私が飼っている虫 清書
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年月日
「わあ、かわいい。」
私は目を輝かせ、思わず声を上げた。6月14日の日曜日、サッカーの練習が終わった後、近くの木の幹に一匹のヤモリを見つけた。すばしっこく動き回る姿がとても愛らしく、私は一目で夢中になった。捕まえることはとても難しかったが、どうしても飼いたいと思い、必死に追いかけた。そして、ようやく手の中に収めることができた。少しかわいそうだとも思ったが、偶然リュックに入っていた袋に、ヤモリと落ちていた木の枝や葉を入れ、袋の中に空気が入るようにして大切に家へ持ち帰った。家に帰ってから、私はヤモリについて調べてみた。ヤモリは、家の近くでよく見られる小さなは虫類である。体の長さは10~14センチメートルほどで、夜に活動することが多い。足の裏には細かい毛のようなつくりがあり、壁や天井を自由に歩くことができる。また、ヤモリは蚊やガ、クモなどの小さな虫を食べる。そのため、家の周りの害虫を減らしてくれる、人の生活に役立つ生き物である。このことから、「家を守る」という意味で「家守」という名前が付けられたと言われている。ヤモリは人に害を与えることはほとんどなく、人間と共に暮らす身近な生き物である。虫を食べることで家の環境を守る働きをしているため、昔から縁起のよい生き物として大切にされてきた。このように、ヤモリは家の近くで暮らし、人の生活を支えてくれる大切な存在なのである。
私は飼うことになったヤモリに「ヤモちゃん」という名前を付けた。特別な工夫はないが、一番親しみを感じる名前だったからである。家に帰るとすぐにヤモリの飼育方法を調べ、必要な知識を身につけた。大切な命を預かる以上、できるだけ長生きしてほしいと思ったからだ。私は毎年夏になると友達とカブトムシを捕まえに行き、飼育していた。しかし、三か月ほどで死んでしまうことが多かった。その経験があったため、今回はしっかり育てたいという気持ちが強かった。しかし、実際に調べてみると、ヤモリの飼育は想像以上に難しかった。一番心配だったのは、ヤモちゃんにかまれることだった。痛くないと分かっていても、急にかまれると驚いてしまう。また、毎日の世話も簡単ではない。ヤモリを育てるには、「温度を25度前後に保つこと」「生き餌を用意すること」「霧吹きで水分を与えること」が大切だと分かった。また、脱走を防ぎ、驚かせて尻尾を切らせないためにも、単独で飼育することがよいと知った。実際に飼い始めると、ふんの掃除をしたり、朝と夜に霧吹きをしたり、コオロギを買って餌を与えたりと、やることはたくさんあった。最初の頃は、ふんをティッシュで取るだけでも臭いが強く、気分が悪くなるほど苦手に感じたこともあった。それでも試行錯誤しながら世話を続け、今では楽しく飼育できるようになった。最近では、ヤモちゃんを素手で触れるようにもなった。まるで、苦手だった自転車に乗れるようになったときのように、自分が一歩成長できた気がして、とてもうれしかった。これからも大切な命を守り、元気に育つよう心を込めて世話を続けたい。
母に、小さい頃に飼っていた生き物がいるのか聞いてみた。すると、昔セキセイインコを飼っていたと教えてくれた。ただし、世話をしていたのは母ではなく、祖母だったそうだ。母はインコのくちばしが怖く、あまり触ることができなかったという。そこで私は、なぜインコを飼い始めたのか祖母にも聞いてみた。祖母は、友達から譲ってもらったことがきっかけだったと話してくれた。青色のインコは「クック」、黄色のインコは「チャッピ」という名前だったらしい。その話を聞いているうちに、私もいつかインコを飼ってみたいと思うようになった。最初は少し怖いと感じるかもしれないが、少しずつ慣れ、毎日しっかり世話をして、たくさんかわいがってあげたいと思った。
人間にとって、生き物や虫を飼うことは、大切な命を預かることだと思う。それは、子どもを育てる親や先生が、相手を思いやりながら成長を支えることにも似ている。命を育てるには、毎日の世話や思いやりが必要であり、「継続は力なり」ということわざのように、小さな努力を続けることが大切だと思う。生き物を育てることは決して簡単ではない。ヤモちゃんが元気に過ごすためには、住みやすい環境を整え、温度や湿度に気を配る必要がある。また、毎日の様子をよく観察し、食欲や動きに変化がないかを確認することも大切である。食べるものにも気をつけ、ヤモちゃんに合った栄養を与えることで、健康を守ることができる。生き物は言葉で「苦しい」「助けて」と伝えることができない。だからこそ、飼う人が小さな変化に気づき、責任を持って世話をしなければならない。もしヤモちゃんの体調が悪そうなら、原因を調べ、どうすれば元気になるのかを考えて、すぐに行動したい。これからも責任と愛情を持ってヤモちゃんを育て、毎日の観察や世話を大切にしながら、一日でも長く元気に過ごしてほしい。
「これからもよろしくね、ヤモちゃん。」