すみひなちゃん、こんにちは。今の日本のように社会が豊かになり平和が続くと、自分をさえぎる障害、つまり逆境がなくなってきて自分を鍛えるチャンスが減っているようです。そのためか、傷つきやすい若者が増えているような気がします。それは、創造の喜びを得られないことにもつながっているのですね。
まず、常にひとつ上のレベルを目指す心構えを持つことです。逆境がないならつくりだす、買ってでも苦労してみる意識ですね。ハードルの体験談をからめてうまく書いています。そのあとに、ハードルを上げ続けた偉人の話など、社会実例もあるといいね。
何回でも失敗できる社会にすることでは「失敗したらこれで終わりという意識を持っている人が多い」という問題を考えました。なぜそうなるのかも考えてみたいですね。やはり、成功とはこういったものだという社会の価値観に縛られているからではないでしょうか。
まとめは、今読んでいる本がうまく活用されました。「困難に直面した時こそ自分の本領が分かり、実力が試される」ことを意識すれば、困難こそ自らの試金石、むしろ歓迎したいですね。
<<え2022/51pみ>>
すみひなさんの作文は、松茸の生態を通して逆境をチャンスと捉える考え方をしっかりと表現できています。
松茸の特徴を具体的に説明しながら、そこから自分の生き方へとつなげている点がとてもよいです。
特に、「悪条件下でも自分の力を発揮するチャンスに変えていく」という主題が明確で、文章全体の軸がぶれずにまとまっています。
また、具体的な方法として「一つ上のレベルを目指すこと」と「再チャレンジできる環境を整えること」を挙げているのも説得力があります。
体育の授業でのハードルの体験を通して、自分の考えを具体的に示しているので、読者に伝わりやすいです。
さらに、「マネーという名の犬」の引用を使って、困難に立ち向かう姿勢の重要性を強調している点も効果的です。
このように、名言の引用や体験実例を交えながら、自分の考えを深めているところがすばらしいです。
すみひなさんの文章は、論理的でありながらも自分の思いがしっかりと伝わる力強さがあります。
今後もこの調子で、自分の考えを具体的な例や引用を使って表現していってください。
項目評価
主題の明確さ:よく書けています。
方法の提示:よく書けています。
生き方の主題:よく書けています。
体験実例:よく書けています。
名言の引用:よく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1326字/800字
思考点:77点
知識点:73点
表現点:80点
経験点:83点
総合点:84点
均衡点:6点
■思考語彙 20種 28個 (種類率71%) 77点
確か,、第,。しかし,あきらめざる,いこう,しよう,するため,その第,だろう,といったいわゆる,と思う,なければ,のため,の場合,みよう,を考える,捉えざる,時こそ,条件こそ,自分にとって,
■知識語彙 52種 90個 (種類率58%) 73点
一生,一番,人物,人生,人間,体育,勉強,危険,向上心,困難,大切,失敗,学校,安心,実力,平和,必要,意図,意識,成功,挑戦,授業,方法,日本,本当,本領,条件,条件下,松茸,機会,残念,特定,特性,現代,理由,環境,発揮,登場,目標,直面,社会,繁殖,能力,脱皮,自分,自身,行動,言葉,設定,逆境,障害,順風,
■表現語彙 115種 201個 (種類率57%) 80点
確か,お金,きっかけ,こと,これ,さ,すべて,するため,とき,どこ,どの人,のため,の場合,もの,よう,ん,インフレ,カギ,チャレンジ,チャンス,ドア,ハード,ハードル,ピンチ,プラス,マネー,レベル,一,一つ,一生,一番,上,世の中,中,二,人,人物,人生,人間,今,体育,何,分,別,力,勉強,危険,名,向上心,回,困難,多く,大切,失敗,学校,安心,実力,帆,平和,必要,恐れ,意図,意識,成功,挑戦,授業,方,方法,日本,昔,時,本,本当,本領,条件,条件下,松茸,機会,残念,氏,気持ち,物,特定,特性,犬,現代,理由,環境,生き方,発揮,登場,的,目,目標,直面,社会,私,繁殖,考え方,能力,脱皮,自ら,自分,自身,行動,言葉,設定,足,逆境,道,金持ち,間違い,際,障害,順風,
