わのきさん、今回の作文はダーウィニズムが社会に
与える影響を
踏まえ、格差問題への対策を具体的に考察している点がとてもよくできています。
特に印象派の画家たちの例を用いて、「初めは不適合と思われるものでも、時間を経て適合し得る」という視点を示した部分は説得力があり、独自の考えが伝わってきました。
また、
江戸時代の寺子屋を引き合いに出し、社会全体で支え合うことの重要性を歴史的な実例を通して説明している点も優れています。
この具体例は、単なる理想論にとどまらず、実際に機能した制度を示すことで、読者に納得感を
与えています。
さらに、「社会は人を
振り落とす大きな
腕ではなく、人を掬い上げる大きな
腕であるべき」という表現は、文章全体の主張を
象徴する力強い言葉であり、わのきさんの思いがよく伝わってきます。
文章の構成も、問題提起、具体例、対策、そして自分の意志表明と流れがしっかりしており、読みやすさにも
配慮されています。
全体として、わのきさんの社会問題に対する深い
洞察と具体的な考察が光る素晴らしい作文でした。
項目評価
・具体例の活用:よくできている
・
論旨の
一貫性:よくできている
・文章のわかりやすさ:よくできている
・原因や対策の記述:原因や対策がよく書けています。
・予測問題の主題:予測問題の主題がよく書けています。
森リン評価 持ちつ持たれつ nnzi 06月3週 わのき字数/基準字数: 1319字/800字 思考点:77点 知識点:98点 表現点:90点 経験点:92点 総合点:91点 均衡点:2点
| ●語彙学年表
| | 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
|---|
| 思考点 | | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
|
1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:2点
| ●換算語彙学年表
| | 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
|---|
| 思考点 | | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
|
●語彙の説明| 語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
|---|
| 思考語彙 | 20種 | 20個 | 100% | 77点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
|
| 知識語彙 | 87種 | 129個 | 67% | 98点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
|
| 表現語彙 | 138種 | 223個 | 62% | 90点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
|
| 経験語彙 | 49種 | 78個 | 63% | 92点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
|
| 種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1319字
 | | 77点
 | | 98点
 | | 90点
 | | 92点
 |
| 字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 20種 20個 (種類率100%) 77点
確か,、もちろん,。しかし,。だからこそ,あるため,あるべき,いるかも,するため,するべき,それこそ,だから,だろう,できるはず,と思う,と言える,ないため,なれば,志すべき,皆にとって,言えるう,
■知識語彙 87種 129個 (種類率67%) 98点
一律,一派,一部,不適,不適合,世界,主流,主義,主観,仕事,代表,以上,住民,免許,全体,写真,初期,初等,印象派,名前,名誉,団結,地域,基礎,場所,大人,子供,学校,完全,実用,客観,家業,寺子屋,対策,尊敬,弱者,強者,当初,当時,意味,感情,感覚,授業,排除,揶揄,教員,教育,施設,明治,明確,時代,時期,時間,最高,未来,本職,格差,歴史,民間,水準,江戸,物語,状況,現代,現在,画家,目的,知識,確立,社会,立場,立派,経済,職業,肖像,自分,芸術,言葉,謝礼,識字,貢献,貧富,資本,道徳,適合,関係,非難,
