うなちゃん、こんにちは。「手助け」というと、(だれ)もができるちょっとした心のプレゼントという感じがします。私たちの暮らしが、そのような手助けで成り立っているとすれば、すばらしいことでしょう。
 高得点が出ました。さらに伸ばす(のばす)ために。今回1段落目の話題も、二段落目の体験談も勉強のことで共通しています。そのため知識、表現が伸び(のび)なかったかと思います。勉強以外の例を考えるとよさそうです。怪我(けが)している時の手助けとか、高齢(こうれい)者への思いやりとかね。
 手助けが仇になることもあります。相手の達成感ややる気を疎外(そがい)する場合ですね。ここは、趣味(しゅみ)の世界でうまく語っています。ガイドブックも善し悪しですね。
 手助けの良し悪しよりも、真に相手の立場に立つことが大事です。そして、本当の思いやりが持てる人間になるためにも、実際の体験や読書体験を積みあげることが必要ですね。


<<え2019/341jみ>>



すりりんごさんの作文は、手助けの良い面と悪い面を自分の体験を交えながら丁寧(ていねい)に書いているところがとても素晴らしいです。
特に、数学や国語のミニ先生として友達に教える体験が具体的に描か(えがか)れていて、体験実例がよく書けています。
また、理科の苦手な問題にじっくり取り組んだ経験から、解答や解説を活用する勉強法の提案も説得力があります。
さらに、百名城の例を使って、予備知識が感動に影響(えいきょう)与える(あたえる)という視点を示したことも独自の考えがよく表れています。
文章の中で「健康らしい外見ではなく、健康自身である」という名言を引用し、それを手助けの本質に結びつけている点も印象的です。
このように、複数の意見がよく書けており、最後にそれらをまとめる総合化の主題がしっかりしているので、読み手に考えさせる力があります。
すりりんごさんの思いやりや優しさが伝わってくる、心温まる作文になっています。

項目(こうもく)評価】
体験実例がよく書けています。
複数の意見がよく書けています。
総合化の主題がよく書けています。
名言がよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1280字/800字
思考点:82点
知識点:73点
表現点:74点
経験点:80点
総合点:83点
均衡(きんこう)点:6点

 


■思考語彙 22種 27個 (種類率81%) 82点
 しかし, 確か,。しかし,。だから,。考える,いると,か考える,すると,そのため,たため,だろう,で考える,と思う,なると,健康らしい,溢れるから,考えると,自分にとって,見ると,読まざる,読むと,頑張ろう,

■知識語彙 51種 81個 (種類率63%) 73点
上手,予備,今年,以前,以外,健康,先生,入試,出版,勉強,友達,古文,名城,名言,向上,問題,国語,地図,地理,外見,大人,大切,好奇,学校,年号,年表,必須,悪影響,感動,攻略,教科書,数学,日本,歴史,漢字,現地,理科,理解,発見,目標,相手,知識,社会,自分,自身,苦手,行動,解答,解説,言葉,過去,

■表現語彙 102種 199個 (種類率51%) 74点
 確か,こと,これ,さ,すべて,そのため,それ,たため,ただ,やり方,よう,ガイドブック,キーワード,テスト,プラス,マイナス,ミニ,ワーク,一,一つ,上,上手,下調べ,予備,二,人,今,今年,以前,以外,何,倍,健康,側,先,先生,入試,出版,分,前,勉強,十,友達,古文,名城,名言,向上,問,問題,四,国語,地図,地理,城,外見,大,大人,大切,好き,好奇,学校,帳,年号,年表,心,必須,思いやり,悪影響,感動,手助け,攻略,教科書,数,数学,方,日本,時,本,櫓,歴史,漢字,現地,理科,理解,発見,百,目標,相手,知識,社会,私,答え,自分,自身,苦手,行動,解答,解説,言葉,過去,面,頼り,

■経験語彙 41種 66個 (種類率62%) 80点
。考える,あわせる,かける,か考える,せる,つける,できる,で考える,と思う,なさる,なれる,もらう,もらえる,られる,れる,わかる,与える,使う,入る,分かる,受ける,含める,巡る,悩む,手こずる,持つ,教える,満ちる,溢れる,知る,終わる,続ける,聞く,覚える,解く,読む,起こる,載る,追う,進める,頑張る,

■総合点 83点

■均衡点 6点
 

手助けはよいか
   中2 すりりんご(akimano)  2026年7月1日

 私は社会と国語、数学が好きな教科だ。授業で練習問題などを解き、先生に丸付けをしてもらって全問正解すると、ミニ先生として分からない人のところに解き方を手助けしに行く。数学や国語の漢字や古文などは教えやすいが、社会はなかなか上手に言葉で教えられない。歴史は、教科書を見るとそのままの答えが載っているし、地理も教科書や地図帳に答えがそのまま載っている。だから、どう教えたら良いのか考えることが難しい。そこで年表や私が知っているその知識や年号の覚え方を使って教えてみた。すると、社会が苦手な人が少しずつ問題の理解ができるようになったのだ。その時に、教えた友達から「ありがとう」と言ってもらった。とても嬉しかった。今でも、ミニ先生として教える時には、「ありがとう」と言ってもらえるようにわかりやすく教えられるように頑張ろうと思っている。

 手助けは良い。私は理科が大の苦手である。理科はワークがあり、テスト前になるとワークを解くことに追われる。今年のワークには過去の入試問題が多く入っていたため、手こずった。解いていて、分からない問題が数問あった。その時に私はその一問を二十分ほどかけてじっくり悩んだ。それでも、分からなかったため、さらに二十分ほど悩んだ。考えると、このあわせて四十分はただの悩むというただ何もしない行動であったのではないかと思う。一つの問題に何十分もかけているとその先の問題には進めない。学校の先生は「解答を頼りにしないで自分で考えなさい」と良く言うけれど、本当は解答、解説を読み、その問題を理解した上でもう一度解く方が理解を向上させやすいのではないかと思う。解答、解説を読む以外でも、先生や大人に聞いてみることでも理解しやすいだろう。私は、この勉強のやり方をすることで、大の苦手である理科が苦手になれた。このように、手助けを受けることで自分にとってプラスなことが起こりやすい。

 しかし、手助けがかえってマイナスになることもある。私の目標は日本百名城に入っているすべての城を巡ることである。百名城は城好きには必須のキーワードである。そのため、ガイドブックや攻略本などが数多く出版されている。私も以前はその本を読んで下調べをして城を見に行っていたが、本を読まずに城を見に行く今の方が楽しさが二倍ほど大きくなった。それは読むと、現地に行った時に「これがガイドブックに載っていた櫓か」などの言葉で終わるが、読まないでいると、「これは何という櫓なのだろう」などと自分だけの発見のような好奇心に満ち溢れるからだ。このように本などで予備知識をつけていると感動に悪影響を与えることがある。

 確かに、手助けには良い面も悪い面もある。しかし、いちばん大切なことは、大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である、という名言があるように、自分の手助けが外見からだけの優しさではなく、内見も含めた優しさと思いやりがあるかということが大切なのである。私は、手助けする側の時にも手助けされる側の時にも、相手への思いやりを持ち続けていきたい。