うなちゃん、こんにちは。言語の違い(ちがい)は文化の違い(ちがい)で、子どもへの接し方の違い(ちがい)になります。子育ての違い(ちがい)は、子どものパーソナリティーの違い(ちがい)になっていくのですね。
 日本は、家庭は子ども中心に組織されているようです。うなちゃんが切実にそのことを感じたのは、卓球(たっきゅう)のクラブチームの様子ですね。どの家庭でも子どもが卓球(たっきゅう)に集中できるように、練習の補助をしたり、必要な費用を賄える(まかなえる)ように働いたりします。出来る限りの応援(おうえん)をしてくれるのですね。人はなにかしら目標を持ち、それを生きがいとしていきますが、日本の親たちは子どもが生きがいになっているかのようです。そういう愛情の中で、人を信頼(しんらい)できる子どもが育ちます。
 欧米(おうべい)では、子ども部屋で自立できる子育てをします。マナーやルールをしっかり教えることは、やがて社会に出るうえで必要なことです。読書実例をうまく使いましたね。

 先生はヘレンケラーのことを思いました。幼児期のヘレンはいわば日本的子育ての中にあったような感じです。サリバン先生の登場で、欧米(おうべい)式の子育てになって、さまざまな能力を身に付けました。
 国によって文化も風習もちがうから、子育てに違い(ちがい)があって当たり前ですが、愛情の深さは共通でしょう。親の愛情が一番大切ですね。


<<え2010/61み>>


すりりんごさんの作文は、日本語文化(けん)とフランス語文化(けん)の赤ちゃん言葉の違い(ちがい)を具体的に比較(ひかく)しながら、その文化的背景や子育てのあり方について深く考察している点がとても素晴らしいです。
赤ちゃん言葉の具体例を挙げて説明しているため、読者にわかりやすく伝わっています。
また、卓球(たっきゅう)の練習風景や保護者の協力の話を通して、実際の体験を交えながら日本の子育ての良さを具体的に示しているところも印象的です。体験実例がよく書けています。
さらに、「世界とキレル」という本の内容を紹介(しょうかい)し、スマホ依存(いぞん)(しょう)の問題を通じて自立の大切さを説いている点も、幅広い(はばひろい)視点から子育てを考えていることが伝わってきます。
最後に、「ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない」という名言を引用し、子育てにおける愛情の重要性をまとめているところは、文章の締めくくり(しめくくり)としてとても効果的です。名言がよく書けています。
全体を通して、複数の意見がよく書けており、それらを総合化した主題も明確で、読み手に考えさせる力のある作文になっています。

項目(こうもく)評価】
・具体例の提示:よくできている
・体験実例の活用:よくできている
・複数の意見の提示:よくできている
・総合化の主題:よくできている
・名言の引用:よくできている

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1386字/800字
思考点:69点
知識点:82点
表現点:90点
経験点:74点
総合点:80点
均衡(きんこう)点:2点

 


■思考語彙 17種 18個 (種類率94%) 69点
 しかし, 確か,。しかし,。だから,。一方,ことによって,そのため,たいため,だろう,ないから,ないため,なため,のため,促そう,問わざる,文化によって,赤ちゃんに対して,

■知識語彙 64種 98個 (種類率65%) 82点
一生懸命,世界,中心,主人公,交流,人達,人間,今後,仕事,以前,以外,使用,依存,保護,信頼,充実,先輩,全員,努力,勉強,卓球,双方,召集,同調,名言,地域,大人,大切,大差,子供,子供部屋,存在,学校,安心,工事,左右,建物,形成,役割,必要,性格,愛情,採用,散見,整体,文化,日本,日本語,日間,普遍,次元,歴然,母親,現象,生活,用法,目線,練習,自分,自立,言葉,言語,通用,集中,

