あえたきさん、今回の作文は現代社会の若者の自立問題について、具体的な原因を丁寧(ていねい)掘り下げ(ほりさげ)て書かれている点がとても良いです。
特に、一人の子供に多くの大人が手をかけることや、機械の発達による自主性の低下という二つの原因を挙げ、それぞれについて具体例や自分の体験を交えて説明しているので、説得力が増しています。
保健の授業でのAI活用の実例は、読者にリアルな状況(じょうきょう)を想像させる効果的なエピソードであり、体験実例がよく書けています。
また、「成長とは“できるようになる”ことではなく、自分で“考えられる”ようになることである」という名言を引用し、文章の主題を強調している点も優れています。
文章の構成も、問題提起から原因の説明、そして自分の考えと願いへと流れが自然で、論旨(ろんし)がしっかり一貫(いっかん)しています。
全体を通して、社会問題の主題が明確で、原因分析(ぶんせき)と自分の体験、名言の引用がバランスよく配置されているため、読み手に深い理解を促す(うながす)良い作文です。
これからも、自分の体験を活かしながら、さらに多角的な視点を取り入れていくと、より深みのある文章になるでしょう。

項目(こうもく)評価】
社会問題の主題がよく書けています。
原因がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
◎名言がよく書けています。
書き出しの結びがよく書けています。
論旨(ろんし)一貫(いっかん)
 

森リン評価 真の成長 nnga 06月4週 あえたき
字数/基準字数:
1465字/600字
思考点:110点
知識点:78点
表現点:77点
経験点:94点
総合点:86点
均衡点:-3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:-3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙33種47個70%110点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙59種108個55%78点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙109種220個50%77点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙50種76個66%94点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1465字
 110点
 78点
 77点
 94点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 33種 47個 (種類率70%) 110点
“考える, 確か, 第,。しかし,あげよう,いくため,しまえば,しよう,し考える,すぎると,すべき,それこそ,たため,だろう,で考える,と思う,と言える,ないと,なければ,のため,のみ言える,は思える,やろう,わからざる,を考える,任せると,動けば,書くと,減れば,発達によって,考えるう,考えるざる,開くと,

■知識語彙 59種 108個 (種類率55%) 78点
世話,主体,人間,他者,保健,値段,写真,利用,勉強,十分,原因,叔母,叔父,名言,問題,大人,子供,完成,干渉,意欲,愛情,成熟,成長,抵抗,授業,援助,教科書,教育,文章,方向,方法,時期,時間,栄養,機会,機械,母方,毎回,活用,父方,状態,現代,生活,発表,発達,目標,社会,祖父母,筆頭,自主,自分,自立,若者,行動,要約,親戚,進行,適当,高校,

■表現語彙 109種 220個 (種類率50%) 77点
 確か,いくため,お年玉,こと,これ,それ,それぞれ,たくさん,たため,たち,ところ,のため,よう,インターネット,スライド,テスト,ページ,ボタン,一,一つ,世話,中,主体,二,五,人,人間,今,他者,何,保健,値段,写真,分,初め,利用,前,力,勉強,十分,原因,叔母,叔父,名言,問題,図,多く,大人,子供,完成,家,干渉,性,意欲,愛情,成熟,成長,手,手取り,抵抗,授業,援助,教科書,教育,文章,方,方向,方法,時,時期,時間,暇,栄養,様々,機会,機械,母方,毎回,活用,父方,状態,班,現代,生活,発表,発達,的,目標,社会,祖父母,私,筆頭,習い事,自ら,自主,自分,自立,色々,若者,行動,表,要約,親,親戚,足取り,進行,適当,頭,高校,

■経験語彙 50種 76個 (種類率66%) 94点
“考える,あげる,いける,かける,しまう,し考える,すぎる,せる,できる,で考える,と思う,と言える,なれる,のみ言える,は思える,まとめる,もらう,やる,られる,れる,わかる,を考える,上げる,任せる,出る,分かれる,切り開く,切る,動く,動ける,増える,変わる,失う,当たる,得る,持つ,教える,書く,減る,生きる,続く,繰り返す,薄れる,行なう,覚える,読む,送る,通う,開く,頼る,

■総合点 86点

■均衡点 -3点
 

真の成長
   高2 あえたき(aetaki)  2026年6月4日

 現代社会を見てみると、親元を離れる時期になっても離れずに親から独立できない、いわゆる「ニート」と言われるような人が増えている。このような親から自立のできない「栄養成長」状態の若者が増えていることは問題である。

 第一の原因として、一人の子供にたくさんの大人が手をかけるようになったからだろう。昔は、子供が五、六人いるというのは珍しくなかっただろうが、日本の二〇二五年の合計特殊出生率一・一四である。五、六人の子供を抱えていれば、それぞれの子供の世話をする時間も分散し、親元を離れなければならない年齢も早まるだろう。しかし、子供が減れば、子供それぞれに世話をかけることのできる時間も増え、子供にあらゆることを親が手取り足取り教えたり、様々な習い事に通わせたり、一人の子供にかける教育や愛情が増える。こう書くと、全く悪いことのようには思えないが、親が子供に干渉しすぎると子供は社会に出た時どうやって動けば良いのかわからず、親に頼らないと何も動けない人になってしまう。これは、親にのみ言えることではない。現代の子供は、親だけでなく父方の祖父母、母方の祖父母、それぞれの叔父、叔母など、様々な人に手をかけてもらっている。子供が五人いる家と、二人いる家では、親戚があげようと思うお年玉の値段も変わってくるだろう。このように、一人の子供にたくさんの大人が手をかけるようになったことは問題の原因の一つと言える。

 第二の原因として、機械の発達によって自らの頭で考えようとする自主性が失われたことである。現代社会では様々な機会が発達し、自分たちで考えずともボタン一つで色々なことができるようになった。特にAIの発達はその筆頭に当たると思う。高校の保健の授業では毎回授業でやるページのところを班に分かれて、自分たちで十分ほどでスライドにまとめて、発表するという進行方向だった。10分という短い時間の中でスライドを完成させなければならなかったため、自分たちで要約などを行なっている暇はない。ChatGPTに教科書の写真を送り、要約してもらい、図や表はインターネットから適当に持ってきて、発表時には、ChatGPTの文章を読み上げるというのをいつも繰り返していた。初めの方は抵抗があったが、それにもなれて、次第に自分でやろうという意欲も薄れた。しかし、この勉強方法、テスト前に勉強しようとして、教科書を開くと何も覚えていないのだ。AIを上手く活用し、主体的に利用している人もいるだろうが、多くの人が私のようになってしまっているだろう。このように、自らの頭で考えず機械に任せると、自分でやろうという自主性が薄れる。これは、問題の原因の一つと言っていいだろう。

 確かに、様々な大人の援助を得て成長しなければならない時期もある。しかし、この状態が続き、自立しなければならない時期に親に頼り切ってしまうのはどうだろうか。「成長とは“できるようになる”ことではなく、自分で“考えられる”ようになることである」という名言のように、他者に頼り切って自分の頭で考える力を失ってしまえば、それこそ「栄養成長」状態の人間になる。現代社会で生きていくためには自らで主体的に行動し考えることのできる「成熟成長」の人間にならなければならない。現代の、「栄養成長」状態の若者が増えているのは問題である。私は、自らの頭で自分が目標のために今何をすべきか、自分が他者にできることは何か、そういったことを考えて自分で自らの生活を切り開いていけるような人になりたい。