◆【要約】しにくい長文でした。上手くまとめましたね。
◆“いつもできないことは結局本番になってもできない”。朝五時半に起きて公文英語に取り組んできた結果、一年弱で英検四級を満点合格した。模擬(もぎ)テストでミスが多かった人は不合格だった。やはり、本番だけできるということは、そうそうないのですね。
 また、準備不足だった一年生とのスタンプラリーでは、ハプニングが次々と起きてしまった。
◆お母さんは、社会人になるまで課題などを締め切り(しめきり)の前日に終わらせるスタンスで臨ん(のぞん)でいたのだけれど、社会人になってからのプレゼンでは通用しなかった。そこからさまざまな想定をした準備をするようになって、対応できるようになったとのこと。『まるで努力とは積み木のよう』なもの。慌て(あわて)てやると崩れ(くずれ)てしまいますね。
◆『努力とは人間にとって地道に積み上げることで、とても大変で時間がかかるが、(えん)の下の力持ちのように、後々良い結果を作ってくれる大切なものである』。日ごろの努力を積み上げていき、自分の実力で勝負できるようにしていきたいですね。

       <<え2015/45pみ>>


わかばさんの作文は、自分の経験や家族の話を交えながら、「努力」について深く考えているところがとてもよく伝わってきます。
特に、母親の話を聞いて自分の考えに結びつける部分は、文章に立体感を与え(あたえ)ていて素晴らしいです。
また、「努力とは積み木のようだ」というたとえがとてもわかりやすく、努力の大切さをイメージしやすくしています。
自分の体験だけでなく、母親の社会人としての経験も取り入れているので、説得力が増しています。
文章の中で、努力の積み重ねが結果につながることを具体的な例で示しているので、読んでいる人にわかりやすく伝わる工夫ができています。
最後に、努力の意味を自分の言葉でまとめ、将来(しょうらい)の目標にもつなげているので、作文の結びとしてとても力強い印象を受けました。
これからも、自分の経験や周りの人の話をうまく使って、考えを深めていってください。

項目(こうもく)評価】
・たとえの表現:よく使えている
・前の話・聞いた話:よく書けている
一般(いっぱん)化の主題:よく書けている
・書き出しの結び:よく書けている

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1656字/800字
思考点:67点
知識点:76点
表現点:82点
経験点:89点
総合点:80点
均衡(きんこう)点:2点

 


■思考語彙 16種 20個 (種類率80%) 67点
あるらしい,いくと,いれば,すると,そのため,たはず,たらしい,だろう,と思う,ないため,みると,を考える,人にとって,人間にとって,深めよう,自分にとって,

■知識語彙 56種 81個 (種類率69%) 76点
一緒,事実,人間,企画,先生,制限,前日,努力,十分,反対,取得,向上,土台,地道,大分,大切,大変,失敗,学校,完成,実力,実施,対応,年生,当日,後悔,必要,意見,授業,時間,本番,模擬,活動,満足,準備,点数,目的,真正面,知識,短時間,社会,経験,結果,臨機応変,自体,自分,自己,課題,資料,質問,起床,迷惑,週間,適当,長時間,集中,

■表現語彙 119種 199個 (種類率60%) 82点
おかげ,こと,さ,しのぎ,せい,そう,そこ,そのため,それ,たくさん,たち,たはず,とき,ないため,もの,よう,イベント,スタンス,スタンプ,テスト,ハプニング,プレゼン,プロジェクト,ペア,ミス,ラリー,一,一つ,一緒,下,中,事実,二,人,人間,他,企画,何,先生,内,制限,前,前々,前日,力,力持ち,努力,十分,反対,取得,向上,図,土台,地道,場,大分,大切,大変,失敗,学校,完成,実力,実施,対応,年生,当日,後,後々,後悔,必要,意見,授業,日,時間,朝,本番,検,模擬,母,活動,満足,準備,点数,物,的,目的,真正面,知識,短時間,社会,私,積み木,等,経験,結果,締め切り,縁,考え,脳,臨機応変,自体,自分,自己,英,見せかけ,課題,資料,質問,起床,身,迷惑,逆,週間,適当,長時間,限り,際,集中,頭,

