■思考語彙 24種 29個 (種類率83%) 87点
 確か,、つまり,、むしろ,。しかし,いくため,からこそ,ことに対して,しまうかも,するため,たから,たはず,だと,だろう,て考える,で考える,と考える,なるべき,は考える,も考える,れざる,持たざる,考えるざる,自分らしい,費やすべき,

■知識語彙 62種 115個 (種類率54%) 80点
丁寧,世界,世界中,人生,今後,今頃,他人,他国,伝統,依存,価値,個性,努力,危険,同調,名言,和食,回転,国際,圧力,変化,外国,大人気,大切,尊敬,当時,心配,必要,思考,情報,意味,意見,慎重,技術,放送,文化,日本,日本人,未来,武器,流行,海外,消化,漫画,独自,生活,発展,発見,真似,知恵,研究,社会,簡単,納得,結果,自分,自身,行動,複雑,視野,進化,食材,

■表現語彙 107種 212個 (種類率50%) 76点
 確か,い,いくため,がち,こと,これ,さ,するため,それ,たち,たはず,もの,よう,わけ,アニメ,アレンジ,カン,ギャグ,コピー,テレビ,バランス,フル,ポ,丁寧,世界,世界中,中,人生,今,今後,今頃,他人,他国,伝統,何,依存,価値,個性,切り,前,前向き,力,努力,十,危険,同調,名言,周り,和食,回転,国,国際,圧力,変化,外国,多く,大人気,大切,好み,尊敬,年,当時,形,心配,必要,思考,情報,意味,意見,慎重,手,技術,放送,文化,日本,日本人,昔,未来,武器,流行,海外,消化,漫画,独自,生活,発展,発見,的,真似,知恵,研究,社会,私,簡単,納得,結果,考え方,自ら,自分,自身,行動,複雑,視野,軸,進化,頭,食材,

■経験語彙 46種 70個 (種類率66%) 88点
かける,かむ,さる,しまう,しれる,すぎる,せる,て考える,できる,で考える,と考える,は考える,も考える,れる,サボる,作る,偏る,入る,分かる,取り入れる,受けとる,受け入れる,合わせる,変える,失う,学ぶ,守る,崩す,愛す,拓く,持つ,染まる,欠く,活かる,流す,混ぜ合う,生きる,留める,疑う,砕く,立ち止まる,見失う,誇れる,諦める,費やす,違う,

■総合点 88点

■均衡点 5点
 

真似るのではなく取り入れる
    ()  年月日

 最近、といっても大分前のことだが、ラジオ音楽番組の解説者が金曜の夜などに番組が終わるとき「では皆さん良い週末をお過ごし下さい」といった挨拶をするようになった。このような一昔前だったら誰も言わなかった挨拶を日本人がするようになったのは、海外との接触が飛躍的に増えた結果、「Have a nice weekend!」のような、休みを前にしてのあちらの人々の挨拶の習慣を、日本人が進んで取り入れた結果、起こった言語表現上の変化なのである。現代は、インターネットがとても便利になったことで、外国の新しい文化や流行りのものが毎日のように日本に入ってくる時代だ。しかしその一方で、外国で流行っているファッションや考え方を、その背景や意味を深く考えることなく、ただそのまま形だけ真似して受け入れてしまう人が増えている。これは、最近の大きな社会問題になっていると私は思う。自分たちの生活に本当に合うのかを確かめる前に、ただ「海外で人気だから」という理由だけで、何も考えずに取り入れてしまうのだ。だからこそ私は、外国の文化を単にそのままコピーして真似するのではなく、自分たちなりによく考えて、納得した上で取り入れること」とても大切だと考える。

