あかるらさん、今回の作文は「生きるための知識や知恵(ちえ)を自らの身をもって習得することの大切さ」について、具体的な体験や事例を交えて丁寧(ていねい)に書かれていて、とても説得力があります。
まず、実際に体験することの重要性を、自分の学校の宿泊(しゅくはく)学習の具体例を用いて説明している点が素晴らしいです。
自然の美しさだけでなく、その厳しさや複雑さにも触れ(ふれ)、五感を使って学ぶことの価値をしっかり伝えています。
また、オーストラリアのオリエンテーリングの話では、危険や困難を乗り越える(のりこえる)経験が「生きるための知恵(ちえ)」につながることを具体的に示しており、方法がよく書けています。
さらに、「経験は最高の教師である」という名言を引用し、経験の価値を深く考察している点も印象的です。
全体を通して、体験を通じて得られる学びの意義が一貫(いっかん)しており、生き方の主題がよく書けています。
あかるらさんの考えがしっかりと伝わってくる、力強い作文でした。

項目(こうもく)評価】
体験実例がよく書けています。
方法がよく書けています。
名言がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。
 

森リン評価 実体験から学ぶ ri 08月1週 あかるら
字数/基準字数:
1478字/800字
思考点:79点
知識点:92点
表現点:87点
経験点:89点
総合点:92点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙21種29個72%79点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙79種106個75%92点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙131種200個66%87点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙47種71個66%89点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1478字
 79点
 92点
 87点
 89点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 21種 29個 (種類率72%) 79点
n確か, 第,、考える,。しかし,。だからこそ,。もちろん,。例えば,あるから,あるため,いくため,からこそ,しまう可能,するため,する可能,だろう,なければ,のため,は考える,を考える,技術によって,生きるため,

■知識語彙 79種 106個 (種類率75%) 92点
世界,予測,事態,人生,体験,価値,便利,先端,全員,勇気,動植物,動物,卒業,協力,危機,危険,参加,問題,地球,場所,大人,大木,学校,安全,実体験,実施,富士山,対処,対応,対策,巡回,忍耐,怪我,意味,感覚,成長,技術,探険,教師,方法,日常,映像,時代,時間,最高,植物,気軽,泥濘,活動,現代,生徒,生態,生活,疑似,発揮,発達,知恵,知識,確保,節目,経験,繊細,習得,自分,自然,街路,装備,装着,裏側,製品,解決,言葉,設備,調査,近年,道中,適切,遭遇,雑草,

■表現語彙 131種 200個 (種類率66%) 87点
n確か,あるため,いくため,いびつ,か所,こと,これ,しまう可能,するため,する可能,そこ,それ,ところ,のため,もと,もの,よう,イメージ,オーストラリア,ガイド,グループ,ゴール,一,上,世界,中,予測,事態,二,人,人生,今,体験,何,価値,便利,先端,全員,前,力,勇気,動植物,動物,卒業,協力,危機,危険,参加,問題,地球,場所,大人,大木,学校,安全,実体験,実施,家,富士山,対処,対応,対策,巡回,忍耐,思い,思い出,性,怪我,意味,感覚,成長,技術,探険,教師,方法,日常,映像,時代,時間,最高,森,植物,樹,気軽,泥濘,活動,現代,生きるため,生徒,生態,生活,疑似,発揮,発達,的,目,知恵,知識,確保,私,節目,系,経験,繊細,習得,考え,自ら,自分,自然,薬,虫,街路,装備,装着,裏側,製品,解決,言葉,設備,調査,豊か,足,身,近年,道中,達,適切,遭遇,際,雑草,麓,

■経験語彙 47種 71個 (種類率66%) 89点
、考える,いたる,こだわる,しまう,たどりつく,つく,できる,なす,は考える,よる,られる,れる,を考える,乗り越える,作り上げる,作る,保つ,出会う,加える,向ける,味わう,囲む,増える,届く,得る,思い込む,感じる,持つ,挙げる,捉える,曲がる,植える,歩く,残る,気づく,生かす,生きる,異なる,知る,立ち向かう,絡みつく,育む,行う,触れ合う,起こる,違う,陥る,

■総合点 92点

■均衡点 5点
 

実体験から学ぶ
   中3 あかるら(akarura)  2026年8月1日

 かつての火は、個人レベルで向き合って対処してきたが、社会化された現在の火は、時に個人の知らぬところで暴発する危険性を孕んでいる。だからこそ、私は生きるための知識や知恵を自らの身をもって習得していきたい。

 その方法として第一に、実際に体験することである。本やインターネットといった手段はもちろん便利だが、足を運び、五感を活用するからこそ、生きるための知識が身に付くのだ。例えば学校での宿泊学習が挙げられる。私の学校では中学一年生に富士山周辺で研究活動を行うことになっている。学習内容は三つのコースから選択でき、コースによって行先も異なるが、中でも一か所だけ全員が参加する場所がある。それが富士山の麓の森だった。調査や探険などを経験したが、自然とは美しいものだと思い込んでいたイメージとは全く異なるものだった。街路樹として植えられている植物とは異なり、いびつに曲がった大木や足に絡みついてくる雑草、そして感覚として体験したことのない泥濘がいたるところにあった。しかし、実際に森を探険し、今までに目にしたことのない動植物に出会う中で、いかに自然が繊細でありながらも大きな力を持ってこの豊かな生態系を作り上げてきたのかを身を持って知ることができたのだ。現代では気軽に疑似的な体験を行うことのできる設備が増えている。発達した先端映像技術によって家でゴーグルを装着するだけで本当に体験しているかのようなしているかのような感覚を得ることができる。しかし作られた世界での活動では生きた体験や気づきとはやはり違ったものだろう。だからこそ、実際に自分が経験し、考えたことは自分だけのものであるからこそ価値があるのだ。

 第二の方法として、自然と触れ合う時間の確保が挙げられる。近年では便利な製品に囲まれた生活のためか、「生きる」ということを感じられる体験が少なくなってきているのではないか。例えばオーストラリアのオリエンテーリングがある。これはグループで自然の中を歩きゴールまでたどりつくというものだ。卒業前に実施される学校もあるが、その道中は甘くない。森の中では何が起こるか予測がつかない。危険な虫や動物に遭遇する可能性もある。しかし、生徒達が持つものは危険に対応するための装備と薬だけである。もちろん怪我をしてしまう可能性もあるため、ガイドが巡回し安全を保つなどの対策は行われる。しかし、自ら危機を適切に対処し、乗り越えていかなければならない事態に陥った際には自ずと「生きるための知恵」を習得していく。そのような日常では味わうことのないような経験は生徒の思い出として、そして危機を乗り越えていくための知識としても残っていくのではないか。大人になるということは思いもよらない問題に遭遇した際、考え対処し解決していくということなのだろう。この活動の中で育まれる協力する力や忍耐力、そして立ち向かっていく勇気は大人へ向けて成長していく上で価値を発揮する。これは人生の節目として行うことに意味があるのではないか。

確かに、「自らの身を持って」でなくても習得できることが増えている。地球の裏側で起こっていることでさえすぐに私達のもとに届く時代にわざわざ実体験にこだわらなくても良いと捉える人もいるだろう。しかし、「経験は最高の教師である」という言葉がある。実際に経験することに加え、そこから何を得てどう生かすのかを考えていくことにこと価値がある。だからこそ、生きるための知識や知恵を自らの身を持って習得できる人でありたいと、私は考える。