かのんちゃん、こんにちは。すばらしい高得点、現時点で高1・2・3年生合わせた中の2位です。この力、さらに伸ばしてほしいので、留学から帰ったらぜひ復帰してほしいです。
要約うまくできています、冒頭の「このような」は指し示す内容が見えないので省くといいですね。まず、信頼で成り立った上での法整備でしょう。
相手を信じる気持ちを持つこと。当たり前のようですが、じつは難しいですね。疑心暗鬼になりがちです。留学を前にホストファミリーの人たちとやりとりをしながら、お互いに距離を縮めているのですね。これは一方通行では叶わない信頼ですね。
安心して支え合える社会も、道徳で成り立つ社会と言えそうです。思いやりから出る行動が大切ですね。
「信頼とは、疑わないことではなく、信じようとする勇気である。」自作名言もいいね。「勇気」です、一歩踏み出したいですね。
<<え2018/355pみ>>
かののんさんの作文は、人間の信頼関係の大切さを深く考え、自分の体験や具体例を通して説得力を持って書かれている点が素晴らしいです。
特に、AFS留学の準備を通じて感じた信頼の実例は、文章にリアリティと説得力を与えています。
また、日本の落とし物の返還率や災害時の助け合いなど、社会の善意に関する具体的な事例を挙げていることで、主張がより具体的かつ説得力のあるものになっています。
「信頼とは疑わないことではなく、信じようとする勇気である」という表現は、作文の主題を的確に表現しており、名言としても印象的です。
文章全体を通して、信頼の重要性とその方法について論理的に展開されており、読み手にわかりやすく伝わっています。
また、書き出しの「信頼関係」に関するキーワードを結びにも用いているため、文章のまとまりが良いです。
これからも、自分の体験や社会の具体例を活かして、説得力のある文章を書いていってください。
【項目評価】
体験実例がよく書けています。
歴史実例がよく書けています。(社会の事例として評価)
名言がよく書けています。
当為の主題がよく書けています。
方法がよく書けています。
書き出しの結びがよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1398字/800字
思考点:95点
知識点:80点
表現点:75点
経験点:94点
総合点:87点
均衡点:1点
■思考語彙 27種 37個 (種類率73%) 95点
確か,。しかし,。だからこそ,あるから,いくべき,いるから,いると,からこそ,するべき,そのため,だろう,と思う,と考える,に思える,は必ずしも,は第,は考える,みると,ボランティアによって,乱さざる,伝わるから,信じよう,信頼によって,助けよう,思いやりによって,求めざる,迎えよう,
■知識語彙 61種 89個 (種類率69%) 80点
一員,一方,世界,世界中,交流,交番,信頼,全体,判断,利用,制度,前提,勇気,危険,善意,団体,報酬,大切,契約,姿勢,学校,安心,完璧,家族,平和,必要,感覚,文化,方法,日本,決断,治安,法律,海外,準備,災害,状況,現在,環境,生活,留学,留学生,目的,相手,社会,簡単,総合,行動,規則,評価,財布,貢献,趣味,距離,返還,通話,重視,長所,関係,非常,順位,
■表現語彙 103種 184個 (種類率56%) 75点
確か,お互い,お金,こと,そのため,それ,つながり,どちら,もと,もの,やり取り,よう,ビデオ,ホストファミリー,ボランティア,メッセージ,一,一員,一方,世界,世界中,二,互い,交流,交番,人,人々,位,信頼,全体,列,判断,利用,制度,前提,勇気,危険,善意,団体,国,報酬,多く,大切,契約,姿,姿勢,学校,安心,完璧,家族,平和,度,心,必要,思い,思いやり,感覚,持ち主,文化,方法,日本,楽しみ,歩,気持ち,決断,治安,法律,海外,準備,災害,状況,率,現在,環境,生活,留学,留学生,的,目的,相手,社会,私,簡単,総合,落とし物,行動,見返り,規則,評価,誰,財布,貢献,趣味,距離,返還,通話,重視,長所,関係,際,非常,順位,FS,
