信念
中1 あおやゆ(aoyayu)
2026年8月2日
今年こそは優勝を、と団結を強めていたのだが、三年の夏休みを前にした暑い午後、宗介はコーチの浅野に退部を申し出た。「自分の生き方を自分で決めただけです」青く高い夏空の下で中学三年の宗介は躊躇うことなく言い切った。宗介が辞めたのを知った三年生のレギュラーたちが翌日から次々と退部を申し出るようになってしまった。夏休みの前日になって残った三年生のレギュラーは吉川一人になってしまった。吉川は顔を洗うように両手で涙を拭くと、そのまま走っていって新しいチームのシュート練習に加わった。私は自分の信念を貫くことは大切だと思う。宗介も吉川も道は違うが、自分の信念を貫いている。
第一の理由は他人に合わせていると自分らしさがなくなってしまうからだ。自分と同じ環境にいる人や自分より上の人が言った意見に合わせると自分の存在意義がなくなってしまう。私も学校の意見交換では〇〇さんと同じでした、と何度も言ったことはある。友達に合わせると集団心理であっていなくてもあっているんじゃないかと錯覚し安心感を抱いてしまうが、一人でその意見を発言するとなるとできない。これは戦時中の思想や差別にも関係があると思う。国の決まりや命令に従わない人を非国民と呼び、差別していた。これも自分より偉い人とか周りが戦争に加担することでも良しとしているからこれはいいことだと錯覚してしまい、人道的におかしいことや殺人、盗みなどをしてしまう。これはやってはいけないと普段ならしないことやる。赤信号、みんなで渡れば怖くない。個人が見られていないと言うことで揺らぐかゆらがないかが信念であるかの違いだと思う・
第二の理由は信念を貫くことで自分が成長するからだ。周りの視線や道筋の地図がないことから困難や誘惑に負けずに自分の価値観を守ることは難しい。しかし、内面の成長や他者からの信頼を育む人間としての深い成長につながる。信念を貫くなら自分でもこれが正しいのかわからないことを正しいと信じれる自分への信頼やそれだけの知識が必要だ。だからこそ信念を貫いた人は人として尊敬されるのだと思う
確かに、人に合わせることで得られる一体感や安心感もあるが、自分という存在を価値のあるものにするために、意見や考えを発信していくことも大切である。「自分が考える通りに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きた通りに考えるようになってしまう」という名言があるように。自分の意志を曲げず、信念を貫き通す方が後悔しない、自分らしい人生を送ることができると思う。私も人に流されないだけの自分への信頼と知識を持って自信を持って信念を貫きたい。