食文化
小6 ひなすみ(akohina)
2026年7月4日
アメリカ国内でケーキミックスは大ヒットした。そこで、国内で売りつくすと、ヨーロッパやオーストラリアにも進出した。どこでも大当たりで、次の有望な市場として日本に目が向けられた。ただし、ケーキミックスは、オーブンで焼くように出来ていたが、そのころの日本の家庭にはなかった。しかし、オーブンが無くても自動炊飯器ならある。そこで、自動炊飯器でケーキミックスを作れるようにし、日本の市場に進出した。しかし、さっぱり売れなかった。その理由が製造会社はわからなかった。そこで、主婦を集めて雑談形式で原因を調査すると、「なかなか、よくできている。」という好意的な意見が多かった。しかし、話が進むうちに「でも、あれは、バニラやチョコレートが入っているのよね。」という発言があった。これをきっかけに売れない理由が一気に明らかになった。それは、「ご飯を炊くのと同じ器でケーキを作ると、バニラやチョコレートに汚染されてしまうのではないか・・・。」ということだった。「炊飯器をよく洗えばいい。」というのは浅はかな考えで、人間の心理はそんなに簡単なものではない。この分析結果を聞いた製造会社はきっぱり日本市場から引き上げていったそうだ。
私の家でもお米を残すと怒られはしないが、嫌な顔される。そして平日の朝ごはんは絶対お米が主食と決まっている。ある時私は、「どうして朝ごはんがパンじゃダメなの?」と聞いたことがあった。すると母は、「パンだったら2時間目くらいでお腹が空いちゃうでしょ。」と言っていた。確かに、土曜日の朝などにパンを食べると、4時間くらいたった、12頃にお腹がすく。だがお米を食べていると腹持ちがよく、ちょうど良い時間にお腹がすく。私はパンの方が好きなのだが、お米の方が現実的に考えると、日本人全体の食生活に向いているのではないだろうか。
学校の給食でもお米を主食とすることが重視されていると感じる。例えば、私の学校では1週間のうち3日間はお米が主食の給食が出される。このようにパンなどの洋食を食べるという選択肢もある中、学校ではお米を主食とすることが重視されているのではないだろうか。一方で、アメリカでは決まった主食があまりないそうで、ジャンクフードを食べることが多いようだ。極端に言えば、主食がないということは、その国独自の食文化を持たないということではないだろうか。確かに他国の食文化を取り入れるということも大切である。しかし、取り入れすぎて自国の伝統食品の原型がなくなっていては、元も子もない。さらに、伝統食品とは、その土地、風土、人に合うようにできていると思われる。したがって、他国の食べ物は、その国の人にしか合わず、別の国の人が食べるとあまりいい影響はないのではないかと思う。
このように、人間にとって食文化とはとても大切なものである。なぜなら、その土地柄、風土に深く関わり合っているからである。ヨーロッパの人々の中には、生海苔が食べられない人がいるらしい。それは消化酵素の中に海苔を分解してくれる酵素を持っていないからだそうだ。一方、島国に住んでいる私たち日本人は、昔から生海苔などを食べていた。そのため、現在も生のりを消化する酵素を持っている。したがって、食べるものは文化によって違い、人々に大切にされてきたのではないだろうか。これから私は、世界のさまざまな食文化について理解を深めていきたい。