あえたしさん、今回の作文はユーモアについて深く考え、自分の体験や周りの人の話を交えながら書けているところがとても素晴らしいです。
特に、クラスでの友達のユーモアのエピソードは、生き生きとしていて場の雰囲気(ふんいき)がよく伝わってきました。
「まるで獲物(えもの)を待ち構えていたように」という表現は、たとえがうまく使われていて、先生の厳し(きびし)さがよくイメージできました。
また、夏休みの地震(じしん)の話では、お母さんの意見も取り入れていて、前の話聞いた話がよく書けています。
ユーモアの難し(むずかし)さや大切さを自分の経験から考え、最後に「ユーモアはさばくの中のオアシスのような存在(そんざい)だ」とまとめているところは、感想がしっかり伝わってきて、文章の結びとしてとてもよくできています。
全体を通して、ユーモアの意味や価値(かち)を自分の言葉で丁寧(ていねい)に説明しているので、読み手に考えが伝わりやすい文章になっています。
これからも、自分の体験や周りの人の話を活かして、さらに豊かな作文を書いていってください。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 ユーモアはオアシス hi 08月3週 あえたし
字数/基準字数:
1417字/800字
思考点:77点
知識点:73点
表現点:73点
経験点:92点
総合点:80点
均衡点:2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種23個87%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙51種82個62%73点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙100種174個57%73点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙49種74個66%92点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1417字
 77点
 73点
 73点
 92点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 20種 23個 (種類率87%) 77点
、きっと,。しかし,。たとえば,。例えば,いるかも,たから,たので,だろう,でしょう,と思う,と考える,ないから,なるから,なると,みると,れるかも,悲しむべき,流れるから,異なるから,送ろう,

■知識語彙 51種 82個 (種類率62%) 73点
一斉,一瞬,不謹慎,会社,元気,先生,全体,冗談,動画,友達,問題,地震,大変,天井,存在,安心,家族,屋久島,引率,心配,投稿,掃除,授業,提案,教室,数学,文化,日本,時間,有名,毎日,気分,注意,減点,炎上,熊本,爆笑,状況,獲物,真面目,社会,空気,経営,緊張,脱皮,自分,責任,質問,重視,関係,雰囲気,

■表現語彙 100種 174個 (種類率57%) 73点
おかげ,お互い,お母さん,かけ,こと,それ,とき,ところ,ばく,ぼく,みんな,もの,よう,ら,インタビュー,インターネット,オアシス,クラス,グループ,センス,タイミング,テレビ,ニュース,ペンキ,ユーモア,ユーモラス,ワーク,一斉,一瞬,不謹慎,中,人,会社,元気,先生,全体,冗談,力,動画,友達,周り,命,問題,国,地震,声,夏休み,大変,天井,嫌,存在,安心,家族,屋久島,引率,心配,息,感,投稿,掃除,授業,提案,揺れ,教室,数学,文化,日本,時,時間,有名,毎日,気分,注意,減点,炎上,熊本,爆笑,状況,獲物,皮,盛り上がり,真面目,社会,私,空気,窓,経営,緊張,脱皮,自分,責任,質問,身,遊び,重視,関係,雰囲気,静か,風,騒ぎ,

■経験語彙 49種 74個 (種類率66%) 92点
あわせる,くださる,くれる,しれる,せる,つく,とる,と思う,と考える,なさる,なれる,はしゃぐ,ふざける,もつ,やる,れる,与える,出す,分かる,剥がれる,収まる,取り組む,叫ぶ,合う,吹き返す,吹く,待ち構える,怒る,悩む,悲しむ,感じる,指す,撮る,歩く,気がつく,沈む,流れる,狙う,生き返る,異なる,笑う,答える,聞く,至る,落ちる,許す,起きる,送る,驚く,

■総合点 80点

■均衡点 2点
 

ユーモアはオアシス
   小6 あえたし(aetasi)  2026年8月3日

 イギリス人はユーモアのセンスというものには、特別のプライドをもっているし、それについて敏感である。一方日本ではユーモア感覚はそれほど高く評価されていない。とても真面目な人は、欠陥人間と呼べるのではないか。自動車のハンドルに遊びがあるから安全に運転できるように、ユーモアは人生をわたっていくのに欠かすことができないものだ。ユーモアは論理で解釈できるものではなく、それを受信する感性の装置を備えているかどうかだ。ユーモアは口で説明できるものではなく、ユーモラスと感じるか感じないかというセンスの問題になるのだ。

 ぼくのクラスの先生はとても厳しい。ユーモアのかけらもない人だ。そんな先生によく怒られる友達がいる。例えば、授業中に先生に指されて答える時に、先生の質問と全く関係のないことを言って怒られたり、掃除の時間にふざけて怒られたりしている。数学の授業で、グループワークをしている時のことだ。先生は「みんな静かにやってください。ふざけたグループは減点しますよ」と注意したので、みんなは真面目に、緊張感をもって取り組んでいた。その時、突然窓から強い風が吹いてきて、天井からペンキが剥がれて、ひらひらと教室の至るところに落ちてきた。すると「天井の皮が落ちてきた。天井が脱皮したぞ」と、その友達は驚いて、大きな声で叫んだ。みんなは一斉に爆笑して、クラスは一瞬で雰囲気が明るくなった。しかし先生は、まるで獲物を待ち構えていたように、このタイミングを狙って「静かにしなさい。全体責任として各グループから減点します」と怒った。先生の声に、クラスの盛り上がりはすぐに収まった。ぼくは減点されたのは嫌だったけど、友達のユーモアのおかげで、沈んでいた気分が一瞬で生き返ったと感じた。みんなもお互いを見て、こっそり笑い合っていた。

 夏休みに日本に遊びに行ったときのことだ。熊本で再び大きな地震が起きた。ぼくはその時、屋久島にキャンプに行っていて、ほとんど地震の揺れに気がつかないぐらいだったが、引率の先生が「家族の人が心配しているかもしれないから、動画をとって送ろう」と提案してくれた。ぼくは、動画を撮るときに元気に笑っていいものかと悩んだ。ぼくが元気だったら家族は安心するけれど、地震のときにはしゃいでふざけたら、不真面目だと思われるかもしれないと考えたからだ。お母さんに聞いてみると、テレビの地震のニュースを見て、同じことを感じていたと言っていた。たとえば、もしぼくが熊本で会社を経営している人だとして、テレビのインタビューに「地震のおかげで、毎日熊本のニュースが流れるから、私の会社も有名になれるでしょうか」と冗談を言ったとしたら、きっと不謹慎だと怒られるかもしれない。インターネットへ投稿したら、さらに炎上騒ぎになるだろう。日本の社会は、周りの状況にあわせることが重視されてきたので、社会全体が悲しむべき空気になると、それにあわせてユーモアを言うことも許されない雰囲気になるからではないか。

 ぼくは、ユーモアとは、さばくの中のオアシスのような存在だと分かった。自分がつらいとき、大変なとき、どんなに苦しい状況でも、ふっと息を吹き返させてくれ、また歩き出す力を与えてくれるものだ。しかし、ユーモアはタイミングが命だ。国や文化でも異なるから、とても難しい。そのセンスはすぐに身につくものではないと感じた。