今ある自然を大切に
小6 あかね(akaneya)
2026年6月4日
二〇〇三年、日本産トキの絶滅が確実になったと報じられた。中国産のトキを借り受けてペアリングも試みられたが、失敗に終わった。トキのように絶滅寸前にまで追い込まれた動物や、その数を激減させている植物を救おうと努力する姿は、「人間の良識」と評される。人間の良識とは、その数が激減している動植物に対し、早急に保護の手を差し延べることである。日本では、一九三一年に国立公園法が制定され、一九五七年に自然公園法に代わった。自然保護の基本的考え方は先進国のそれを踏襲したが、戦争をはさみ、戦後は自然保護と経済発展のはざまで揺れ動き、必ずしもその機能を果たしていないのが実情であると筆者は考えている。
私は、人間のせいで数が減ってきている動物や植物に注目した。私の家の近くには、よく通る公園がある。その公園には、前はたくさんの野良猫がいて、多いときには十匹ぐらいもいた。しかし、あるときを境に、その公園に野良猫がいなくなってしまった。通るたびに、「今日は何匹ぐらいいるかな」など、予想して楽しんでいたのに、急にいなくなってしまい、とても悲しかった。野良猫を保護するチームの中で、「TNR活動」という活動があるそうだ。「T」は、捕まえて「N」は、不妊、去勢手術をして「R」は、元の場所に戻すという活動らしい。その活動を知り、身近に猫がいないという寂しさもあるけれど、保護をして交通事故や、捨てられてしまうことを防ぐことができるからいいなと感じた。しかし、猫を保護したあとに餌だけやり、猫をたくさん増やしてしまう人がいるという問題もあるそうだ。そのせいで、悪臭や虫がよってきてしまうらしい。そういう場所だと、食べ物は貰えるけれど、虫などもきて、衛生環境が悪くなってしまうのは、猫にとっても、周りの人にとってもやめてほしいことだなと思った。
お母さんが小さいころ、家の近くの空き地の原っぱにつくしがたくさん生えていて、妹と二人で取っていたそうだ。けれど、今はもうその空き地には家が建ってしまった。おばあちゃんに
「美味しくないけれどいいの?」
と聞かれても、
「いいよ。」
と言って調理してもらい、食べてみると、本当にまずくて味がしなかったそうだ。家などの建物を建ててしまうことで、人が住めるというメリットもあるけれど、植物の生える所がなくなってしまうというデメリットもあるということが分かった。私の家の近くにも、富士山が見える空き地があった。幼稚園のときのバス停がそこのすぐ近くで、バス停が同じだった友達と、バスを待っている間に綺麗な石を見つけて集めていた思い出があったけれど、建物が建ってしまうそうだ。もっと今ある自然を大切にしていきたいなと思った。
もし、自然が世界から無くなってしまったら、森が無くなり、草食動物が食べる物がなくなってしまい、肉食動物が食べるものがなくなってしまい...と、デメリットがたくさん出てきてしまう。人間にとって自然とは、生活をどこかで支えてくれているものである。だから私は、身近な植物や動物なども、大切にのこしていくべきだなと感じた。これからは、植物や動物の特徴などを知り、いろいろなことを学んでいきたい。