなどに進んで参加して、体験したり、調べていきたいです。