驚きの生物
小5 なな(akasona)
2026年7月4日
アオムシは幼虫期の間、あまり動かずひたすら食べ続ける。羽化して成虫になると飛び回ることが最優先になり、消化のいいものだけを食べるようになる。このように昆虫は、羽化を節目として食性と運動法を切り替えるのである。この話を読んで一番びっくりしたところは、昆虫が成長するにつれて食べるものが変わることだ。幼虫のときは葉などをたくさん食べて体を大きくするが、成虫になると飛ぶために消化のよい蜜や樹液を吸うと知って驚いた。私は、昆虫は小さいころから大人になるまでずっと同じものを食べていると思っていたので、とても意外だった。成長すると体の作りや生活の仕方に合わせて食べ物まで変わるということが、昆虫が生き残るための大切な工夫なのだと学んだ。
私の家には庭があり、そこでトマトを育てている。ある日、私は水やりをしようとしたときにトマトの葉がほとんどなくなっていることに気づいた。不思議に思って周りをよく見ると、大量のイモムシが色々なところで葉を食べていた。葉はほとんど消えてしまって、とてもがっかりした。せっかく大きく育っていたトマトだったので、このまま枯れてしまうのではないかと心配になった。さらに、残っていた葉はあまり健康そうではなかったので、イモムシは多分元気でおいしそうな葉を見分けて食べているのだと推測した。それはまるで人間がおいしい食べ物を選んで食べているのと同じように見えた。幼虫期は、あまり動かずひたすら食べるというのは本当にその通りなのだと実感した。
成長に応じて食べるものが違う生き物が他にないか調べてみた。私の天敵であるかゆい蚊も幼虫と成虫で食べるものが全く違う。幼虫は水の中で生活し、藻類や細菌などを食べて成長する。その理由は、水中にいる方が食べ物を他の場所より採取しやすいからだ。一方、成虫になると水を離れて空を飛び回り、ふだんは花の蜜を吸って生活している。また、メスは卵を育てるために人や動物の血を吸って栄養を取り入れる。幼虫と成虫でここまで生活習慣が違ってくると、それぞれが別の生物のようでとても不思議に感じた。そしてメスの蚊が人間にたたき殺されるかもしれないのに子孫を残すために勇敢に立ち向かってくる姿を見ると、憎たらしいけど小さいのに頑張っているなと感心してしまう。生き物が成長に合わせて生活を変える力は、自然の変化に対応して生き残るために大切な役割を果たしていると思う。同じ場所で同じものだけを食べていると、食べ物がなくなったり、敵に見つかりやすくなったりするかもしれない。成長に合わせて生活を変えることで、その時の体に合った食べ物や安全な場所を選ぶことができる。このような力があるからこそ、生き物は変化の大きい自然の中でも生き続けることができるのだと思う。
この話を読んで、人間も似ていると思った。人間は赤ちゃんのころ、歩けないのでお母さんに張り付いてミルクをもらわないと生きていけない。しかし、しっかり歩けるようになると自分で食べ物をとりに行くことができるようになる。昆虫が成長に伴って食べ物や生活の仕方を変えるように、人間も成長に応じて変わっていく。つまり臨機応変ということわざのように、全ての生物はみな環境や成長に合わせて食べ物や生活を変えながら長く生きようとし、また子孫も増やそうとしているのがわかった。そのような生物の仕組みや進化に驚きを感じるとともに、そのダイナミックさに感嘆した。