すみひなちゃん、こんにちは。今ここに有るものからの発想が大切ですね。環境(かんきょう)問題、資源問題については、今やもう避け(さけ)ては通れない課題です。たったひとつしかない地球の、しかも限りある資源をこのまま無反省に使っていったとしたら、無くなるのは当たり前です。発想の転換(てんかん)が求められています。それは、時代を変えることにもなりそうですね。
 まず、ないものを考えるのではなく、あるものを活かす発想にすることですね。すみひなちゃんは、受験勉強に当てはめて考えました。そうです、この発想方法は単に省エネ、節約ということではなく、生み出す力も育みますね。
 第二には、今あるものを活かす方法を発信していくことです。SNSの普及(ふきゅう)で、(だれ)もが自分のアイデアを発信できるようになりました。いつまでも受け手でいるのではなく、発信者となって「今あるものをいかす」社会に貢献(こうけん)したいですね。
 「モノは私たちが使って初めて価値を持つ」これはいい言葉ですね。見る目を変えれば、出来ることはたくさんありそうです。地球の資源の枯渇(こかつ)といった悲惨(ひさん)な未来を迎える(むかえる)ことのないように、今から行動して行きたいですね。


<<え2017/357pみ>>


すみひなさんの作文は、現代社会の資源問題とそれに対する考え方を自分の視点でしっかりと捉え(とらえ)ています。
特に、「今あるものから何かを生み出す」という主題が明確で、一貫(いっかん)して話が展開されている点がとても良いです。
自分の体験を通して、ポジティブな考え方に変わったことや、得意な教科を活かして高校選びをした具体例が入っているため、説得力が増しています。
また、社会におけるアイデアの発信や循環(じゅんかん)型社会への期待も具体的な例(YouTubeやTikTokのリメイク動画)を挙げて説明しており、現代の状況(じょうきょう)をよく捉え(とらえ)ています。
「あるものを使いこなせない人は、ないものを手に入れても使いこなせない」という名言も効果的に使われていて、主題を強調しています。
文章全体が論理的で、読み手にわかりやすく伝わる構成になっているのも素晴らしいです。
これからも、自分の考えと体験を結びつけて書く力を伸ばし(のばし)ていってください。

項目(こうもく)評価】
主題の明確さ:よく書けています。
体験実例:よく書けています。
方法の提示:よく書けています。
名言の引用:よく書けています。
論旨(ろんし)一貫(いっかん)性:よく書けています。
文章のわかりやすさ:よく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1303字/800字
思考点:90点
知識点:78点
表現点:78点
経験点:98点
総合点:88点
均衡(きんこう)点:2点

 


■思考語彙 25種 28個 (種類率89%) 90点
 確か,。きっと,。しかし,あろう,いけざる,いけば,いざる,すれば,その第,たはず,だろう,で考える,と思う,と言える,なければ,ならば,に考える,のため,の可能,はきっと,は思う,取れば,受験生にとって,生まれ変わるかも,言えるう,

■知識語彙 59種 80個 (種類率74%) 78点
一番,世界中,予算,価値,傾斜,克服,創作,労力,勉強,去年,友達,受験生,名前,名言,商品,問題,基準,大切,学校,完結,小学生,工夫,得意,循環,必要,思考,戦争,手元,技術,把握,担任,教科,数学,方法,日本,時間,最大限,材料,永遠,活用,消費,減少,準備,生産,発信,目的,社会,紹介,自分,花瓶,苦手,英語,視点,視線,責任,資源,近代,重要,高校,

■表現語彙 111種 193個 (種類率58%) 78点
 確か,あれ,こと,これ,ころ,さ,それ,それら,たくさん,たち,たはず,とき,どれ,のため,の可能,もの,よう,アイデア,アレンジ,デニム,ネガティブ,ポジティブ,ポーチ,モノ,一,一番,世界中,予算,二,人,今,何,使い方,例,価値,傾斜,克服,前向き,創作,力,労力,勉強,去年,友達,受験生,名前,名言,商品,問題,型,基準,大切,学校,完結,小学生,工夫,強み,得意,循環,必要,思考,性,戦争,手,手元,技術,把握,担任,教科,数学,方法,日本,時間,最大限,材料,様々,歩,永遠,活用,流れ,消費,減少,準備,物,瓶,生産,発信,目,目的,磨き,社会,祭,私,空き,紹介,組み,考え方,自分,舵,花瓶,苦手,英語,視点,視線,誰,責任,資源,身,近代,重要,高校,

