<<え2010/390み>>
【第一段落】:課題文の内容を「昆虫は成長に合わせて食べ物や生活の仕方を変える」という中心にしぼって整理し、「生き残るための大切な工夫なのだと学んだ」という自分の気づきへ自然につないでいます。要約から自分の学びへ流れる構成になっているため、このあとに続く体験や調べたことを納得しながら読むことができます。
【第二段落】:庭のトマトの葉が大量のイモムシに食べられてしまった出来事を取り上げ、「元気でおいしそうな葉を見分けて食べている」と自分で推測したことまで書いています。実際に見た様子をもとに課題文の内容と結び付けたことで、「幼虫期はひたすら食べる」という説明が身近な出来事として伝わってきます。
【第三段落】:蚊について調べ、幼虫は藻類や細菌を食べ、成虫は蜜や血を吸うという違いを紹介したことで、課題文の内容を別の昆虫にも広げて考えています。さらに、子孫を残すために危険を承知で血を吸いに来るメスの蚊への見方を書いたことで、生き物の行動を一面的ではなく考えようとする姿勢が伝わります。
【第四段落】:昆虫だけでなく人間の成長にも目を向け、「全ての生物は環境や成長に合わせて食べ物や生活を変えながら生きている」と学びを大きくまとめています。課題文から得た気づきを生物全体へ広げて考えたことで、最後に「進化のダイナミックさに感嘆した」という実感がより印象深く伝わります。
良い点:「人間がおいしい食べ物を選んで食べているのと同じよう」というたとえを取り入れたことで、自分が感じたことを読み手にも想像しやすく伝えようとしているところが印象に残りました。
考えを深めるための質問:あなたは、生き物が成長に合わせて生活を変える力は、変化の大きい自然の中で生きていくためにどのような役割を果たしていると思いますか。
字数/基準字数:1233字/700字
思考点:77点
知識点:62点
表現点:69点
経験点:91点
総合点:73点
均衡点:-1点
■思考語彙 20種 25個 (種類率80%) 77点
。しかし,。つまり,。一方,くると,しよう,すると,たので,と思う,ないので,なると,に思う,は多分,れるかも,動かざる,増やそう,残すため,生きよう,生き残るため,育てるため,見ると,
■知識語彙 36種 61個 (種類率59%) 62点
不思議,人間,仕方,健康,元気,勇敢,動物,場所,大切,大量,天敵,子孫,実感,工夫,幼虫,心配,意外,感嘆,感心,成虫,成長,採取,推測,昆虫,栄養,水中,理由,環境,生活,生物,細菌,習慣,臨機応変,自分,藻類,進化,
■表現語彙 91種 145個 (種類率63%) 69点
お母さん,ここ,こと,ことわざ,ころ,さ,そう,それ,それぞれ,とき,ところ,ふだん,まま,みな,もの,よう,イモムシ,ダイナミック,トマト,ミルク,メス,不思議,中,人,人間,仕方,仕組み,他,体,作り,健康,元気,全て,別,勇敢,動物,卵,周り,場所,大切,大量,天敵,姿,子孫,実感,家,工夫,幼虫,庭,心配,意外,感嘆,感心,成虫,成長,採取,推測,方,日,昆虫,期,栄養,残すため,水,水中,理由,環境,生き残るため,生き物,生活,生物,私,空,細菌,習慣,育てるため,臨機応変,自分,色々,花,葉,藻類,蚊,蜜,血,話,赤ちゃん,通り,進化,食べ物,驚き,
■経験語彙 48種 69個 (種類率70%) 91点
いける,しまう,しれる,たたく,できる,とる,と思う,なくなる,に思う,もらう,やる,れる,わかる,伴う,似る,動く,取り入れる,合わせる,吸う,増やす,変える,変わる,学ぶ,張り付く,応じる,感じる,枯れる,歩ける,残す,残る,殺す,気づく,消える,生きる,生き残る,立ち向かう,育つ,育てる,見える,見分ける,読む,調べる,違う,選ぶ,離れる,頑張る,飛び回る,食べる,
■総合点 73点
■均衡点 -1点
驚きの生物
小5 なな(akasona)
2026年7月3日
アオムシは幼虫期の間、あまり動かずひたすら食べ続ける。羽化して成虫になると飛び回ることが最優先になり、消化のいいものだけを食べるようになる。このように昆虫は、羽化を節目として食性と運動法を切り替えるのである。この話を読んで一番びっくりしたところは、昆虫が成長するにつれて食べるものが変わることだ。幼虫のときは葉などをたくさん食べて体を大きくするが、成虫になると飛ぶために消化のよい蜜や樹液を吸うと知って驚いた。私は、昆虫は小さいころから大人になるまでずっと同じものを食べていると思っていたので、とても意外だった。成長すると体の作りや生活の仕方に合わせて食べ物まで変わるということが、昆虫が生き残るための大切な工夫なのだと学んだ。
私の家には庭があり、そこでトマトを育てている。ある日、私は水やりをしようとしたときにトマトの葉がほとんどなくなっていることに気づいた。不思議に思って周りをよく見ると、大量のイモムシが色々なところで葉を食べていた。葉はほとんど消えてしまって、とてもがっかりした。せっかく大きく育っていたトマトだったので、このまま枯れてしまうのではないかと心配になった。さらに、残っていた葉はあまり健康そうではなかったので、イモムシは多分元気でおいしそうな葉を見分けて食べているのだと推測した。それはまるで人間がおいしい食べ物を選んで食べているのと同じように見えた。幼虫期は、あまり動かずひたすら食べるというのは本当にその通りなのだと実感した。
成長に応じて食べるものが違う生き物が他にないか調べてみた。私の天敵であるかゆい蚊も幼虫と成虫で食べるものが全く違う。幼虫は水の中で生活し、藻類や細菌などを食べて成長する。その理由は、水中にいる方が食べ物を他の場所より採取しやすいからだ。一方、成虫になると水を離れて空を飛び回り、ふだんは花の蜜を吸って生活している。また、メスは卵を育てるために人や動物の血を吸って栄養を取り入れる。幼虫と成虫でここまで生活習慣が違ってくると、それぞれが別の生物のようでとても不思議に感じた。そしてメスの蚊が人間にたたき殺されるかもしれないのに子孫を残すために勇敢に立ち向かってくる姿を見ると、憎たらしいけど小さいのに頑張っているなと感心してしまう。
この話を読んで、人間も似ていると思った。人間は赤ちゃんのころ、歩けないのでお母さんに張り付いてミルクをもらわないと生きていけない。しかし、しっかり歩けるようになると自分で食べ物をとりに行くことができるようになる。昆虫が成長に伴って食べ物や生活の仕方を変えるように、人間も成長に応じて変わっていく。つまり臨機応変ということわざのように、全ての生物はみな環境や成長に合わせて食べ物や生活を変えながら長く生きようとし、また子孫も増やそうとしているのがわかった。そのような生物の仕組みや進化に驚きを感じるとともに、そのダイナミックさに感嘆した。