■表現語彙 138種 224個 (種類率62%) 90点
 確か,あちこち,あと,いくつ,いつ,おしっこ,おっぱい,お父さん,お話,けじめ,こと,ことば,さ,そう,そのため,それ,それぞれ,たいため,たち,たっぷり,ところ,どちら,ないため,なため,ねんね,のため,もの,よう,わけ,クラブ,スマ,チーム,フランス語,ホ,ボール,マナー,ルール,ロバ,ロロ,一,一つ,一生懸命,世界,中,中心,主人公,交流,人,人達,人間,今後,仕事,以前,以外,使用,依存,保護,信頼,充実,先輩,全員,出し,努力,勉強,卓球,双方,取り,召集,同調,名言,四,圏,地域,夜,大人,大切,大差,子ども,子供,子供部屋,子育て,存在,学校,安心,工事,左右,師,建物,式,形成,役割,必要,性格,愛情,手,採用,散見,数,整体,文化,方,旅,日本,日本語,日間,昼,時,普遍,本,次元,歴然,母親,現れ,現象,球,生活,用法,症,的,目線,私,網,練習,習い事,者,自分,自立,虫,親,言葉,言語,語,赤ちゃん,通用,違い,部,集中,馬,

■経験語彙 37種 57個 (種類率65%) 74点
あわせる,いける,くれる,しつける,ちる,できる,みなす,もらう,られる,れる,付き合う,使う,促す,働く,出る,動く,問う,守る,帰る,打ち返す,打つ,扱う,拾う,持つ,散らばる,果たす,生きる,聞く,育つ,育てる,見直す,読む,送れる,過ぎる,過ごす,関わる,頼る,

■総合点 80点

■均衡点 2点
 

ただ、ひとつ留意しなくては
   中2 すりりんご(akimano)  2026年7月2日

 日本語文化圏とフランス語文化圏の違いに赤ちゃん言葉の使用がある。日本語文化圏では、食べ物を「マンマ」と指し、自動車を「ブーブー」、犬を「ワンワン」となる。赤ちゃんはまだ外的事物の区別に長けていないため、動く人工物全体を「ブーブー」、人以外の動物を全て「ワンワン」に総称することもしばしばある。これら一群の単語は、大人が赤ちゃんに向かって語りかける時にもまったく同じ要領で使用される。赤ちゃんの言語使用の次元に大人が同調することで、双方の交流を促そうとする努力の現れであるとみなすことができる。一方、フランス語文化圏では、赤ちゃんことばはほとんど聞かれない。わずかに「ねんね」が「ドド」、「おっぱい」が「ロロ」、「おしっこ」が「ピピ」、「うんち」が「カカ」の四語とあといくつかが散見されている。それ以外には、赤ちゃんに対しても、大人に対するのと大差ない言葉の用法を使用する。母親語は歴然として存在する。赤ちゃんことばの現象は文化によって左右され、母親語は文化の違いを問わず、普遍的である。赤ちゃんことばを採用した日本式のしつけ方は、当然、日本文化で育つ子どもの性格形成に大きな役割を果たしている。

 子どもを中心にして愛情たっぷりの子育てをすることは良い。私は、学校に卓球部がないため、地域のクラブチームで練習している。卓球の練習の一つに球出しという練習方がある。コーチがボールを打ちそのボールを打ち返すというものだ。その時には必ずボールがあちこちに散らばる。そのため、保護者に虫取り網を使ってボールを拾ってもらっている。拾ってもらうことですぐにコーチからボールを打ってもらえ、練習が充実したものになる。また、先輩のお父さんは四人の子供、全員に強くなってもらいたいため、昼は整体師として働き、夜は工事に関わる仕事で働いているそうだ。このようなため、卓球に集中できる。それ以外にも勉強や習い事でも、私たち子どもは安心してすることができる。日本では、子供のために一生懸命に親が動いてくれることなどから信頼される人間が育つ。

 しかし、子供を一人の大人としてけじめのある子育てをすることも良い。以前、「世界とキレル」という本を読んだことがある。その本はスマホ依存症になった主人公と依存症の人達が一つの建物に召集され、スマホがない中でルールやマナーを守りながら数日間過ごすというお話であった。その主人公はスマホがないと生きていけないほどの依存症であったが、このスマホを使わない数日間を過ごしたことによって、今後の過ごし方やスマホとの付き合い方を見直していた。そうすることでこの主人公はスマホに頼り過ぎない生活を送れることになるだろう。そして、マナーやルールがきちんとしていたら、自立できる人間になるだろう。子供はいつまでも、子供部屋にいることはできない。いつまでも子供ではいられないからだ。だから自立する必要がある。

 確かに、子供の目線にあわせた子育てにも、子供を小さな大人として扱う子育てにもそれぞれよさがある。しかし、ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない、という名言があるように自分の手で愛情を持ちながら子どもを育てることが大切だ。愛情を持つ子育ては、日本語文化圏でもフランス語文化圏のどちらの子育てにも通用するのではないか。