マカロンちゃん、こんにちは。日本は、西欧(せいおう)に追いつくために公教育の水準をあげようと努力しました。なんでも標準レベルにできる人を増やそうとして、一定の成果をあげましたが、同時に横並び意識を定着させてしまったようです。得意分野のアピールが下手な国民性が生まれたようです。得意分野にこそ注目すべきですね。
 まず、自分にできることを言えるようにすることですね。たしかに、謙遜(けんそん)の対義語は自慢(じまん)ではないのに、そんな不安に苛ま(さいなま)れます。できることで評価されアイデンティティを見つけるのはすばらしいことですよね。先生よりわかりやすいのは、まさに得意分野です。
 良いところを伸ばす(のばす)ことでは、教育現場より企業(きぎょう)の方が一歩先んじているのですね。やがて、教育にもおりてきそうです。そのあたりの変化も書いてみたいね。
 「成長とはできないことを平均的にできるようになるのではなく、自分の強みを磨き(みがき)、その可能性を最大限に活かすことなのだ。」うまい。AIが台頭する時代には必須(ひっす)ですね。


 <<え2019/316jみ>>



あかるのさん、文章全体を通して、自分の意見をしっかりと持ち、それを具体的な例や理由を用いてわかりやすく説明できている点がとても良いです。特に、友達の実例を通じて「自信を持つこと」の大切さを伝えているところは、説得力があり、体験実例がよく書けています。また、Googleの例を挙げて、社会での得意分野の活かし方を示した部分は、歴史実例がよく書けていて、現実の社会と結びつけて考えられていることが伝わります。さらに、文章の最後で「成長とはできないことを平均的にできるようになるのではなく、自分の強みを磨く(みがく)こと」という主張は、当為(とうい)の主題がよく書けていて、読者に強い印象を与え(あたえ)ています。文章の構成も順序立てており、論理の流れが自然で読みやすいです。あかるのさんの意見がしっかりと伝わる、説得力のある作文になっています。この調子で、自分の考えを具体的な例と結びつけて表現していきましょう。

項目(こうもく)評価】
意見の明確さ:よく書けています
理由の説明:よく書けています
体験実例:よく書けています
歴史実例:よく書けています
当為(とうい)の主題:よく書けています
文章の構成:よく書けています

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1301字/800字
思考点:85点
知識点:82点
表現点:72点
経験点:86点
総合点:85点
均衡(きんこう)点:4点

 


■思考語彙 23種 28個 (種類率82%) 85点
。しかし,。だから,。確か,いくべき,するため,そのため,その可能,それによって,できるため,で考える,と思う,ないと,の可能,はっきり言える,も思う,人らしい,売り込もう,恐れざる,持つべき,活かせざる,私にとって,見つけるため,謙遜こそ,

■知識語彙 64種 107個 (種類率60%) 82点
主張,人間,今日,以上,企業,個性,先生,克服,分担,分野,努力,勉強,十分,友達,古典,各自,向上,問題,基礎,多様,大事,大切,失敗,学校,実現,平均,役割,得意,必要,急速,意識,成果,成長,才能,挑戦,提供,教科,教育,数学,方法,日本人,最大限,欠点,理解,環境,発展,発想,発揮,着目,知識,社会,美徳,能力,自信,自分,自慢,自身,苦手,行動,謙遜,転換,適材適所,重視,革新,

■表現語彙 98種 205個 (種類率48%) 72点
。確か,こと,するため,そのため,その可能,それ,それぞれ,できるため,とき,ところ,ならでは,なん,の可能,よう,アイデア,アイデンティティ,サービス,テスト,一,中,主張,人,人間,今日,他,以上,企業,例,個性,先生,克服,分担,分野,力,努力,勉強,十分,友達,古典,各自,向上,周り,問題,基礎,多様,大事,大切,失敗,好き,子,学校,実現,平均,強み,役割,得意,必要,急速,性,意識,成果,成長,才能,挑戦,提供,教科,教育,数学,方法,日本人,最大限,欠点,法,理解,環境,発展,発想,発揮,的,着目,知識,社会,私,美徳,考え,能力,自信,自分,自慢,自身,苦手,行動,見つけるため,謙遜,転換,適材適所,重視,革新,