■経験語彙 53種 72個 (種類率74%) 98点
あふれる,いける,かかる,かける,しれる,せる,できる,で考える,と思う,と言える,に考える,は思う,もらう,られる,れる,乗る,作り出す,作れる,使いこなせる,使う,入る,入れる,創る,取り上げる,取る,合わさる,向ける,嘆く,埋もれる,売る,変える,定める,役に立つ,扱う,持つ,比べる,気が付く,決める,生まれ変わる,生み出す,生み出せる,知る,続ける,見いだす,覚える,買う,買える,起きる,起こる,足りる,選ぶ,集まる,集める,

■総合点 88点

■均衡点 2点
 

新しい資源の使い方
   中3 すみひな(sumihina)  2026年8月2日

 最近、料理を作ることを趣味としている人が増えている。多くの初心者は、メニューを決めた後に計画を立て、それに必要な材料を買う。反対に、プロは、手元にある材料から作れる料理を考える。これは、現代社会に足りていない、とても重要な考え方だと私は思う。世界中で資源の減少が問題として取り上げられ、また、それをめぐって戦争が起きていることはきっと誰もが知っているであろう。きっと、近代技術からではなく、永遠に使い続けられる資源から技術を生み出すように舵を取ればこのような問題は起こらなかったはずだ。私は、目的を定めてから必要なものを集めるのではなく、今あるものから何かを生み出せるような考え方をしていきたい。

 その第一の方法は、「あれがない」ではなく、「これがある」というポジティブな考え方をすることだ。この考え方をすることで、 今自分がどれだけの物を持っているか把握でき、新しいものを創作する一歩になるだろう。私は、友達と自分を比べてどれだけ自分が勉強できないかに嘆いていた。自分が持っていないものにしか目を向けていず、ネガティブ思考ばかりをしていたのだ。だが、小学生のころから数学や英語が得意だったことに気が付き、それらに磨きをかけることで前向きに考えることができ、苦手な教科の克服にも少しずつ身が入るようになった。高校を決めるにあたっても、得意な数学・英語に傾斜がかかる高校を基準にして選んだ。視点を変えることで、これまで埋もれていた自分の可能性を見いだし、力に変えられることは私たち受験生にとって、大きな強みになると言えよう。

 その第二の方法は、社会において自分のアイデアを発信することだ。新しい視点で考えることの大切さを知ってもらうことで、様々なアイデアが組み合わさり、私たちの役に立つモノに生まれ変わるかもしれない。これまでの生産は、新商品を作り出してそれを売るという流れだった。が、今の日本ではそういう新しいものがあふれていることで、モノをアレンジするということに視線が集まっている。YouTubeやTikTokでも、古いデニムをポーチやスマホケースにリメイクしたり、空き瓶を花瓶にしたりするなど、工夫をすれば新しい使い方ができるという例が紹介されている。私は、この流れに乗っていけば、日本は消費社会から、資源を循環させる循環型社会になっていくのではないかと思う。

 確かに、今あるものから何かを創るには、たくさんのモノの名前を知っていなければいけず、時間も労力もかかる。しかし、私は「あるものを使いこなせない人は、ないものを手に入れても使いこなせない」という名言があるように、手元に持っているもので完結させる力を持つことが一番重要だと思う。去年の学校祭のとき、準備のための予算が足りなくなり、使いたい材料が買えなかったことがあった。私の担任が、「今ある材料で作れなかったら新しく買ったとしても何にも作れないよ」と言ったことを覚えている。モノは私たちが使って初めて価値を持つ。ならば、それを最大限活用することがモノを扱う、私たちの責任なのではないだろうか。