■経験語彙 47種 72個 (種類率65%) 89点
おく,かかる,かける,くれる,さぼる,しまう,せる,そびえたつ,つく,つくる,できる,と思う,なくなる,やる,れる,を考える,作る,倒れる,出す,出せる,出る,分かる,取れる,受ける,向き合う,呼べる,壊れる,始める,感じる,抜ける,探す,望む,決まる,深める,積み上げる,積み重ねる,終わる,聞く,落ちる,行う,行える,表す,設ける,話し合う,費やす,起きる,起こる,

■総合点 80点

■均衡点 2点
 

努力を積み上げる
   小6 わかば(akahime)  2026年7月3日

 家庭訪問があるため昨晩母が苦労して片づけたおかげで、かなり快適そうな子供部屋になっていた。まるで賢い子供の部屋のようだ。だが、机の引き出しを開けると、昨日捨てきれなかった小物類がごちゃごちゃとは言っていた。やがて、先生と母が子供部屋に入ってきた。先生は私の机の上を見て、「お、机の上がきれいになているね。だけど引き出しの中はどうかな。」と言って引き出しを開けた。万事休す。もうおしまいである。先生がお土産を持って去った後、母は私に「あんた、もっとしっかりしなきゃダメじゃないの」と予想通りの小言を言った。

 いつもできないことは結局本番になってもできない。私は良く母にそう言われる。逆を言うと、いつも行ってできていることは、大事な大一番な場面でも可能だということである。私は実際、それを体験したことが数えきれないほどあると思う。良い方向だと、毎朝私は五時半に起きて公文英語に取り組んでいる。それを一年弱やり続けた結果、英検四級で満点を獲得することができた。私は朝型で、夜行うと、眠くて基本的に本来の実力よりも低い点数が出るということが分かっている。そのため、朝早い時間に起床することで、集中力を向上させることができるのである。だらだらと長時間必要のないことを費やすのは時間がもったいないし、逆に短時間で適当に行うのも頭に知識として取得できないため、もったいない。ある程度の制限時間を設けて集中してやることで英検で良い点数を取れたのだろう。ちなみに、一緒に受けた人たちの中で、模擬テスト的なのを行ったときに、ミスが多かった人たちは落ちていた。いつもできていないことは本番でもできないのである。私にもできなかった経験がある。それは学校のペア活動プロジェクトになったときのことである。中を深めようという目的で一年生とスタンプラリー的なイベントを実施したのだが、それを企画し始めたのはイベントの二週間前で、ほとんど時間がなかった。そのため、授業中に私たちだけ抜けて、スタンプラリーの準備をすることになってしまった。そのおかげで何とか行えたが、当日ハプニングが次々と起き、対応ができなかった。そして、先生に迷惑をかけてしまったことを後悔している。もともとスタンプラリーをすることは決まっていて、時間は十分にあったはずなのに、前から話し合ったりしなかったせいで失敗が起こってしまった。

 母に聞いてみると、母にもそのような経験があるらしかった。社会人になるまで、母は課題などを締め切りの前日に終わらせるようなスタンスで望んでいたらしいのだが、社会人になり、それをしてしまったら、プレゼンの際に反対意見や質問等がもたくさん出て、フルボッコにされてしまったらしい。そこから、締め切りの大分前にプレゼンの資料をつくり、どのような質問が来るのか、反対意見が出されるのかを考えて、事実を表す図などを作ったり探したり、それに対する対応などを考えておくようになったそうだ。そうするようになってから、質問されても臨機応変に対応できるようになったそうだ。私はそれを聞いて、前日に終わらせたりすると、物自体は完成しても脳内に自分の考えや知識として身につかないのだと感じた。まるで努力とは積み木のようである。一日一つずつ積み上げていくと、前々から積み上げていれば土台がしっかりしていて、高くそびえたつ、決して倒れない知識となるが、さぼっていて、後から積み上げていくと、高さがなくなったりすぐに壊れてしまう。一日限りの努力は見せかけの自己満足的な物であり、本当は努力と呼べないと思う。

 努力とは人間にとって地道に積み上げることで、とても大変で時間がかかるが、縁の下の力持ちのように、後々良い結果を作ってくれる大切なものである。私は見せかけやその場しのぎで何かを行うのではなく、そのことに真正面から向き合って、努力を積み重ねていって、自分にとっても、他の人にとっても良い結果を出せるような人間になりたい。