■経験語彙 43種 62個 (種類率69%) 83点
あきらめる,いける,くじける,しまう,すぎる,せる,できる,とらえる,と思う,ひねる,ぶつかる,めぐる,れる,を考える,作る,備える,出る,出会う,分かる,合わせる,増やす,変える,変わる,失う,思い込む,持ち合わせる,持つ,捉える,整える,潰す,生きる,目指す,稼ぐ,終わる,続ける,聞く,試す,走る,通える,進む,開ける,飛ぶ,飛べる,
■総合点 84点
■均衡点 6点
困難にぶつかるとき
中3 すみひな(sumihina)
2026年7月2日
松茸はキノコの一種だ。このキノコは地表下に菌根と呼ばれる根を持っている。この根は成長できる条件下におかれると、どんどん根が発達し続け、やがて死んでしまう。逆に、根が発達する際、障害物にぶつかるとその場で新しいキノコが生え、種子として胞子をつくり、株を増やしていく。まるで障害物にぶつかったというピンチを繁殖するチャンスと捉えているかのようだ。あまりにも条件が良すぎると繁殖できないという少し残念な特性も持ち合わせているが、人間はそんなことはないだろう。私は悪条件下でも、松茸のように逆境を逆境と捉えず、自分の力を発揮するチャンスに変えていけるような生き方をしたい。
その第一の方法は、常に一つ上のレベルにいる自分を目指すことだ。どんな環境でも自ら厳しい道を進んでいこうと思う人はそういない。多くの場合、自分を意図的に脱皮させるには何らかの障害物が必要だ。あえて自分にとってハードな目標を設定することで脱皮するきっかけができると思う。私は体育の授業で高いハードルを飛んだ際に足をひねってしまったことがある。だが、その高さに挑戦し続けたことで飛べるようになった。「ハードル走は人生と同じ」という言葉を聞く。自身の人生に高いハードルを設定し、足をひねる危険があったとしても飛んでみることが脱皮するためのカギとなるのだ。その飛んでみようという気持ちを強くすることで、悪条件下でも力を発揮できると思う。
また、第二の方法は、何回失敗しても再チャレンジできる環境を整えることだ。今の日本は平和だ。大きな困難にめぐり合わせることがなかなかない。昔は、インフレなどでお金がなく学校に通えないなど、どこにでも逆境があった。その分、自分で勉強する、自分でお金を稼ぐ、といったいわゆる向上心というものがどの人にもあったのだろう。しかし、現代の日本には失敗したらこれで終わりという意識を持っている人が多い。そのような意識が新しいハードルに挑戦しようという気持ちを失わせ、成功する機会を潰しているのではないか。私は、成功するためのドアが一つしかないと思い込んでいることがその意識を作っている大きな理由だと思う。別に、社会の中で成功するというドアを開けるとき、必ず何か特定のことをしなければならないということはないのだ。
確かに、すべてが順風満帆に進んでいる方が安心できる環境であることは間違いない。だが、世の中の成功した人は大抵、困難を自分の人生のプラスに変える能力を備えているということを考えてみよう。「マネーという名の犬」という本に出てくるお金持ちの「ゴルトシュルテン氏」も成功するための考え方としてこんなことを言っている。「恐れのために行動しない人は、一生変わることができないよ。」「失敗することは終わりじゃない。あきらめたときに初めて本当の失敗になるんだ。」本の中の登場人物ではあるが、正しいことを言っていると思う。困難に直面した時こそ自分の本領が分かり、実力が試される。一番大切なことは困難を目にしただけでくじけないことだ。私は、困難に出会ってもあきらめず、その条件こそ自分の力を試すチャンスととらえて生きていきたい。