■表現語彙 138種 223個 (種類率62%) 90点
確か,あるため,おかげ,こと,これ,するため,そこ,それ,それぞれ,それら,ただ,たち,できるはず,ないため,ばん,もの,よう,ダーウィニズム,ボランティア,リアリズム,一律,一派,一部,不適,不適合,世界,主流,主義,主観,二つ,人,人々,今,仕事,代表,以上,住民,側,傍ら,免許,全て,全体,写真,初め,初期,初等,前,力,印象派,名前,名誉,団結,地域,基礎,場所,多く,大人,子供,学校,完全,実用,客観,家業,寺子屋,対策,尊敬,差,弱者,強者,当初,当時,形,彼ら,意味,感情,感覚,手,手伝い,授業,排除,揶揄,教え子,教員,教育,料,施設,明治,明確,時代,時期,時間,最高,未来,本職,格差,歴史,民間,水準,江戸,物語,状況,率,現代,現在,画,画家,的,皆,目,目的,知識,確立,社会,私,立場,立派,経済,絵,考え方,職業,肖像,腕,自分,芸術,親,言葉,読み書き,誰,謝礼,識字,貢献,貧富,資本,道徳,達,適合,関係,非難,
■経験語彙 49種 78個 (種類率63%) 92点
いける,かける,しれる,そる,できる,と思う,と言える,のむ,られる,れる,上げる,与える,代わる,伝える,作る,保つ,出る,出会う,助け合う,取り合う,取る,受ける,受け入れる,受け取る,合う,合わせる,好む,始める,学ぶ,寄り添う,差し伸べる,広げる,得る,心がける,志す,拭う,持つ,振り落とす,掬う,描く,支える,教える,施す,生きる,築く,経る,訴える,違う,開く,
■総合点 91点
■均衡点 2点
持ちつ持たれつ
高3 わのき(wanoki)
2026年6月3日
ダーウィニズムが社会思想にも影響を与え、このままでは競争社会に益々拍車がかかり、人々の間の格差が広がることが問題だ。
格差が広がらないための一つ目の対策としては、まず、ダーウィニズムの考え方に囚われすぎないことだ。例えば、印象派の画家たちは、生きていた当時はとても非難されていた。客観で描くリアリズムが主流だった時代に、自分の感覚や主観で描く印象派が出てきて、もちろん当初は社会に受け入れられなかった。印象派という名前も、元々は彼らを揶揄するためのものであった。だが、今や印象派は立派な芸術の歴史の一部であり、多くの人が好む芸術の一派の代表としての立場を確立している。現在の芸術の多くが、見る人の感情に訴えかけるようなものになっているのも、この印象派があってのおかげである。印象派の前は絵は、ただの人の肖像画出会ったり、物語を伝えるだけのもであった。それこそ、写真に取って代わられるものと言えよう。そこへ印象派が作られたことで、芸術はまた意味を持ち、また新しいものが作られ始めるようになった。このように、初めは「不適」と思われるようなものでも、時間を経て適合し得ることがあるため、ダーウィニズムのか考え方のように、今、不適合だからと言って排除するべきでは無い。
社会的な格差を広げないためのもう二つ目の対策としては、社会全体で、支え合い、寄り添い合うことだ。たとえ社会的弱者であれ強者であれ、持ちつ持たれつの関係を持つことで、団結して全ての人に優しい社会を築いていける。江戸時代から明治初期にあった寺子屋は、どんな子供でも読み書きやそろばんなどの初等教育を受けられる民間施設であった。それらの初等教育だけでなく、それぞれの子供の家業に合わせた実用的な知識や道徳を学ぶことができた。だが、今の学校とは違い、教育を施す側の大人たちは、教員免許を持った教育を仕事とする人々ではなく、地域の知識人たちが本職の傍らやボランティアに近い形で教えていたという。それに、授業料は一律ではなく、教え子の親の経済力や職業に合わせて謝礼を受け取っていたようだ。寺子屋を開く目的として、名誉と社会貢献が多かったようだ。実際、子供達に知識を与え、未来を築く手伝いをすることで、地域住民からも尊敬され、社会貢献できる。これ以上にWin-Winという言葉にふさわしい状況があるだろうか。これのおかげで、世界最高水準の識字率を保っていた時期もあった。このように、社会全体で支え合うことで、社会の基礎水準を上げることができ、皆にとってより良い場所にしていくことができるはずだ。
確かに、今の資本主義社会では、格差を完全に拭い去ることは難しい。しかし、社会は人を振り落とす大きな腕ではなく、人を掬い上げる大きな腕であるべきである。資本主義社会の現代において、貧富の差はどんどん明確に開いてきている。だからこそ、私はどんな人にも手を差し伸べられる社会を作ることを心がけて生きていきたい。社会全体が誰にでも手を差し伸べられるようになれば、未来は皆が手を取り合って助け合いながら生きているかもしれない。そんな社会を志すべきである。