たくみさんの作文は、比喩(ひゆ)表現の大切さについて、自分の体験を交えながらわかりやすく書けています。
比喩(ひゆ)を使うことで相手に実感がわきやすくなることを、陸上部での「頭から一本の糸で吊るされているように走る」という具体的な例で説明している点がとてもよいです。
この体験実例があることで、読者に説得力が伝わりやすくなっています。
また、比喩(ひゆ)を使わない説明がかたくなりすぎて伝わりにくいことや、柔軟(じゅうなん)な表現の必要性も具体的に述べられていて、理由がよく書けています。
さらに、反対意見として「普通(ふつう)に説明すればよい」という考えを取り上げ、「比喩(ひゆ)表現を使わないと実感がわかない人もいる」という意見で応答しているところも、文章に深みを与え(あたえ)ています。
最後に「6(さい)の子供に説明できなければ理解したとは言えない」という名言を引用し、比喩(ひゆ)表現の効果を強調しているのも効果的です。
全体を通して、たくみさんの意見がはっきりしていて、理由や具体例、反対意見の理解、名言の引用がバランスよく盛り込ま(もりこま)れている点が素晴らしいです。
これからも自分の体験を活かしながら、説得力のある文章を書いていってください。

項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
反対意見の理解がよく書けています。
名言がよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1247字/600字
思考点:108点
知識点:60点
表現点:64点
経験点:70点
総合点:64点
均衡(きんこう)点:-9点

 


■思考語彙 32種 46個 (種類率70%) 108点
 たしかに, 第,、例えば,。だから,。つまり,。なぜ,。例えば,いうと,いるかも,おけば,がしかし,が考える,しまうから,しよう,すぎると,すると,すれば,そのため,だから,だと,と思う,ないと,なければ,は言える,みると,やれば,使うと,使えば,使わざる,切らざる,持つと,移せるため,

■知識語彙 33種 79個 (種類率42%) 60点
中学,以外,内容,名言,大切,子供,学年,安定,実感,専門,小学生,意図,意識,手順,技術,文章,普通,最上,材料,柔軟,比喩,理屈,理由,理解,相手,知識,競技,肉体,行動,表現,説明,長距離,陸上,

■表現語彙 80種 172個 (種類率47%) 64点
がちがち,こと,これ,そこ,そのため,それ,ただ,つもり,とき,ほう,もの,よう,ん,トラック,バランス,フォークボール,フォーム,一,上,中学,二,人,以外,体,何,働き,僕,内容,動き,名言,大切,子供,学年,安定,実感,専門,小学生,巧み,年寄り,意図,意識,手,手順,技術,指,教え,文章,方,時,普通,最上,本,材料,柔軟,歳,比喩,物,猫,理屈,理由,理解,的,相手,知識,移せるため,競技,糸,肉体,行動,表現,話,説明,走り,軸,逆,部,長距離,陸上,際,頭,

■経験語彙 34種 85個 (種類率40%) 70点
おく,が考える,しまう,しれる,すぎる,できる,と思う,なくなる,はしる,は言える,ぶれる,やる,られる,れる,わかる,わく,伝う,伝わる,使う,保つ,入る,分かる,切る,動かす,吊るす,帰る,投げる,持つ,生きる,移せる,見せる,話す,走る,走れる,

■総合点 64点

■均衡点 -9点
 

比喩の引き出し
   中1 たくみ(nomutaku)  2026年6月4日

 紙風船は打ち上げてもまたふわりふわりと落ちてくる。この詩を読むと、比喩を、日常の会話でも効果的に使うと、表現が生きてくる。フォークボールを投げるというような肉体的な技術は、その動きをやって見せることが最上の、それ以外にない教え方だと思っていたが、そこに比喩が大きな働きをするのだから!僕は、知識だけではなく、表現も巧みに使うことは大切だと思う。

 第一の理由として、比喩表現というものを使うと、相手に説明したときに、相手も実感がわきやすいからだ。なぜかというと、これを理屈だけで説明すると、頭がごちゃごちゃになってしまい、いまいち何をやればいいのか、相手に伝わりにくくなってしまう。だが、これを比喩を使って、このようにやって、というと、このようにやればいいんだな、と、相手にも実感がわきやすく、手順がごちゃごちゃになったりすることもなくなる。僕は中学で陸上部に入っている。トラック競技の長距離専門だ。走る際に、例えば、陸上で、「頭から一本の糸で吊るされているように走る」という比喩表現を使った教え方がある。これは、意図が伝っているように、体のバランスの軸を保ってはしらなければ、軸がぶれたりしてしまう、ということで、吊るされているようなことを意識して走れということ。軸を保ってという意識を持つと、フォームが正しくなって、うまく走れる。実際にやってみると、安定した走りができた。それはまるで、上から人が吊るしながら動かしているように、やらなければならないのだ。

 第二の理由として、話を柔軟に説明しないと、がちがちの文章になって、逆にわからなくなってしまうからだ。例えば、比喩表現を使わずに、ただの文章だけでやったとしよう。そうすると、これは、物を切るときに、手を切らないようにだけだと、理屈だけということになってしまい、ただのがちがちなだけの話だ。たとえ詳しく説明したつもりでも、ただ説明すればいいというものではない。では、比喩表現を使って説明したとしよう。これを猫の手のようにやって、と比喩を使っていうと、相手も、このようにやればいいんだということが考えられる。僕は、この時、指を切らずに材料を切ることができた。つまり、文章の内容があまりにもがちがちすぎると、かえって伝わりにくくなってしまい、帰りたいと思われてしまう。そのため、表現を柔軟に使って話すことが大切なのだ。

 たしかに、比喩表現を使うよりも、普通に説明しておけばいいと思う人もいるかもしれない。だがしかし、分かる人はわかっても、比喩表現を使わないと実感がわかない人がいる。そのため、比喩表現を使ったほうが、実感がわきやすく、相手にも伝わりやすく、すぐに行動に移せるためいいのだ。「6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない。」という名言があるように、表現を使えば、どんな人にも説明できる。お年寄りだって、小学生の低学年にだってできるのだ。だから、これからも比喩表現を使って、分かりやすく説明したい。