にすけくん、こんにちは。やはり、にすけくんの表現は豊かで味わいがあるね。「優しさの本質が手助けにあると思う」「互いに(たがいに)喜びや達成感を得られ、思いやりや助け合いの心が育つことで、助け合いの輪が広がり、よりよい社会につながる」「必要以上の手助けをしてしまうことで、優しさの象徴(しょうちょう)である手助けが相手のためにならなくなってしまう」たいへんうまい。深く考察しています。
 内容も構成もいいので、強いて言えば社会的な実例にも踏み込ん(ふみこん)でいくといいですね。
<<え2015/299pみ>>

なかすけさんの作文は、手助けというテーマについて、自分の体験を交えながら丁寧(ていねい)に考えを深めているところがとても良いです。
数学の授業で友達を助けた具体的な体験や、遊びの場面でのさりげない気遣い(きづかい)のエピソードが生き生きと描か(えがか)れていて、体験実例がよく書けています。
これにより、手助けの良さや喜びが伝わってきます。
また、手助けの良い面だけでなく、必要以上の手助けがかえって相手の成長を妨げる(さまたげる)こともあるというバランスの取れた意見が書かれているのも素晴らしいです。
複数の意見がよく書けています。
さらに、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である」という名言を引用し、手助けの本質を考察している点も印象的です。
名言がよく書けています。
文章全体を通して、手助けは相手が自立できるように支えるものであるという総合的な主張がしっかりとまとめられており、総合化の主題がよく書けています。
これからも、自分の体験をもとに深く考え、わかりやすく伝える力を伸ばし(のばし)ていってください。

項目(こうもく)評価】
体験実例がよく書けています。
複数の意見がよく書けています。
名言がよく書けています。
総合化の主題がよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1075字/800字
思考点:69点
知識点:73点
表現点:70点
経験点:82点
総合点:78点
均衡(きんこう)点:5点

 


■思考語彙 17種 21個 (種類率81%) 69点
 一方, 確か,。しかし,」ため,あるべき,すると,せざる,たらしい,と思う,のため,は場合,は思う,健康らしい,嬉しく思う,弱まる可能,戻るため,歩けざる,

■知識語彙 52種 75個 (種類率69%) 73点
一番,丁寧,不快,中身,主体性,他人,以上,余計,信頼,健康,内心,努力,勉強,協力,友達,名言,問題,外見,大事,大切,学校,実感,後日,必要,感情,成長,授業,数学,方程式,本質,機会,歩数,特別,理解,相手,社会,自分,自立,自身,表面,複数,解決,試行,説教,象徴,負担,責任,連立,達成,邪魔,錯誤,関係,

■表現語彙 93種 178個 (種類率52%) 70点
 確か,」ため,かけ,こと,さ,さりげ,それ,とき,ところ,のため,は場合,みんな,よう,わけ,テスト,一,一番,丁寧,上,不快,中身,主体性,人,他人,以上,余計,信頼,健康,内心,助け,努力,勉強,協力,友達,名言,周り,問題,喜び,声,外見,大事,大切,嫌,子,学校,実感,弱まる可能,後日,心,必要,思いやり,性,感,感情,成長,戻るため,手助け,授業,支え,数学,方程式,時,本質,機会,歩数,気,特別,理解,相手,社会,私,腕,自分,自立,自身,表面,複数,解き方,解決,試行,説教,誰,象徴,負担,責任,輪,連立,遊び,達成,邪魔,錯誤,関係,面,

■経験語彙 42種 63個 (種類率67%) 82点
かける,くれる,しまう,せる,つながる,できる,と思う,なくなる,は思う,もらえる,よる,られる,れる,わかる,与える,分かる,助ける,助け合う,合わせる,味わえる,困る,失う,妨げる,嬉しく思う,広がる,引っ張る,弱まる,得る,感じる,成し遂げる,戻る,救う,教える,歩く,歩ける,求める,深まる,減らす,育つ,近づく,速める,頑張る,

■総合点 78点

■均衡点 5点
 

手助け
   中2 なかすけ(nakasuke)  2026年7月1日

 手助けをすることは、人に特別な感情を与える。私は、優しさの本質が手助けにあると思う。学校の数学の授業で友達が、連立方程式の解き方が分からないといって、私に助けを求めてきた。私はわかりやすく丁寧に教えられるように試行錯誤した。そして、友達が解き方を理解すると「ありがとう。わかりやすかった。」と言ってくれて、内心とても嬉しかった。自分のしたことが誰かのためになることの美しさや素晴らしさを実感できた。

 手助けをするのは良い。友達と複数人で遊びに行った時のこと。みんなで歩いていたときに、一人の子が眠かったらしくなかなか歩けずにいたところ、私はさりげなくその友達に近づき、歩数をなるべく合わせ、みんなにいるところに戻るために腕を引っ張りながら徐々に歩くのを速めた。後日、その友達から、「あの時気にかけてくれて嬉しかった。」と言われて私も嬉しくなった。手助けをすることで、困っている人の負担を減らし、問題を早く解決できる。また、信頼関係が深まり、自分が困ったときに周りから助けてもらえるような協力しやすい社会になる。そして、互いに喜びや達成感を得られ、思いやりや助け合いの心が育つことで、助け合いの輪が広がり、よりよい社会につながるなどといった良さがある。手助けは人を救うことができるのである。

 一方、手助けが邪魔になることもある。自分が一人でテスト勉強をしているときに、声かけだけの手助けはかえって不快に感じたりする。しかもそれが説教だったら余計にむしゃくしゃする、自分一人で成し遂げたいことや頑張っていることは場合や人によるが、不快感を与えてしまうのである。だが、「手助けが良くない」というわけではなく、「必要以上の手助けが良くない」のだと思う。また、必要以上の手助けをすることで自立する機会を失わせてしまったり、自分で努力して得られる達成感や喜びを味わえなくなってしまったりするのである。そして、相手の成長を妨げ、責任感や主体性が弱まる可能性があるのである。必要以上の手助けをしてしまうことで、優しさの象徴である手助けが相手のためにならなくなってしまうのである。

 確かに、手助けには良い面と悪い面もある。しかし、一番大切なことは、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。」という名言があるように、表面上だけの優しさではなく、手助けには中身が大事だと思う。自分や他人がされて嫌だと思うことはせず、自分や他人がされて嬉しく思うことをする。手助けは、相手が「自分でできるようになる」ための支えであるべきだと私は思う。