あけさわさんの作文は、絶滅(ぜつめつ)危惧(きぐ)種の動植物を救う人間の努力について、具体的な例を挙げながら丁寧(ていねい)に書かれている点がとてもよいです。コビトカバやオカピ、ジャイアントパンダといった珍しい(めずらしい)動物の話が出てきて、文章に興味深さが加わっています。特に「まるで小型のカバのような見た目をしている」というたとえがうまく使われていて、読者にイメージを伝えやすくしています。

また、母親から聞いたすずめの話を取り入れていることで、身近な視点も加わり、文章に立体感が生まれています。こうした前の話や聞いた話がよく書けていることは、作文を豊かにする大切な工夫です。さらに、自然破壊(はかい)の原因や絶滅(ぜつめつ)の背景についても具体的に説明していて、調べたことをしっかりまとめているのが伝わってきます。

最後に、「人間にとって自然とは…」といった一般(いっぱん)的な視点でまとめているところも、主題がはっきりしていてよいです。全体を通して、内容がしっかりしていて、わかりやすく書けていることを評価します。これからも具体例や自分の考えをバランスよく取り入れて、さらに深めていきましょう。

項目(こうもく)評価】
・たとえの使用:よくできている
・前の話や聞いた話の活用:よくできている
一般(いっぱん)化の主題の提示:よくできている
・内容の具体性:よくできている
・文章のわかりやすさ:よくできている
 

森リン評価 先日、日本産トキの(感) ha 06月4週 あけさわ
字数/基準字数:
864字/600字
思考点:67点
知識点:84点
表現点:83点
経験点:63点
総合点:75点
均衡点:1点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:84点
知識点:101点
表現点:101点
経験点:79点
総合点:91点
均衡点:1点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙16種17個94%67点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙67種84個80%84点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙121種159個76%83点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙29種42個69%63点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
864字
 67点
 84点
 83点
 63点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 16種 17個 (種類率94%) 67点
。おそらく,。しかし,いると,いるらしい,しまうと,するから,だろう,つから,と思う,ないから,も考える,よると,与えるため,人間にとって,得るため,救おう,

■知識語彙 67種 84個 (種類率80%) 84点
一因,上野,世界,人間,他国,伐採,住宅,保護,傾注,先進,公園,内戦,努力,動植物,動物,十分,危惧,各地,合計,営巣,国際,土地,場所,存在,密猟,寸前,小型,恩賜,指定,採掘,放置,救済,日本,昆虫,普通,最近,木炭,森林,植物,気密,水質,汚染,激減,無視,珍獣,理由,生息,矛盾,破壊,確実視,絶滅,自然,舗装,良識,行動,西部,規模,貧困,身近,農園,農業,連合,違法,遭遇,開発,隙間,飼育,

■表現語彙 121種 159個 (種類率76%) 83点
あと,こと,すずめ,そう,ひとつ,もの,よう,アフリカ,アメリカ,カバ,サイト,サントリー,シンガポール,ジャイアントパンダ,トキ,ヒナ,ホールディングス,リスト,レッド,一,一つ,一因,三,上野,与えるため,世界,中,二つ,人間,他国,伐採,住宅,保護,傾注,先進,公園,内戦,努力,動植物,動物,十分,危惧,各地,合計,営巣,国,国際,園,土地,地,場所,姿,存在,密猟,寸前,小型,年,度,形,後,得るため,性,恩賜,指定,採掘,放置,救済,数,日本,昆虫,普通,最近,木炭,本,森林,植物,母,気密,水質,汚染,激減,無視,牙,珍獣,理由,生き物,生息,用,目,真っ先,矛盾,破壊,確実視,私,種,空き地,絶滅,者,肉,自然,舗装,良識,行動,西部,見た目,規模,貧困,路,身近,農園,農業,連合,過ち,違法,遭遇,金,開発,隙間,頃,頭,飼育,

■経験語彙 29種 42個 (種類率69%) 63点
しまう,せる,と思う,も考える,よる,られる,れる,与える,住む,増える,変わる,始める,得る,思いつく,感じる,採れる,救う,数える,歩く,求める,減る,犯す,生まれる,絶つ,続ける,評す,読む,返る,追い込む,

■総合点 75点

■均衡点 1点
 

先日、日本産トキの(感)
   中1 あけさわ(akesawa)  2026年6月4日

 トキのように絶滅寸前にまで追い込まれた動物や、その数を激減させている植物を救おうと努力する姿は、「人間の良識」と評される。絶滅が確実視されるまで放置したあとで、救済努力を傾注するということには、大きな矛盾を感じる。アメリカが自然保護で先進国となった一因として、他国より早く自然を破壊したことも考えられる。

私の中で珍しい動植物で真っ先に思いついたのはコビトカバだ。コビトカバとはオカピやジャイアントパンダと共に世界三大珍獣に数えられる。まるで小型のカバのような見た目をしている。オカピはズーラシアで、ジャイアントパンダは上野恩賜動物園で見たことがあるが、コビトカバを見たのはシンガポールだ。しかし日本各地で合計14頭飼育されているらしい。コビトカバが国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている理由は生息地であるアフリカ西部が内戦などで貧困から肉や牙を求めて密猟者が後を絶たないことがある。また、違法な金採掘や水質汚染、農業用の土地や木炭を得るための森林伐採や大規模農園の開発も人間のその地に住む動植物の存在を無視した行動であり理由のひとつだ。

 身近な生き物で最近数が減ったと母が言っていたのはすずめだ。すずめの数が減っていると本では読んだことがあるものの、私は生まれてから「すずめの数が減ったなぁ」と思ったことは一度もない。おそらく、歩いている中で普通に遭遇するからだろう。いったい、いつから、どのような理由ですずめは減り始めたのだろうか。サントリーホールディングスのサイトによると2000年頃から減り始め、理由の一つ目は隙間がない気密性の高い住宅が増え、営巣場所が減っていることがある。二つ目は昆虫が生息する未舗装路や公園、空き地が減ってしまい、ヒナに与えるための十分な昆虫が採れないからだそうだ。

人間にとって自然とは、ずっと変わらない形であり続けるものである。絶滅してしまうと二度と返ってこない。同じ過ちを犯すことのないようにこれからしていかなくてはならない。