ひなすみさん、あなたの作文はとてもよく考えられていて、具体的な体験や家族の話を交えながら、自分の考えをしっかり伝えています。
特に、吉野(よしの)先生の話や姉との音楽の好みの違い(ちがい)のエピソードは、身近な例を使って「先入観を持たずに自分で確かめることの大切さ」をわかりやすく示しています。
前の話や聞いた話がよく書けていて、文章に厚みが出ていますね。
また、「コオロギの声」や「アオマツムシの声」の例えも、ものの見方が変わることを具体的に示していて、たとえがうまく使われています。
文章の中で「一歩踏み出す(ふみだす)勇気」や「噂を疑う(うたがう)心」など、大切な気づきをまとめている点も素晴らしいです。
最後に、自分の性格を振り返り(ふりかえり)、これからの目標をはっきり書いているので、作文の結びがとても力強く感じられました。
全体として、ひなすみさんの考えが伝わりやすく、読み手に考えさせる内容になっています。

項目(こうもく)評価】
・具体例の活用:よくできている
・たとえの使用:うまく使われている
・前の話・聞いた話の活用:よく書けている
一般(いっぱん)化の主題:よく書けている
・書き出しの結び:よく書けている

 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1094字/800字
思考点:74点
知識点:66点
表現点:69点
経験点:71点
総合点:77点
均衡(きんこう)点:7点

 


■思考語彙 19種 20個 (種類率95%) 74点
、場合,。しかし,。だからこそ,。例えば,いると,いるので,すると,そのため,だから,と思う,ないらしい,みると,や第,れざる,人に対して,優しいかも,場合によって,怖いかも,「確か,

■知識語彙 41種 70個 (種類率59%) 66点
事例,仕事,優柔不断,先入観,先生,内面,勇気,卒業,印象,吉野,坊主,場面,外見,大事,大切,失敗,学校,対面,帰化,必要,性格,意識,感性,挨拶,日本人,昆虫,生活,直感,真実,知識,経験,絶対,習慣,自分,見方,距離,近所,透明,関係,雑音,黒縁,

■表現語彙 91種 182個 (種類率50%) 69点
、場合,うち,おしゃべり,げ,こと,これ,そう,そのため,それ,それぞれ,だめ,だれ,ところ,もの,よう,コオロギ,テンポ,メガネ,ヨーロッパ,一,事例,人,今,仕事,他,付き合い,優柔不断,先入観,先生,内面,勇気,卒業,印象,吉野,噂,坊主,場面,声,外見,大事,大切,大好き,失敗,女,好き,好み,姉,嫌い,子,学校,対面,帰化,心,必要,性格,意識,感,感じ,感性,挨拶,方,日本人,昆虫,時,曲,歩,母,生活,目,直感,真実,知識,私,経験,絶対,習慣,考え方,自分,色々,見た目,見方,話,距離,近所,透明,関係,雑音,面,頭,黒縁,「確か,

■経験語彙 35種 50個 (種類率70%) 71点
いだく,かける,しれる,だす,とらわれる,と思う,ひる,られる,れる,わかる,わかれる,会う,似る,信じる,取る,変える,始まる,得る,感じる,持つ,整える,歌う,流す,異なる,疑う,知る,確かめる,笑う,築く,聴く,聴こえる,調べる,踏み出す,通う,関わる,

■総合点 77点

■均衡点 7点
 

一歩踏み出す
   小6 ひなすみ(akohina)  2026年6月3日

 コオロギの声は、日本人には美しく聴こえるが、ヨーロッパ人には雑音として聴こえるといわれている。アオマツムシの声も、帰化昆虫だと知ってからうるさく聴こえることもあるそうだ。このように、知識や習慣はものの見方を変える。したがって、自分のものの見方や考え方が絶対ではないものだと意識することが大切だ。

私にも似た事例がある。私は今、姉が卒業した学校と同じ学校に通っている。この学校には、吉野先生という坊主頭で、黒縁メガネかけていて、ひげきちんと整えられている先生がいる。私は、「吉野先生って怖そうだな。」と思っていた。そのため、できるだけ関わらないようにしていたのだが、ある時、姉に「吉野先生って怖そうだよね。」と言ってみたところ、「見た目は怖いかもしれないけど、優しいよ。」と笑っていた。それからは、学校で会ったら挨拶をし、たまにおしゃべりもするようになった。そうしていくうちに、「確かに吉野先生は優しい先生なのだな。」とわかった。このように先入観にとらわれていると人との関係も始まらない。従って、本当は優しい人なのか怖い人なのか、自分から一歩踏み出してみることが大切だ。

他にも、姉はあまり好きではないが私からするといい曲もある。例えば、ずっと高い声で歌われている曲や、「かわいいだけじゃだめですか?」など女の人の甘い声の曲は、好みがわかれる。ある時、そのように姉が嫌いと言っていた曲を実際に聴いてみると、テンポが速く、透明感のある高い声で歌われている曲で大好きになったことがあった。このように、だれだれが嫌いだから自分も嫌いということにするのではなく、やはり、自分から一歩踏み出し本当に嫌いなのか、好きなのかを調べてみることが大事だ。

しかし、母は、場合によっては自分の感じ方を信じることも大切だと言っていた。例えば、初めて会って話をした人に対していだく感じ方や第一印象を大事にすると、距離の取り方に失敗しないらしい。これまでの学校生活や仕事関係、近所付き合いなどから得た経験だそうだ。私のクラスメイトにも色々な性格の子がいるので関係を築くのは難しいと感じることがある。

 このように、人はそれぞれ異なる感性を持っている。だからこそ、先入観にとらわれないことが大切だ。外見が怖い先生でも内面は優しいかもしれない。しかし、自分が対面してみて感じたもの、直感を信じることが大切な場面もある。一歩踏み出すことに必要なことは、噂を疑う心を持ち、勇気をだすことだ。私は、優柔不断な性格をしている一面がある。これからは、噂に流されずそれが真実かを自分の目で確かめにいきたい。