あけふしさんの作文は、障害者への支援について深く考え、自分の体験や具体例を交えながら、丁寧に意見を述べているところがとてもよいです。まず、ローズマリ・サトクリフの自伝から引用し、障害者が直面する孤独や社会的な壁について触れている点は、テーマへの理解が深いことを示しています。さらに、祖父の介護の体験を通して、障害者との関わりを身近に感じていることが伝わり、体験実例がよく書けています。また、パラリンピック選手の話を取り入れて、障害者の自立や挑戦する意思の尊重について具体的に説明している点も説得力があります。最後に、モンテッソーリの言葉を引用し、支援の本質をまとめているところは、名言がよく書けています。全体を通して、複数の意見がよく書けており、それらを「支援はただ助けるのではなく、自立を支えること」という主題でまとめているので、総合化の主題がよく書けています。あけふしさんの考えがしっかり伝わる、内容豊かな作文でした。
【項目評価】
体験実例がよく書けています。
複数の意見がよく書けています。
名言がよく書けています。
総合化の主題がよく書けています。
構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1191字/800字
思考点:74点
知識点:89点
表現点:84点
経験点:95点
総合点:87点
均衡点:2点
■思考語彙 19種 23個 (種類率83%) 74点
しかし, 確か,。しかし,。だから,。例えば,あげよう,いくべき,いるので,から考える,それによって,だから,と思う,のかも,やり遂げよう,やろう,傷つこう,動かざる,手伝おう,自分らしい,
■知識語彙 74種 121個 (種類率61%) 89点
世界,事故,人生,人達,今度,介護,以上,会話,体験,作家,児童,創始,努力,勇気,去年,同居,周囲,場面,大切,子供,孤独,尊重,小学生,希望,年間,弱者,影響,彼女,微妙,必要,意味,意思,挑戦,授業,支援,教育,文学,時代,時期,普通,最後,本人,梗塞,権利,活躍,状態,理解,病気,目標,直面,相手,社会,祖母,祖父,競技,経験,結果,練習,自伝,自信,自分,自然,自由,自立,自身,舞台,苦境,観念,言葉,責任,車椅子,選手,関係,障害,
■表現語彙 124種 222個 (種類率56%) 84点
確か,きり,こと,これ,それ,たち,とき,どれ,まとも,よう,イギリス,サトクリフ,パラリンピック,マリ,ローズ,世界,丘,中,事故,人,人々,人生,人達,今度,介護,他,付き合い,代わり,以上,会話,体,体験,何,作家,僕,児童,創始,力,努力,勇気,十,去年,同居,周囲,場面,壁,声,夏休み,多く,大切,子ども,子供,孤独,尊重,小学生,希望,年間,弱者,影響,彼女,微妙,必要,思い出,意味,意思,手,手助け,挑戦,授業,支援,教育,数,文学,時,時代,時期,普通,最後,本人,梗塞,権利,気持ち,活躍,流れ,状態,理解,病気,的,目標,直面,相手,社会,祖母,祖父,私,種,競技,経験,結果,練習,者,脳,自ら,自伝,自信,自分,自然,自由,自立,自身,舞台,苦境,街,見舞い,観念,言葉,誰,責任,車椅子,達,選手,関係,障害,頃,
■経験語彙 51種 71個 (種類率72%) 95点
あげる,から考える,くださる,しれる,つくる,つながる,できる,と思う,もつ,もらう,やり遂げる,やる,ゆく,られる,れる,与える,会う,伝える,伝わる,位置づける,倒れる,傷つく,傷つける,出せる,分かる,動く,向き合う,呼ぶ,変わる,寝る,差し伸べる,手伝う,押す,持つ,挑む,支える,気づく,決まる,決める,知る,積み重ねる,聞く,育む,行う,話せる,語る,読む,負う,重ねる,阻む,隔てる,
■総合点 87点
■均衡点 2点
ユージーン
中2 あけふし(akehusi)
2026年7月4日
ユージーンは、街の中に障害者がいることで、人の流れが変わらない街だった。そして、障害者と自然に向き合う街だった。イギリスの児童文学作家、ローズマリ・サトクリフの自伝、「思い出の青い丘」を読んだ。「他の子どもにはできるある種のことが自分にはできないことが、観念的にしか理解されていない」子供の時期から、障害のもつ社会的な意味、自分と普通の人々とを隔てる微妙な壁に気づき、それが人生に与える影響、「孤独」を知るまでが、語られている。傷つこうが、自分の責任で「苦境に直面する」、それを彼女は「傷つけられる権利」と呼んだ。彼女の言う権利を私なら、「経験を積み重ねてゆく自由を持つ権利」と呼ぶ。障害がこの自由をどれだけ阻むかは、その時代のその社会が、障害者をどう位置づけ、その中で人と人との関係をどうつくっているかで決まる。
私達は、障害を持つ人に手を差し伸べていくべきだ。去年僕の祖父が脳梗塞で倒れて介護が必要な体になった。夏休みにお見舞いに行ったとき祖父は寝たきりで体も動かず、声を出せなくなっていてまともに会話ができない状態になっているので祖父とも話せなかった。だが祖母は祖父が伝えたいことが伝わっている。もしかしてこれが数十年間同居している付き合いだから考えていることが分かるのかもしれない。この時僕は何もできなかったけど小学生の頃、車椅子を押す授業を体験したことがある。今度会いに行ったときに祖父の車椅子を押してあげようと思う。
しかし、障害を持つ人たちが、自らの力でやり遂げようとする意思を尊重することも大切だ。例えば、パラリンピックに挑戦する人達は、事故や病気などで障害を負った人の中には、「誰かにやってもらう」のではなく、「自分の力で挑戦したい」という強い意思を持つ人がいる。例えば、パラリンピックの選手たちは、厳しい練習を重ね、自らの努力で競技に挑んだ。周囲の人は必要な支援を行うが、選手自身が目標を決め、最後までやり遂げようとする意思を尊重するのである。その結果、多くの選手が世界の舞台で活躍し、多くの人に勇気や希望を与えている。このように、障害のある人を必要以上に手助けするのではなく、本人が「自分でやりたい」と思う気持ちを尊重し、必要な場面だけ支援することが大切だ。それによって、自立する力や自信が育まれ、社会の中で自分らしく活躍することにつながるのである。
確かに、弱者に手を差し伸べることも、自らやろうとする意思を尊重することも大切だ。しかしもっと大切なことはモンテッソーリ教育を創始したマリア・モンテッソーリの「自分でできるように手伝ってください。」という言葉があるように、支援とは何でも代わりにすることではなく、自立できるように支えることが大切である。だから、僕も障害者のしてほしいことをちゃんと聞いて、相手を尊重して手伝おうと思う。