先日、日本産トキの(感)
中1 あけさわ(akesawa)
2026年6月4日
トキのように絶滅寸前にまで追い込まれた動物や、その数を激減させている植物を救おうと努力する姿は、「人間の良識」と評される。絶滅が確実視されるまで放置したあとで、救済努力を傾注するということには、大きな矛盾を感じる。アメリカが自然保護で先進国となった一因として、他国より早く自然を破壊したことも考えられる。
私の中で珍しい動植物で真っ先に思いついたのはコビトカバだ。コビトカバとはオカピやジャイアントパンダと共に世界三大珍獣に数えられる。まるで小型のカバのような見た目をしている。オカピはズーラシアで、ジャイアントパンダは上野恩賜動物園で見たことがあるが、コビトカバを見たのはシンガポールだ。しかし日本各地で合計14頭飼育されているらしい。コビトカバが国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている理由は生息地であるアフリカ西部が内戦などで貧困から肉や牙を求めて密猟者が後を絶たないことがある。また、違法な金採掘や水質汚染、農業用の土地や木炭を得るための森林伐採や大規模農園の開発も人間のその地に住む動植物の存在を無視した行動であり理由のひとつだ。
身近な生き物で最近数が減ったと母が言っていたのはすずめだ。すずめの数が減っていると本では読んだことがあるものの、私は生まれてから「すずめの数が減ったなぁ」と思ったことは一度もない。おそらく、歩いている中で普通に遭遇するからだろう。いったい、いつから、どのような理由ですずめは減り始めたのだろうか。サントリーホールディングスのサイトによると2000年頃から減り始め、理由の一つ目は隙間がない気密性の高い住宅が増え、営巣場所が減っていることがある。二つ目は昆虫が生息する未舗装路や公園、空き地が減ってしまい、ヒナに与えるための十分な昆虫が採れないからだそうだ。
人間にとって自然とは、ずっと変わらない形であり続けるものである。絶滅してしまうと二度と返ってこない。同じ過ちを犯すことのないようにこれからしていかなくてはならない。