比喩の大切さ

   中1 つぐほ(aonoha)  2026年6月4日

「落ちて来たら今度はもっと高くもっと高くもっと高く打ちあげよう美しい願いごとのように」という詩のいのちは美しい願いごとのようにという比喩にある。「月とスッポン」ということわざは非常に遠いものを結び付けて私たちの印象に残るようにしている。また、フォークボールの投げ方を教えるときは動きをやって見せることよりも○○のようにとたとえを使った方がよりよく伝えられる。比喩を私たちの日常の会話やスポーツの世界でも効果的に使うと表現が生きたり、伝えやすくなったりする。僕は比喩を大切だと思う。理由は二つある。

 一つ目は話に比喩を入れることでその時の話の状況が分かりやすくなるからだ。なぜならたとえや比喩は日常生活に沿っている部分も多いからだ。例えば、ぼくは奇術部でディアボロという一種の独楽を使っているのだがうまくいかない技があり、同級生に聞いてみたところその技を見せてくれたがうまくできなかった。そこでその同級生が下にたたきつけるようにやってと言われてやってみるとうまくできるようになった。このように比喩を使うことは理解度の向上につながる。

 二つ目は使う方も比喩の方が楽だからだ。例えば、何かを説明したいときに自分は理解しているけどそれが感覚的なものの時それを言語化するのはかなり難しいと思う。しかし比喩は自分の感覚を言語化する一種の翻訳機だ。だから感覚を言語化する量が少なくて済むのだ。例えば、僕は地学の時間で自分が持っている石を相手に見せずに説明するということがあった。その時僕は色、手触りしか思いつきそれをザラザラや黄色っぽいぐらいとしか表現できなかった。でも今考えたら○○を触ったときの感触に近いなどと日常にあったたとえをすればもっといろいろな表現が出てきてよかったなと思った。このように使う人にとっても比喩は楽だ。

 比喩ばかり使っていると言語化能力や理解力が発達せず、使わない方がいいような場面で困るという意見もあるかもしれないが「いかに楽しもうと決め、楽しむか。いかに試練だと思っていたことに意味を見出し、自分の学びにするか。」という名言があるように事実を人は比喩を使ってとらえてきた。そのため言語化能力や理解力も大切だが比喩を使って人生を豊かにすることも大切だと思う。僕は人生を豊かにしていきたい。