りりさんの作文は、とてもよく考えられていて、読みながら引き込ま(ひきこま)れました。
巳之助の心の変化(へんか)愚痴(ぐち)をこぼす場面が生き生きと描か(えがか)れていて、登場人物の気持ちがよく伝わっ(つたわっ)てきます。
たとえがうまく使われていて、「古くせえもなア、いざというとき間にあわねえ」という繰り返し(くりかえし)が、巳之助の心の動きを強調しているのが素敵(すてき)です。
また、自分だったらどうするかという考えも丁寧(ていねい)に書けていて、作文に自分の気持ちがしっかり入っていますね。
お父さんの話を取り入れているところもよかったです。
前の話聞いた話がよく書けているので、文章が立体(てき)になり、読み手に親しみやすさを感じさせます。
さらに、心の中で思ったことがよく書けていて、「あっぶな~い」と思う気持ちが伝わっ(つたわっ)てきました。
最後(さいご)の部分で、AIや情報(じょうほう)の正しさについて考え、自分の意見をしっかり持っているところも立派(りっぱ)です。
ですますがよく書けているので、わかりやすくて読みやすい文章になっています。
最後(さいご)辞書(じしょ)を手に取る動作で締めくくっ(しめくくっ)ているので、動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています。
これからも、自分の考えや感じたことを大切にして、楽しく作文を書いてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの使い方:よい
・前の話聞いた話の取り入れ:よい
・心の中で思ったことの表現(ひょうげん):よい
・ですますの文体:よい
・動作情景(じょうけい)結び(むすび):よい

 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:899字/500字
思考点:62点
知識(ちしき)点:56点
表現(ひょうげん)点:60点
経験(けいけん)点:74点
総合(そうごう)点:66点
均衡(きんこう)点:3点

 


■思考語彙 14種 19個 (種類率74%) 62点
いこう,いるので,かわろう,たので,つけざる,できるため,で考える,と思う,なれば,のため,も考える,やろう,手にとって,流れ落ちると,

■知識語彙 27種 35個 (種類率77%) 56点
一番,世界,人間,便利,出版,商売,大体,対処,巳之助,必要,情報,愚痴,技術,時代,最新,活躍,発明,絶対,編集,自体,自分,著者,辞書,途中,進化,配信,鼻血,

■表現語彙 71種 94個 (種類率76%) 60点
こと,そう,たま,だれ,できるため,とき,ところ,どこ,のため,まま,もの,よう,ん,インターネット,ネット,ページ,マッチ,一番,上,世の中,世界,中,人間,今,使い方,便利,出版,前,力,商売,大体,対処,巳之助,後ろ,心,必要,情報,愚痴,手,技術,昔,時,時代,最新,本,母,気持ち,法,活躍,火,父,発明,私,絶対,編集,者,胃,自体,自分,著者,血,話,調べ,辞書,逆,途中,進化,配信,頭,首,鼻血,

■経験語彙 37種 45個 (種類率82%) 74点
かわる,こぼす,しまう,すむ,たたく,つける,できる,で考える,と思う,ぶる,めくる,もどす,も考える,やめる,やる,れる,似る,出す,分かる,合う,向く,探す,暮らす,棄てる,気がつく,気づく,流れ落ちる,知る,続ける,聞く,見分ける,調べる,進む,違う,間にあう,間違える,頼る,

■総合点 66点

■均衡点 3点
 

はたして「便利」は良いことか(清書)
   小4 りり(riri)  2026年7月4日

 ランプ屋の巳之助は、村に電灯をつけようという意見を持つ村長の家に火をつけようとした。

「マッチを持ってくりゃよかった。こげな火打ちみてえな古くせえもなア、いざというとき間にあわねえだなア。」

「古くせえもなア、いざというとき間にあわねえ、……古くせえもなア間にあわねえ……」

と気づく巳之助。

「世の中が進んで古い商売がいらなくなれば、男らしく、すっぱりその商売は棄てて、世の中のためになる新しい商売にかわろうじゃないか」と火をつけずにすんだ話。

私が一番おもしろかったのは、巳之助が愚痴をこぼすところです。愚痴はあまり良いことではないけれど、たまには活躍するものだなと思いました。

 もし私が巳之助だったらもっとマッチを探していると思います。その途中に自分のやろうとしていることがひどいことだと気がついてやめると思います。

 父の似た話は、私が鼻血を出した時、「上を向いて首の後ろをトントンとたたくんだよ」と間違えたことです。

血が胃に流れ落ちると気持ちが悪くなり、もどしてしまうこともあるそうです。幸い、母が最新の対処法を知っていたので良かったのですが、「あっぶな~い」と心の中で言っていました。

 今の時代、AIなどが発明されて、すごく便利です。グーグルなどで調べ、正しい情報かどうかも見分けることが少なくなっていると思います。昔はスマホなどインターネット自体がなくて、本や辞書などで調べていたと聞いたことがあります。本は著者がはっきりしているし、編集者も出版する前に調べているので大体正しいです。逆にネットの世界はだれでも配信できるため、合っているかどうかも分からないのです。人間どんなに便利になっても、調べ、見分ける力のように、どこまで進化し続けたとしても頭の使い方が違うだけで考える力は必要なのです。色んな新しい技術が絶対に良いことだけなのか、本当にこのままどんどんAIに頼ってよいのか、自分のためにも考えながら暮らしていこうと思います。

 私はさっそく辞書を手にとってページをめくりました。