 私がそう考える第一の理由は、外国の文化を自分なりによく考えて取り入れることで、自分のこれまでのやり方を見直し、新しい実力や表現力をレベルアップさせることができるからだ。私は、習い事のクラシックバレエのコンクールに向けて練習していた中で、このことを強く実感した経験がある。バレエは外国で生まれた文化なので、私はコンクールに向けて、海外の有名なプロのダンサーの動画をたくさん見て、美しい表現や手の動かし方をそのままそっくり真似して練習してみた。しかし、体格も育った環境も全然違う海外のダンサーの踊りを、ただ見た目だけ真似しても、自分の体には全く馴染まなかった。それどころか、ぎこちない動きになってしまったのだ。そこで私は、ただ形を真似するのではなく、プロのダンサーがどういう表現をしているのか、その踊りの意味を自分なりによく考えてみることにした。そして、海外の踊りが持つ「音楽の捉え方や、役の気持ちを全身で表現する」という一番大事なポイントだけを意識して、今の自分の筋力や体型でも美しく見えるやり方に変えてして練習してみた。あきらめずに工夫を繰り返しながら、自分なりの表現に落とし込んでいった結果、ただの真似ではない、自分の心がこもった納得のいく踊りをコンクールで披露することができ、本当に嬉しかった。この経験から私は、外国の優れた文化を取り入れる時は、ただの形だけの真似では意味がなくて、自分の状況に合わせてよく考えて吸収することで、初めて本当の自分の力になるんだと学んだ。

 第二の理由は、外国の文化を自分たちなりに工夫して新しく取り入れることで、これまでにない面白いアイデアや、世界に通用する新しい独自の価値が生まれるからだ。実際に、国が発表している公式のデータや、誰もが知っている身近な実例を見ても、このことははっきり分かっている。総務省が毎年出している「通信利用動向調査」という公式のデータによると、今では十三歳から十五歳の中学生の「約八十五パーセント」がスマートフォンやインターネットを利用しているそうだ。これだけ多くの人がネットを使っている中で、ただ流れてくる動画を眺めているだけの人よりも、海外の新しい工夫や良いやり方を「自分なりにアレンジして、自分の生活や宿題に取り入れている」という人の方が、学習の効率や新しい工夫を思いつく力が高いという研究結果もある。また、世界中で大人気になっている「日本のアニメや漫画」や、伝統的な「和食」なども、もともと日本に昔からあったものだけでできているわけではない。実はアニメの技術や和食に欠かせない食材の多くは、もともとは海外から日本に入ってきたものだった。それを昔の日本人たちがただそのままコピーしたわけではない。もし当時の日本人が外国のアニメをそのまま放送していたら、私たちは今頃、海外のギャグの意味が全然分からなくてテレビの前でポカンとしていたはずだ。日本人の好みや生活に合わせて、何十年もかけて丁寧ににアレンジし、自分たちの文化として進化させてきたからこそ、今では世界に誇れる独自の文化として発展させることができたのだ。このように、違う国の考え方を一度自分の中でかみ砕いて混ぜ合わせることは、新しい発見をしたり、より広い視野で世界を見たりするために、なくてはならない大切な行動なのだ。

 確かに、外国の文化を簡単に何でも取り入れることに対しては、もっと慎重になるべきだという意見もよく分かる。自分たちの国の伝統や独自の良さを守る努力をサボって、海外の真似ばかりをしていたら、自分たちの個性や自分らしさが失われてしまうという心配があるのは当然だ。また、海外の流行や考え方を疑うような力を持たずに取り入れてしまったら、自分たちの生活のバランスを崩してしまったり、偏った考え方に染まってしまったりする危険もある。形だけの真似や、何も考えずに受け入れることは、自分自身を見失うことになってしまうかもしれない。しかし、私が言いたいのは、外国の文化をそのまま何も考えずに受けとることではない。入ってきた新しい文化を一度自分の中に留めて、「これは自分たちの生活にどう活かせるだろう」「自分らしさって何だろう」と立ち止まって考え、この複雑な自分の思考を通して納得してから受け入れることだ。これは他国に依存することではなく、むしろ自分たちの文化をより深く愛し、頭をフル回転させる、すごく前向きな行動だ。情報が多すぎて、自分で考えることを諦めてしまいがちな今の社会に生きるにあたって、この「自分なりに消化して取り入れる力」は、同調圧力、つまり私たちが周りに流されず、自分の軸をしっかり持って未来を生きていくための大きな武器になる。「私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値がある」という名言がある。これからは、他人の作った形をただそのまま真似するのではなく、自分という崩してはならない軸を持って自らの手で人生を切り拓いていく努力が必要だ。社会価値の変化の激しい国際社会を生きていく私たちが、今後自分の人生や自分たちの文化を本当に価値あるものにするために費やすべき努力とは、外国の素晴らしい知恵や文化を尊敬しながら学び、それを自分の頭でしっかりと考えて、新しい形に変えていくことだと、私は考えている。