■経験語彙 45種 80個 (種類率56%) 86点
くれる,しまう,つくる,できる,で考える,と思う,なくす,はっきり言える,もらえる,も思う,やり直す,られる,れる,わかる,伸ばす,作る,出す,出来る,助かる,呼びかける,固める,売り込む,変える,広がる,役に立つ,恐れる,拾う,持つ,持てる,捉える,教える,活かす,生かす,生み出す,異なる,目立つ,磨く,繋がる,聞く,表す,補う,見つける,覚える,輝く,間違える,

■総合点 85点

■均衡点 4点
 

得意分野と成長
   高1 あかるの(akaruno)  2026年7月1日

 私達は自分のできないことに目を向けることが多い。例えば、テストで90点という高い点を取っても、できた問題より間違えた問題ばかりを気にしてしまう人は少なくない。しかし、必ず人には一人一人違った強みがあり、その強みはその人を表す個性なのだ。苦手を補う努力も必要だが、それ以上に得意なことを伸ばすことで、自分の可能性は大きく広がり、その人らしい力を発揮することに繋がる。そのため、得意分野を伸ばすことに着目する発想も大事だと思う。

 まず、自分にできることをはっきり言える自信を持つことが大事である。日本人は謙遜こそ美徳という考えから自分の得意なことを言うのは自慢というように捉えられる。しかし、自分の得意なところを周りに主張することができないと強みを十分に活かせず、自信を持てなくなってしまう。私の友達に「数学のことならなんでも聞いて」と呼びかけていた子がいる。他にも「古典のことならなんでも教えられます!」という人もいた。私にとっては自分で考えてもなかなかわからない問題があったときに教えてくれるのはとても助かったが、自分からそんなふうに呼びかけられる自信を羨ましくも思った。ある友達に数学の問題を教えていたところ、先生よりわかりやすいと言ってもらえたことがあって、もっと自信を持つべきだと言われたのだが、なかなかその力を周りに売り込もうとはできない。しかし、勉強において教えるという行動は自身の理解力の向上にも繋がる。だから、自慢ではなくアイデンティティとしてその力は周りの役に立つことができるため、自分の力をはっきり言えるようになることが大事だと思う。

 次に、出来ないところを拾い出すような教育法から、良いところをさらに伸ばす方法に転換していくことだ。学校教育では苦手教科を克服したり、テストで間違えた問題をやり直したりすることばかり重視されている。しかし、企業では一人一人の得意分野を生かし、役割を分担することで、大きな成果を生み出すことができるのだ。その例がGoogleである。失敗を恐れず新しいアイデアに挑戦できる環境を作ることで、各自の得意な能力が発揮されやすくなり、革新的なサービス提供へと繋がっているのだ。そういった社会で適材適所を見つけるためには、出来ないところばかりを意識する教育法ではなく、さらにさらに伸ばしていく方法に変えることも大事である。

 今日、AIが急速に発展している中で知識を覚えるだけでは人間ならではの力が発揮しにくくなっている。それぞれが異なる得意分野を持つことで、そういった好きなことや得意なことを伸ばすことができ、一人一人が異なる才能を持った多様な社会をつくることができる。それによって、社会もどんどん発展していくことができるのだ。確かに、苦手なことを伸ばし、基礎を固めて目立つ欠点をなくすよう努力するのも大切である。しかし、成長とはできないことを平均的にできるようになるのではなく、自分の強みを磨き、その可能性を最大限に活かすことなのだ。一人一人の個性が輝く社会を実現するためにも、得意分野を伸ばすという考えを大切にしていくべきである。