【まえ先生からのひとこと♪】
「手助けはよいことか」というテーマを、自分自身の経験をもとに多面的に考えられているところが印象的だったね。特に、自分が「助けてもらった立場」と「助けた立場」の両方を経験しているからこそ、説得力のある文章になっていたよ。最後には「相手が何を求めているかを考えることが大切」という、自分なりの答えまでたどり着けていて、とても読み応えのある意見文だったね。

【特に優れていた点】
冒頭(ぼうとう)で、自分が「手助けされた経験」と「手助けした経験」の両方を紹介(しょうかい)し、問題提起につなげている構成がとても自然で読みやすかった。
・「駅で道案内をした経験」や「電子レンジを使わせてもらえなかった経験」など、具体例が身近で分かりやすく、自分の考えをしっかり支える材料になっていた。
・結論では、「助けたいという自己満足ではなく、本当に相手が求めているかを考える」という一段深い視点まで考えられていたところがとても良かったよ。相手の立場に立って考える姿勢がよく伝わってきたね。

【さらなるレベルアップを目指して】
・「手助けがよい理由」と「悪い理由」を説明するときに、「なぜそう言えるのか」をもう一歩掘り下げる(ほりさげる)と、説得力がさらに増すよ。
・第三段落では、「電子レンジを使わせてもらえなかった経験」から、「自分で挑戦(ちょうせん)する機会を奪っ(うばっ)てしまうことがある」という言葉までつなげられると、主張がより伝わりやすくなるね。
比喩(ひゆ)や印象に残る表現を一つ入れると、文章がもっと生き生きするよ。
【例】手助けは、相手を支える「杖」にはなっても、相手の「足」まで奪っ(うばっ)てはいけない。

――思いやりについて、「助けること」だけではなく、「助け方」まで考えられているのが、この作文の一番の魅力(みりょく)だったよ。相手の気持ちを想像しながら考えを深められる雄也(ゆうや)くんなら、これからもっと心に響く(ひびく)意見文が書けるはず!
<<え2010/279み>>
 


■思考語彙 19種 28個 (種類率68%) 74点
 しかし, 確か,。しかし,。たとえば,。だから,あるはず,いこう,しまうかも,そのため,たので,と思う,ないと,ないので,もらえると,を考える,使おう,健康らしい,危ないから,開けよう,

■知識語彙 49種 69個 (種類率71%) 71点
一生懸命,一番,丁寧,両手,中間,健康,判断,勇気,勝手,名言,問題,場面,外見,大切,学校,学習,小学生,必要,感情,感謝,授業,放課後,教室,教科書,文章,活動,満足,状態,状況,生活,相手,移動,経験,結局,自分,自己,自身,苦戦,英語,行動,観察,説明,身近,週間,達成,邪魔,電子,骨折,高齢,

■表現語彙 99種 174個 (種類率57%) 73点
 確か,あるはず,けが,こと,こども,これ,ころ,さ,そこ,そのため,それ,とき,なに,ほか,よう,ギブス,テスト,ドア,バック,レンジ,一生懸命,一番,丁寧,両手,中間,人,今,何,使い方,健康,僕,判断,利き手,前,力,勇気,勝手,友だち,名言,周り,問題,場面,声,外見,大切,学校,学習,小学生,店,必要,思いやり,感,感情,感謝,手,手助け,授業,放課後,教室,教科書,数,文章,日,気持ち,活動,満足,状態,状況,生活,目,相手,移動,経験,結局,者,自分,自己,自身,苦戦,英語,行動,見せかけ,親,観察,説明,誰,身近,近く,逆,週間,道,達成,邪魔,部,電子,面,駅,骨折,高齢,

■経験語彙 34種 58個 (種類率59%) 70点
あげる,いける,かける,くれる,しまう,しれる,せる,できる,と思う,ふさがる,もらう,もらえる,やる,れる,わかる,を考える,使う,出す,助ける,動く,味わう,困る,感じ取る,成し遂げる,持つ,教える,求める,見かける,話しかける,貸す,迷う,送る,開ける,障る,

■総合点 80点

■均衡点 8点
 

手助けの良さ
   中2 あけゆや(akeyuya)  2026年7月1日

  僕が部活動で手を骨折してしまって、6週間ほど利き手がギブスの状態で学校生活を送ることになって、学校で移動教室の授業のときに、自分の周りにいた友だちが自分の教科書などを持ってくれる、という手助けをしてもらったことがあった。逆に自分は、中間テストの数日前に、放課後の学習教室で友だちが英語の文章問題で苦戦しているときに、丁寧に説明してあげた、という手助けをしたことがあった。

 確かに手助けはよいと思う。困っている人の手助けをしてあげるのは当然のことである。自分も、前に駅で道に迷っている人に自分から勇気を出して話しかけてあげて、道を教えてあげて感謝された、という経験がある。だから、もし身近に困っている障がい者やけがをしている人、高齢者などを見かけたらなるべくその人に声をかけて、手助けをしてあげたいと思った。また、もし自分が困っていたときに、誰かに手助けをしてもらえるととてもうれしい気持ちになる。実際に、自分が両手がバックを持っていてふさがっている状態で店のドアを開けようとしたときに、近くでそれを見ていた人が開けてくれたということがあった。

 しかし、手助けが邪魔になってしまうこともある。たとえば、小さなこどもが一生懸命になにかをしているときに、手を貸してしまったら、そのこどもは自分でなにかを成し遂げたという達成感を味わうことができなくなってしまうかもしれない。僕も、小学生のころに、電子レンジを自分で使おうとしたら、危ないから、と言われて使わせてもらえなかった。だから、今でも電子レンジの使い方がまだわからないので、結局親にやってもらっている。だから、このような場面では、ほかの人に手助けをしてもらいたくないときもあるはずであると思った。そのためには、まず目の前の相手をよく見て、その人が今本当に手助けが必要かどうかを考えて行動したい。

 確かに、手助けには良い面も悪い面もある。しかし、一番大切なことは、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。」という名言があるように、手助けをするにしても、しないにしても、それが見せかけのやさしさではなく、そこに本当に相手に対する思いやりがあるかどうかということである。だから、これからは、手助けをしてもいい状況や、手助けをしなくていい状況などを判断していこうと思った。そのためには、日ごろから周りの人をよく観察して、相手が今、何を求めているのかを感じ取る力ようにしていかないといけないと思った。これまでは、自分が助けたい、という勝手な自己満足だけで動いてしまっていたので、これからは、自分の感情だけで動くのではなく、本当に相手が手助けをしてほしいようなときだけ動くようにしていきたい。