虫は幼虫か成虫かで食べるものが大きく変わる
小5 あきたお(akitao)
2026年7月4日
草を食うのは、飛ばない幼虫の時代なのである。変態して飛ぶようになったら、草は食べない。蜜や樹液を吸う。これらは栄養の水溶液、つまりドリンク剤のようなものだから、吸収がよく、重い胃袋をかかえてよたよた飛ぶことにはならず、都合がいい。虫の成功の秘訣は、大量にありながらほかの動物たちがあまり手をつけなかった葉っぱという食物に目をつけたところにある。昆虫は羽化を節目として食性と運動法を切り替える。昆虫の生活は、まさにサイズと密接にかかわっているものなのである。
僕は二年生の頃、下校時に近くにあった葉にツマグロヒョウモンと言う蝶の幼虫がいた。最近はツマグロヒョウモンの幼虫をよく見かけると話題になっている。僕は幼虫を手に乗せて、家に帰った。お母さんとお父さんに飼って良いか聞いた。するとお母さんとお父さんから
「いいよ」
と許可してくれたのでだいじに育てることにした。許可をもらってからすぐに虫かごに入れて幼虫の好物の葉を虫かごの中に入れた。すると思いもしなかったスピードで、葉をむしゃむしゃと食べていった。それほどお腹が空いていたからだろう。そして約一日で完全に葉が綺麗になくなっていて、くきだけが残っていた。どんどん葉を食べていく様子は、まるで庭師のようだなと思った。だから毎日葉を入れ替えるのが大変だった。ある朝起きてすぐに一階へ走って、僕の部屋にある虫かごを見ると、虫かごの天井のところに、さなぎになったツマグロヒョウモンが、ぶら下がっていた。僕は嬉しくて、家族のみんなを呼んだ。やっぱりたまたま葉にぶら下がっているさなぎを見るよりも、幼虫の頃から頑張って育てて、幼虫が蛹になった姿を見る方が嬉しいなと思った。そして約三日後、起きてすぐに1階へ走って、僕の部屋にある虫かごをみると、オレンジ色の綺麗な羽を立てて、虫かご天井に足をくっつけているツマグロヒョウモンの成虫がいた。僕は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。幼虫から育てたツマグロヒョウモンが、こんなに綺麗な姿に変わったことに驚いた。一回ネットで、僕が飼っているツマグロヒョウモンが成虫になる前に、ツマグロヒョウモンの成虫の姿を見てみたが、やはり実際に見た方が綺麗だった。その後学校から帰ってきた時に、虫かごを見てみると、蝶は一切葉を食べてなくまだ天井にくっついていた。僕はその時、もう外ににがす頃だなと感じた。そして虫かごから蝶を出して、飛び立っていくところを見送った。僕は今まで育ててきて良かったなと思った。
虫は、体の大きさなどが変わって、小さくなったり大きくなったりすると、食べるものを変えたりするところがとても頭がいいなと思った。そして、成虫と幼虫で、食べるものを変えるのは生きるための知恵だと言うことがわかった。