■経験語彙 50種 74個 (種類率68%) 94点
いける,くださる,だます,つくる,できる,と思う,と考える,に思える,は考える,られる,れる,乱す,会う,伝わる,信じる,助ける,助け合う,受け入れる,受け取る,合える,向ける,困る,失う,始まる,守る,届ける,待つ,思いやる,感じる,成り立つ,戻る,持つ,支える,暮らす,根付く,求める,生まれる,疑う,築く,縮める,育てる,見極める,話す,調べる,起こる,迎える,迎え入れる,返る,進める,頼る,
■総合点 87点
■均衡点 1点
信じる勇気
高1 かののん(kanonon)
2026年7月1日
現代の法律や規則万能の社会では、このような人間の信頼関係に基づいた対応の仕方がもっと見直されても良いのではないだろうか。信頼するということは、相手に自分を委ねることと、人間同士の信頼を支えるだけの社会の一体性を作ることによって成り立つ。顔パスで交わされるものは、単なる顔ではなく、互いの善意への信頼なのである。人との信頼関係は、安心して暮らせる社会を支える大切な土台である。私は、互いに信頼し合うことを大切にするべきだと考える。
そのための方法としては第一に、相手を信じる気持ちを持つことだ。私は現在、AFSでの留学に向けて準備を進めている。AFSは世界中のボランティアによって支えられている団体であり、ホストファミリーも報酬を目的として留学生を受け入れるのではなく、異文化交流をしたい、AFSに貢献したいという思いで迎え入れてくださる。そのため、この留学制度は、お金や契約だけではなく、人と人との信頼によって成り立っていると強く感じている。私は現在、ホストファミリーと、メッセージのやり取りやビデオ通話を通して、お互いの趣味や学校生活について話しながら少しずつ距離を縮めている。しかし、実際にはまだ一度も会ったことはない。それでも、私が安心して留学を楽しみに思えるのは、ホストファミリーが私を温かく迎えようとしてくださっていることが伝わるからである。そして、ホストファミリーもまた、会ったことのない私を家族の一員として迎え入れる決断をしてくださっている。この関係は、どちらか一方だけが相手を信じても成り立たない。互いが信じようとする気持ちがあるからこそ、初めて築かれるのである。信頼とは待つものではなく、感覚的に受け取るものである。
方法としては第二に、人々が安心して支え合える社会をつくることである。日本では、落とし物が交番に届けられることが多く、財布が持ち主のもとへ戻ることも珍しくない。私は日本は世界で最も治安が良く、落とし物も返ってくる国だと思っていた。しかし調べてみると、落とし物の返還率は世界でも非常に高い一方で、治安や平和を総合的に評価する順位では必ずしも一位ではなかった。それでも、多くの人が見返りを求めず善意で行動していることは、日本社会の大きな長所である。また、災害が起こった際にも、多くの人が列を乱さず、互いに助け合う姿は海外から高く評価されている。このような行動は、規則だけで生まれるものではなく、「困っている人を助けよう」という気持ちが社会全体に根付いているからこそできることである。信頼できる環境は、一人一人の思いやりによって支えられているのだ。
確かに、人を簡単に信じることで、だまされたり利用されたりする危険もある。そのため、法律や規則を重視して判断することも必要だろう。しかし、それだけでは人の心まで守ることはできない。互いを疑うことを前提とした社会では、安心して暮らすことは難しい。だからこそ、状況を見極めながらも、相手の善意を信じようとする姿勢を失ってはいけないと思う。信頼とは、疑わないことではなく、信じようとする勇気である。人とのつながりは、完璧な制度ではなく、誰かを信じようとする一歩から始まる。これからの社会では、規則だけに頼るのではなく、人を思いやる心を育てながら、互いに信頼し合える関係を築いていくべきだと私は考える。